服は段ボール約100個分を手放しました!
スタイリスト小山田早織さん「服、雑貨、家具を約半分に!好きなものを厳選したら自分軸を取り戻せました」
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@homeLEE 私らしく建てる、心地よく暮らす
2024.12.25
人生が回っている人のダウンサイジングストーリー
ものを減らすこと、自分に合ったものの量を把握することで、〝好き〞や〝心地いい暮らし方〞を見つけ、人生がうまく回り出した方を取材。
この記事では、ファッションスタイリストの小山田早織さんのご自宅をご紹介します。
服、雑貨、家具を約半分に減
好きなものを厳選したら自分軸を取り戻せました
Before
衣装部屋にあふれていた服。「段ボール約100個分を手放しました」
ファッションスタイリストたるもの、ハリウッドセレブのようなクローゼットを持ってこそ成功者の証。当初はそんな考えで、バリバリと働いていた小山田早織さん。
8畳のワンルームを借り、さらに自宅の6畳も衣装部屋に。それでも足りないと思っていました
そんな光景に違和感を覚えたのは、長男の妊娠中から産後、家にいる時間が増えた頃。
当時、『10着で1カ月着回しコーデ』などの雑誌の特集をよく担当していたんです。周囲に“着回しの達人”と冗談で言われるほど。それなのに、なんでこんなに服を持っているんだろうって。
片づけの本を読んでクローゼットの服を全部出したことも。しかし、そのまますべて戻しました(笑)。捨てる服がなくて。当時は育児も大変になりSNSに依存。自己肯定感は崩壊寸前、不安な日々でした
そこで、片づけの情報を徹底的に収集。その中でピンときたのが、ある本に書かれていた『3択』の原則というもの。人が何かを迷わず即決するには、選択肢は3つ以内がよい、という内容でした。
ニットは3枚、パンツは3本というように、各アイテム各色ごとに、上位3点に絞ることにしました。手放すというより、本当に好きなものを探し出す感覚。これが楽しくて、家全体でも同じルールでものを厳選していきました
そんな中、新居を建てることに。
以前のクローゼットは計14畳分あったのが、新居は2.5畳で、それでも余るほど。昔は “所有する”ことで、鎧を身に纏っていたのかも。でも服はお気に入りだけでいいと気づけたことをきっかけに、おしゃれも暮らしも、心から楽しめるようになりました
ダウンサイジングして どう人生が変わった?
⚫︎低くなっていた自己肯定感を取り戻せた
⚫︎より自信を持っておしゃれを楽しめるように
Downsizing Rules
小山田早織さんのダウンサイジングルール
Rule
1
新月の日に、不要なものがないか家の中を見直す
「新月を区切りの日として、不要なものがないかを確認します」(小山田早織さん)。毎月10日など、月1程度で覚えやすい日を決め、定期的にものを見直す習慣を。
Rule
2
いいものはお手入れして、使い飽きる前に次の人へ譲る
高額だからこそ手放しにくいバッグ。「お手入れをきちんとしておくと、買い手にも喜ばれます」(小山田早織さん)
Rule
3
おもちゃは子どもと話し合って定期的に寄付をする
「子どもと話し合いながら、成長の過程で不要になったおもちゃを定期的に段ボールに詰めて寄付しています。調べると寄付先はたくさんあります」(小山田早織さん)
次回は「人生が回っている人ダウンサイジングストーリー まあちさん編」をご紹介。
Staff Credit
撮影/メグミ 取材・文/藤田中理恵
こちらは2025年LEE1・2月合併号(12/6発売)「暮らしの『ダウンサイジング』で、やっぱり人生が変わった!」に掲載の記事です。
※商品価格は消費税込みの総額表示(2025年1・2月合併号現在)です。
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