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今月の注目音楽情報をお届け!

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古川はる香さん
ライター
気がつけばライター歴は成人年齢超え。わが子の進学もあり、気もそぞろなここ数カ月でした。
『Gen』星野 源
約6年半ぶり! 多角的な意味を含んだ名作がここに誕生

2018年発売の『POP VIRUS』以来となる待望のオリジナルアルバムは、星野本人も世の中も激動の期間を経てのリリース。タイトル『Gen(ゲン)』は星野の名前でもあり「Generation(世代)」「General(普遍的な)」などさまざまな解釈の源になりうるワード。写真家・川島小鳥撮影によるアートワークは、生活の一部を自然に切り取ったようで星野のこだわりが随所に感じられる。プライベートスタジオで制作された収録曲からも今の星野から見えている世界がのぞけそう。5月14日発売。(ビクターエンタテインメント)
『レット・ザ・カナリア・シング<ジャパン・エディション>』シンディ・ローパー

4月に最後のジャパン・ツアーを開催した71歳の永遠のポップアイコン、シンディ・ローパー。2023年に公開された長編ドキュメンタリー映画のサウンドトラックを、日本で世界初CD化。ソロデビュー前のバンド時代から、スタンダードナンバーまでシンディの音楽の歴史をたどる一枚に。(ソニー・ミュージックレーベルズ)
『オールウェイズ』奇妙礼太郎

ちょっとだらしない歌詞とけだるげな歌声、浮遊感ある演奏で一度ハマると抜けられない「奇妙」な沼が魅力。「適当に付けた」という芸名もまた彼らしい。約2年ぶりのアルバムでも奇妙ワールドは健在。映画『私にふさわしいホテル』主題歌の『夢暴ダンス』、メロウな『marriage』など全10曲収録。(ビクターエンタテインメント)
『SONGS』/ 『HEARTS』歌心りえ

韓国の音楽番組で日本語カバーした『雪の華』が「言葉がわからないのに涙が出る」と韓国中を席巻し再生回数1000万回超え。記念すべきソロデビューは2つのレコード会社からカバーアルバムを同時発売。日本の名曲を圧倒的歌唱力で。(『SONGS』=ビクターエンタテインメント/『HEARTS』=エイベックスエンタテインメント)
ヒグチユウコの絵本の世界がそのまま舞台に!
日生劇場ファミリーフェスティヴァル 2025 舞台版『せかいいちのねこ』
原作 「せかいいちのねこ」ヒグチユウコ(白泉社)

2023年の初演から大好評だった、画家ヒグチユウコの絵本を原作にした舞台が早くも再演。主人公は、持ち主であるぼっちゃんにとても愛されているぬいぐるみのニャンコ。もうすぐ7歳になるぼっちゃんがぬいぐるみに飽きてしまうのではと不安を抱えたニャンコは、本物のねこになるため旅に出る。演出・振付・脚本・作詞を手がけるのは山田うん。彼女が率いるダンサー集団と人形劇団ひとみ座の人形たちが、ヒグチユウコの幻想的な絵本の世界に息を吹き込む。人形たちのビジュアル再現度は驚きのレベル! まさに絵本から飛び出てきた愛嬌たっぷりのねこたちが、優しくも切ない物語を目の前で繰り広げる。3歳から入場可能で、3歳以上中学生以下対象の子ども料金も設定されているので、子どもの劇場デビューにも。
8月2日~3日 日生劇場 5月23日チケット発売 問い合わせ=☎03・3503・3111(日生劇場) 鹿児島、熊谷公演あり
※公演チケットは売り切れている場合もございます。ご了承ください。
Staff Credit
イラストレーション/SAITOE
こちらは2025年LEE6月号(5/7発売)「カルチャーナビ」に掲載の記事です。
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