Snow Man 目黒 蓮さん ほっとする場所、ほっとする時間。
映画『SAKAMOTO DAYS』は4月29日より全国ロードショー
【Snow Man 目黒 蓮さん】“ほっとできる場所”があるから、“目黒蓮”として立っていられると思う
2026.04.28
Special Interview
──WITH──
Ren Meguro
Snow Man 目黒 蓮さん
ほっとする場所、ほっとする時間。

連日の忙しいスケジュールの中、早朝のスタジオに颯爽と現れた目黒さん。この日、現場にはたくさんの取材関係者がずらりと集合。囲み取材では大勢の記者を前に「よろしくお願いします」と深く頭を下げ、相手の話が聞こえにくいときは椅子をぐっとテーブルに近づけ前のめりに。
一人一人の声に耳を傾け、目を見つめながら質問に答えていく。時に考え込み、ゆっくりと丁寧に言葉を選びながら。目の前には一杯のコーヒーが置かれていたが結局、彼は最後までそれに口をつけることはなかった。
誠実でまっすぐな人──
目黒蓮さんが向き合い続ける飽くなき“挑戦”、そして、多忙な日々を支える“ほっとする瞬間”に迫ります。
“ほっとできる場所”があるから、“目黒蓮”として立っていられると思う

守りたい「大切なもの」=友人たち
「守りたいもの」と聞いて、まず思い浮かんだのはプライベートの友達ですね。心を許せて、自分の内側にあるいろんなものを吐き出せる、そういう仲間ってなかなかできるものではないと思うし。
家族と会うとき、会社の人と会うとき……その時々で若干違う自分がいると思うんです。今ここで皆さんと話している僕と、家に帰ってワンちゃんと一緒にいるときの僕はけっこう違うと思いますしね。あまり詳しくは話したくないですけど(照)。
友達の前にいるときの僕もやっぱり少し違うというか、より“素”には近いのかもしれない。そして、そういう場所があるから、外で自分として頑張れるのだと思う。だからこそ、僕も相手にとってそういう存在でありたい。友達に救われているからこそ、自分も相手を助けることができる友達でありたいなって思うんです。
ほっとする「場所」=わが家
ほっとする場所といえば、やっぱり自宅ですね。家での僕は本当にボケーッとしていますから(笑)。帰宅して玄関のドアから部屋へ入ればオフになり、玄関のドアを開けて外に出ればオンになる。そんな自分のスイッチングを担う場所でもあるので、家は心から「ほっ」と安心できる場所にしたい。そのために心地よい空間を作る工夫はしています。
例えば、ソファひとつ置くにしても、自分が「最高」と思えるものを選んだり。そこは、僕一人だけの空間になるので、誰の目を気にすることなく、自分の「好き」を大事にしたいと思っています。地方ロケだったり、海外ロケだったり、仕事柄、留守にすることもありますが……極力、家には帰りたい(笑)。
でも、残念ながら、そういうわけにもいかない日も。そのときは、滞在先に「家」のような場を作るようにしています。好きなものを置いて、それを少しずつ増やしていったりして。安心できる場所を「探す」のではなく、自分で「作る」ことを意識しているかな。
ちなみに、家の中では独り言を言うタイプか? うーん、まったく、しゃべらなくはないですね。おもしろいこととかあったら、けっこうリアクションをとってるかも。「え、マジか」「そんなことある?」なんて気づけば、一人でつぶやいていたりして(笑)。
アクション、コメディ、福田組=全力で挑んだ新しい挑戦へ
周りの方いわく「本気」のスイッチが入ると僕は腕まくりをするらしいんです。自分では完全に無意識なんですけど、気がつくと「もう上がらないよ」っていうところまで袖をまくり上げているんですよね(笑)
Ren Meguro
今回は「自分のため」に新たなチャレンジに挑んだ
「友達から“おもしろい漫画がある”とすすめられて。読み始めてからは『SAKAMOTO DAYS』の大ファンに。それだけに、オファーをいただいたときは驚きました。まさか自分が坂本を演じるなんて想像もしていなかったので」
運命の女性との出会いをきっかけに、あっさりと殺し屋を引退。愛する家族と平和な生活を送っている坂本だが、彼のもとには次々と命を狙う刺客が現れる……。大人気漫画『SAKAMOTO DAYS』がついに実写化。驚きながらも出演を決意した理由を目黒さんに尋ねると、こんな答えが返ってきました。
