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「飾る収納」がおもしろい

あえて飾るように収納を楽しむ

【「飾る収納」がおもしろい!】石川敦幹さんご自宅「重ねて、並べて、吊るして。生活の道具を愛でながら使う」

  • @homeLEE 私らしく建てる、心地よく暮らす

2026.06.10

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「飾る収納」がおもしろい

石川敦幹さんのお宅

ミニマリズムの流れもあるけれど、やっぱりモノが好き! というLEE読者も少なくないはず。今回は愛おしい雑貨や道具をしまい込まず、あえて飾るように収納を楽しむ石川敦幹さんのお宅を取材しました。

Index
  1. 「飾る収納」がおもしろい
    1. 石川敦幹さん
  2. 重ねて、並べて、吊るして。生活の道具を愛でながら使う
  3. 重ねて飾る
    1. 鍋を床に積み重ねた姿がかわいくて
    2. 大皿や取っ手のある器類も出したまま
    3. 玄関の棚に形の近い帽子を重ねて
  4. 並べて飾る
    1. オープンラックに丸みのある器を
    2. ストック類はまとめてトートバッグに
    3. フライパンは何よりデザイン性を優先
  5. 吊るして飾る
    1. 掃除道具はデザインで選んで、壁掛けに
    2. ハンギング用の鉢を吊るしデスクまわりの小物入れに
    3. バイクの荷台用ネットで収納スペースを生み出す
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石川敦幹さんのお宅。1階にリビングがあり、階段を上って中2階のダイニングとキッチンへ。

1階にリビングがあり、階段を上って中2階のダイニングとキッチンへ。段差をうまく活用して花瓶や器、オブジェを配置。花瓶は色や素材が近いものを同じコーナーに並べることで、統一感のある見た目に。

石川敦幹さん

石川敦幹さん

友人と共同で主宰するバッグブランド「ANUNFOLD」でデザインを手がける。昭和に建てられたモダンなテラスハウスをリノベし、妻と2人で暮らす。

石川敦幹さんと妻

重ねて、並べて、吊るして。生活の道具を愛でながら使う

バッグブランドを友人と経営する石川さんは、昔アメリカのヴィンテージ雑貨に惹かれたのをきっかけに、インテリアを楽しむのがライフワークに。「北欧の椅子や家具を知って木のぬくもりが気に入り、その後は日本の現代アートや作家さんも素敵だなと」。好きなブランドや作家のポップアップや個展に足を運んだり、海外のサイトを眺めたり。いいな!と思うものと出会えたときは、直感に従って手に入れることが多いと言います。「1つ1つのものに思い入れがあるので、せっかくならいつも見える場所に置いておきたくて。食器だからと食器棚にしまい込むのではなく、オブジェとして棚に飾っておき、時々『今日のフルーツは、あの器に盛ろうか』なんて、夫婦で話しながら使っています」。また、意図せず自然と置き場が決まっていくことも。「あるときキッチンの整理をしていて、鍋の収納が決まらないから一旦ここにと、妻が鍋を床に重ねて一時置きした姿が『あ、それかわいいね』となって。どうせならばとタワーのように重ねてみたら見た目もいいし、意外と使い勝手もよくて定着しました。眺めて心地いいものは積極的に見える場に。自己満足ですが、毎日いい気分で過ごせています」

日当たりがよく、リビングから続く庭のある風景も素敵な石川さん宅。

日当たりがよく、リビングから続く庭のある風景も素敵な石川さん宅。

既存のシステムキッチンを生かし、部分的にリノベをしたキッチン。

既存のシステムキッチンを生かし、部分的にリノベをしたキッチン。壁のタイルはヒースセラミックス製。「使うほど風合いが増す鉄や銅、鋳物のフライパンは吊るした姿が絵になります」

重ねて飾る

無造作なようで、実は石川さんが試行錯誤して、たどり着いたバランス感。ポイントはさし色!

鍋を床に積み重ねた姿がかわいくて

鍋を床に積み重ねた姿がかわいくて

キッチンを整理している際、床に一時的に積み重ねた姿にピンときた石川さん。「どうせならここを鍋置き場にしようとなり、色や大きさを考えて配置。片づけも簡単です」

大皿や取っ手のある器類も出したまま

大皿や取っ手のある器類も出したまま

平かごのような形状のフェルトの入れ物に大皿を重ね、ダイニングのわきに配置。まるでオブジェのよう。「偶然フェルトと大皿のサイズがぴったり合ったのでこの形に!」

玄関の棚に形の近い帽子を重ねて

玄関の棚に形の近い帽子を重ねて

玄関正面にあるコートラック上の棚を、帽子の収納スペースに。「キャップやハット、種類ごとに重ねるとごちゃつきません。出かけるときに選びやすく、戻しやすいです」

並べて飾る

同じフォルムや色、素材などを連続させると統一感が生まれ、ものが多くてもまとまりが。

オープンラックに丸みのある器を

オープンラックに丸みのある器を

今は使用頻度の少ない食器類もしまい込まず、棚に並べて収納。「ふと、あの器でカフェオレを飲もう!と思いつくことも。好きなものは飾っておくと、また使いたい気分に」

ストック類はまとめてトートバッグに

ストック類はまとめてトートバッグに

キッチンと洗面所を結ぶ廊下に3つのビッグトート。「生活動線として便利な位置ですが、棚を置くほどではなく、この収納法に。中身はエコバッグや洗剤のストックです」

フライパンは何よりデザイン性を優先

フライパンは何よりデザイン性を優先

「鉄や銅のフライパンは、ポールに掛けて並べて。お手入れが必要ですが、それ以上に使い込んでこそ生まれる風合いなど、道具としての魅力を眺めて楽しんでいます」



吊るして飾る

スペースがない場所でも、場所を取らずに収納力をアップさせられるテクニックです。

掃除道具はデザインで選んで、壁掛けに

掃除道具はデザインで選んで、壁掛けに

イタリアのデザインブランド「マジス」のデッキブラシ「マーゴ」を、壁掛けに。「2本もいるのか?という議論を夫婦でしましたが(笑)、かわいいのでアリ。屋上の掃除に活用してます」

ハンギング用の鉢を吊るしデスクまわりの小物入れに

ハンギング用の鉢を吊るしデスクまわりの小物入れに

本来は植物を飾るハンギング用の鉢を、デスクまわりの小物の一時置きに。「デスクまわりのやや殺風景な空間がにぎやかになって、のりやクリップなどを、さっと置くのにも便利です」

バイクの荷台用ネットで収納スペースを生み出す

バイクの荷台用ネットで収納スペースを生み出す

天井からS字フックで吊るしているのは、バイクの荷台に荷物を固定するネット。「動線上にあり、この場所でよく使うものを入れます。その下に掛けたスマホホルダーはメガネ入れに」

Staff Credit

撮影/メグミ 取材・文/田中理恵
こちらは2026年LEE7月号(6/5発売)「「飾る収納」がおもしろい」に掲載の記事です。
※商品価格は消費税込みの総額表示(掲載当時)です。

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