こんなものまで、巻いちゃうの?
こんなものまで巻いちゃうの?意外な具材の【春巻きレシピ】
2025.02.25
お祝いに、人が集まる日に、お弁当に
ハレの日、ハルマキ
ひなまつり、卒入園、卒入学にお花見と、ワクワクの季節に、その名もおめでたい春巻きは、ぴったりなおかずです。揚げ物ならではの満足感。作ってみれば驚く手軽さ。おいしさの秘訣は、ちょっと意外な具材の組み合わせ。おもてなしにも普段ごはんにも、みんなが喜ぶ春巻きです。今回は「みかん、チョコレート、ナッツの春巻き」と「タラと納豆の春巻き」レシピをご紹介します。

教えてくれたのは
桑原亮子さん
Ryoko Kuwahara
スパイス、ハーブ料理を得意とする。大阪と東京、オンラインで料理教室「SPICEUP」を主宰。著書『予約の取れない料理教室 SPICEUPの作りたくなる日々のごはん』(主婦と生活社)が好評。

教えてくれたのは
中本千尋さん
Chihiro Nakamoto
イベントディレクション、ケータリング、料理教室など、国内、及びヨーロッパにて活躍。自身のプロダクトブランド「Dish(es)」を主宰。初の著書『中本千尋のひと皿レシピ』(主婦の友社)も話題。
\どんなシーンでも大好評の完売御礼!/
ハルマキストに、こんな春巻きリクエスト
具材を替えれば七変化。春巻きの可能性は無限です。最高のおかず、気軽なおつまみ、時にデザート(!?)。春巻きの皮さえあれば、どんなものでもおいしく変身。
意外な具材も、巻いたら絶品!
とっておきの隠し球春巻き
「こんなものまで、巻いちゃうの?」と驚きですが、新たなおいしさに感動のすること保証付き!
桑原亮子さん
みかん、チョコレート、ナッツの春巻き

調理時間15分
「みかんは皮に香りがあるので皮ごと使います。熱が入ったみかんの香り高さに、きっと感動するはず! ビターチョコとの相性も抜群で、ワインと一緒にどうぞ」(桑原亮子さん)
材料・10本分
- 春巻きの皮……10枚
- みかん……3個
- 板チョコレート(ビターなもの)……2枚
- アーモンド(素焼き・無塩)……10粒
- 揚げ油……適量
作り方
- みかんはヘタ側を少し切り落としてから横半分に切る。さらに縦半分に切り、それぞれ3等分に切る(そのうち30かけを使う)。
- チョコレートは適当に20かけほどに割る。アーモンドは半分に割る。
- 春巻きの皮1枚に①を3つ並べ、間にチョコレート2かけをはさむ。アーモンド2かけをのせて巻き、巻き終わりに水をつけて留める。残りも同様に巻く。
みかんの間にチョコをはさみ、アーモンドをのせる。少々巻きづらいけれど、左右を折り込み端をしっかり留めれば大丈夫。
- フライパンに揚げ油を深さ1㎝ほど入れ、170℃に熱する。③を巻き終わりを下にして入れ、上下を返しながら色よく揚げる。
中本千尋さん
タラと納豆の春巻き

調理時間15分
「春巻きは、魚を巻いてもすごくおいしい! 納豆入りながら、単純な“納豆味”にならない絶妙な分量を見極めました。熱を入れた長ねぎの、トロッとした甘さもたまりません」(中本千尋さん)
材料・6本分
- 春巻きの皮……9枚
- 生ダラの切り身……3枚(250g)
- 長ねぎ……1/2本(40g)
- A)
- 納豆……20g
- ナンプラー……小さじ2
- 塩……小さじ1/4
- 粗びき黒こしょう……適量
- 揚げ油……適量
作り方
- タラは皮と骨を取り除き、2㎝角に切る。長ねぎは斜め薄切りにする。
- ボウルに①とAを入れ、混ぜ合わせる。
- 春巻きの皮3枚を、斜め半分に切る。
- ③の春巻きの皮1枚で②の1/6量を包む。巻き終わりに水をつけて留める(巻き方は下記参照)。
- 切っていない春巻きの皮1枚に④をのせ、通常の巻き方で巻き、巻き終わりに水をつけて留める。
- ④~⑤の手順を繰り返し、残り5本分も同様に巻く。
- 鍋に揚げ油を入れ、弱火でじっくり温める。170℃まで熱したら、⑥を巻き終わりを下にして入れ、上下を返しながら4分ほど揚げる。
※春巻きの皮は1袋10枚なので、使い切りたい場合は中身を1/7量ずつ巻き、残った1個分を通常の巻き方で作ってもOK。
基本の巻き方
- 皮の手前側に具材をのせる。
- 具材すべてをおおうように一巻き。ここで、余分な空気が入らないように、具材の下に皮を少しだけキュッと入れ込むのがきれいに巻くコツ。
- 左右を内側に折りたたみ、そのままくるくると巻き上げていく。
- 皮の端に水をつけ、巻き終わりを留める。
皮を二重にすると、破れずジューシーに
水分が多い具を巻くときは、二重巻きにすると皮が破れず、サクサクに!
- 斜め半分に切った皮の手前側に具材をのせる。
- 左右を折りたたむ。
- くるくると巻き上げ、皮の端に水をつけて留める。これを具材と考え、〈基本の巻き方〉でさらに巻く。
Staff Credit
撮影/田上浩一 スタイリスト/官野亜海 樽山リナ 取材・原文/福山雅美
こちらは2025年LEE3月号(2/7発売)「お祝いに、人が集まる日に、お弁当に ハレの日、ハルマキ」に掲載の記事です。
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