「今までどちらかというと重ための作品に出演させていただくことが多く、演じるうえで観てくださる方に“何か伝えたい”と誰かのために挑むことが多かったのですが。今回は“自分のため”に出演したいと思ったんです」
目黒さんを今作に惹きつけたのは、新しい挑戦の数々です。
「坂本は平和な生活の中で太り、ふくよかな体型に。でも、戦ってカロリーを消費するとスリムな無敵モードに突入するんです。太っているときの状態は特殊メイクで作り上げるのですが、それがすごく大変で、完成するまでに4〜5時間かかるんですよ。また、分厚いボディスーツを着ているような状況なので、とにかく暑くて、少し動くだけで大量の汗が吹き出てしまう。汗で特殊メイクが崩れないよう、冷水が流れる冷却装置を身につけ、休憩時間は常に扇風機を抱えた7〜8人のスタッフの方に囲まれていました(笑)」
本格的なアクションもずっと挑戦したかったこと。クランクイン前には練習を重ねたそうです。
「パンチの基本技を学んでいるとき、必死に連打し続けたら拳から流血してしまって。僕、途中までそれに気づかなくて。夢中になりすぎる節があるから、これは気をつけなければと思いました(笑)」
福田雄一監督率いる“福田組”に参加するのも今回が初めて。「クランクイン当日から撮影現場ではアドリブ合戦がスタート。すごくワクワクしました」と微笑(ほほえ)みます。
「人を笑わせることにはまだ自信がなくて。狙って笑いをとるのではなく、真剣に一生懸命にやって、それを皆さんに笑ってもらえたらなと。笑いにも全力で挑んだので、コメディシーンもアクションと同じくらい汗をかいてました(笑)」
家族のために生きる坂本は“理想の父親”なんだと思う
殺し屋の名声も捨て、愛する家族のために生きる。ある意味、坂本は“理想の父親”でもあります。
「ノーキル(人を殺さない)をはじめとする、家族と楽しく暮らすために決めた家訓も、坂本はしっかり守っていますしね。そんな彼の姿は素敵だなって思います。めちゃくちゃ強いのに、妻の葵にはとことん弱い、そのギャップもまたいいんですよね(笑)。今作でも上戸彩さん演じる葵が、坂本や殺し屋たちを思いきり叱る場面があって。そのかけ合いがすごくおもしろくて。もしも、あんなふうに怒られたら、僕は素直に謝ることができるのか? どうだろう……(しばらく悩んで)、ちょっと、その状況になってみないとわからないし、今はまだ想像できないけど、きっと謝ると思います(笑)」
自分の心と体を鍛え整えておくことで、誰かを守ることができるんじゃないかな
坂本にとっての家族のように、目黒さんにも守りたい大切な人たちがいます。
「家族や友達もですが、一緒に歩み続けているメンバーもとても大切な存在です。どんなに大変なときも、メンバーに会うとほっとする。特に佐久間(大介)君とか、いっぱい笑わせてくれるんですよ。“オレがおまえを笑わせるよ”って感じで。だから、“オレもおまえを笑わせるよ”ってお返しに挑むんだけど、全然勝てない(笑)。いつも、佐久間君からは笑いと元気をもらってばかりなんです」
最後に「大切な人たちを守るために必要なものはなんですか?」と質問をぶつけると、目黒さんらしい言葉が飛び出しました。
「“守る”とひと言で言ってもいろんな状況があると思うのですが。物理的にも気持ち的にも大事なのは“いつでも相手のために動ける自分でいる”ということかもしれません。心身ともに鍛え整えておくことが誰かを守ることにつながるというか。あとはやっぱり“愛”ですよね。思い思われる気持ちは人間の原動力になると思うので。それは絶対に必要不可欠な気がします」
CINEMA
『SAKAMOTO DAYS』

©2026映画「SAKAMOTO DAYS」製作委員会
『週刊少年ジャンプ』で連載中の大人気漫画を、福田雄一監督がメガホンを取り実写化。「史上最強」といわれた伝説の殺し屋、坂本太郎(目黒蓮)。愛する人のために殺し屋を引退し、かつての面影がないほど太った彼の首に、突如かけられた10億円の懸賞金! 世界中から集まる刺客から家族を守り、打ち勝つことができるのか……。
4月29日より全国ロードショー
Staff Credit
撮影/三瓶康友 ヘア&メイク/宮川朋子(est un) スタイリスト/金 順華(衣装) 岩佐知布由(物) 取材・文/石井美輪
こちらは2026年LEE5月号 (4/7発売)「Snow Man 目黒 蓮さん ほっとする場所、ほっとする時間。」に掲載の記事です。
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