MITSUE'S BLACK
【黒ベースの柄でコーディネート3選】一点投入でコーデがぐんと楽しくなる!スタイリスト石上美津江さんが提案
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竹下玲奈
2026.05.15
スタイリスト石上美津江さんの
一点投入でコーデがぐんと楽しくなる「黒ベースの柄」

スタイリスト石上美津江さんの好きなもの、そしてもの選びやスタイリングのセンスをとことん掘り下げる大人気企画が、およそ1年ぶりにカムバック! 第6弾は〝石上さんらしさ〞を作るうえで核となる色であり、LEE読者にとっても身近な「黒」がテーマです。日常からフォーマルなシーンまで活躍し、どの色よりも振れ幅の広い黒を、どんなアイテムで、どんなふうに取り入れているのか。石上さん的〝夏の黒との付き合い方〞をたっぷりお届けします。
私の作るコーディネートには基本どこかに柄が入っていて、中でもキャッチーさと大人の落ち着きとが両得できる黒ベースの柄は、絶大な信頼を寄せる助っ人のような存在。大胆な柄に気負わず挑戦できるのも魅力ですが、何度も手に取ってしまうのは、やっぱり王道の柄!複雑さを感じさせない〝ド直球〞なパターンは、合わせる服や小物とのなじみのよさも◎。私はさらにロゴものを忍ばせて、お茶目さを足すのが好きです。
スタイリスト石上美津江さん
STRIPE
小物で遊ぶトラッドカジュアルも正統派ストライプシャツならうまくいく

「黒白ストライプのボタンダウンシャツは、どんなふうに着崩してもブレない端正さが魅力。ロゴスウェットの腰巻きや、リュック+きれいめバッグという新鮮な2個持ちも、難なくまとめていいMIX感に」(石上美津江さん)
FLOWER PRINT
カーキのアウターと、ゴツめの靴と。20年以上愛する甘辛MIXの決定版!

「私服で持っている花柄も、そのほとんどが黒ベース。特に小花柄は無地に近い感覚で着られて、体をおおう分量が多くても軽やかに映るんです。そんな〝間違いのない〞黒ベースの花柄の相棒は、カーキのミリタリーアウターとゴツめの靴。かれこれ20年以上前からやっているのに一度も飽きたことがない、〝間違いのない〞コーデです!」(石上美津江さん)
CHECK
甘めに着がちだったギンガムはメンズ顔パンツで鮮度を上げて

「ブラウスやスカートで可愛らしく取り入れることが多かった黒白のギンガムチェックですが、今季はメンズライクなパンツに惹かれます。トラッドなチェック柄パンツとは違うカッコよさと可愛さのバランスが、私には新鮮で。なので合わせは、ラガーシャツを筆頭におなじみのメンバーを招集! アクセサリーに至るまで全身無彩色でもメリハリある着こなしができるから、やっぱり〝黒ベースの柄〞は頼りになります」(石上美津江さん)
「間違いのない黒」に出会えたことで、おしゃれに自信が持てるように!
実を言うと、20代の頃はまったく黒に惹かれなかったんです。若い私には無難すぎて、なんだか物足りなくて。黒以外に選択肢があるのなら、迷わず違う色を選んでいました。
黒を好きになったのは、個人的にもスタイリストとしても、おしゃれの知識が養われて経験値が上がり、自分のスタイルがわかり始めた30代に入ってから。誰の目にも留まるような華やかさよりも、どちらかと言うと静かで控えめなものに魅力を感じるようになり、自然と黒を手に取ることが増えていきました。そんな中で流行に左右されることなく自分らしさが表現できて、「間違いのないもの」だと確信が持てる黒い洋服や革小物に出会い、今ではどんなときも常に一緒にいたい(いてもらわないと困る!)相棒のような存在に。
私が好きなのは、特別な日や特別感を演出したいときに身につけるのではなくて、いつものおしゃれに寄り添ってくれる黒。今回も、その想いをコーディネートにたくさん込めました。
石上美津江さん

石上美津江さん
スタイリスト
『LEE』『BAILA』をはじめ、さまざまな女性誌やカタログ、広告で活躍する人気スタイリスト。ベーシックさの中に旬感と可愛げを忍ばせたカジュアルコーデは、モデルやスタッフにもファン多数。
Staff Credit
撮影/金谷章平(人物、ロケ物) 坂田幸一(物) ヘア&メイク/MAKIスタイリスト/石上美津江 モデル/竹下玲奈 取材・原文/鈴木絵美
※価格のないものはすべてスタイリスト私物です
こちらは2026年6月号(5/7発売)「スタイリスト石上美津江さんの「いつだって黒が好き」」に掲載の記事です。
※商品価格は消費税込みの総額表示(2026年6月号)です。
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