LIFE

やっぱり暮らしのダウンサイジングで、人生が変わった!

服は段ボール約100個分を手放しました!

スタイリスト小山田早織さん「服、雑貨、家具を約半分に!好きなものを厳選したら自分軸を取り戻せました」

  • @homeLEE 私らしく建てる、心地よく暮らす

2024.12.25

この記事をクリップする

人生が回っている人のダウンサイジングストーリー

小山田早織さん ダウンサイジングストーリー

ものを減らすこと、自分に合ったものの量を把握することで、〝好き〞や〝心地いい暮らし方〞を見つけ、人生がうまく回り出した方を取材。

この記事では、ファッションスタイリストの小山田早織さんのご自宅をご紹介します。

小山田早織さん

教えてくれたのは?

小山田早織さん

家族構成:4人 
間取り:2LDK
広さ:135㎡

ファッションスタイリスト。ファッション誌や広告、ショーのスタイリングを手がける。夫、6歳長男、4歳次男と4人家族。

服、雑貨、家具を約半分に減

好きなものを厳選したら自分軸を取り戻せました

小山田早織さん 自宅ダイニング
23年新居に引っ越し。「設計士の方にパントリーはいらないですか?と、何度も確認されましたが、いらないです、と。ものを持ちすぎる必要はないと確信できたので」。新居の収納はごく最小限。

Before

小山田早織さん 自宅クローゼット

衣装部屋にあふれていた服。「段ボール約100個分を手放しました」

ファッションスタイリストたるもの、ハリウッドセレブのようなクローゼットを持ってこそ成功者の証。当初はそんな考えで、バリバリと働いていた小山田早織さん。

8畳のワンルームを借り、さらに自宅の6畳も衣装部屋に。それでも足りないと思っていました

そんな光景に違和感を覚えたのは、長男の妊娠中から産後、家にいる時間が増えた頃。

当時、『10着で1カ月着回しコーデ』などの雑誌の特集をよく担当していたんです。周囲に“着回しの達人”と冗談で言われるほど。それなのに、なんでこんなに服を持っているんだろうって。
片づけの本を読んでクローゼットの服を全部出したことも。しかし、そのまますべて戻しました(笑)。捨てる服がなくて。当時は育児も大変になりSNSに依存。自己肯定感は崩壊寸前、不安な日々でした

そこで、片づけの情報を徹底的に収集。その中でピンときたのが、ある本に書かれていた『3択』の原則というもの。人が何かを迷わず即決するには、選択肢は3つ以内がよい、という内容でした。

ニットは3枚、パンツは3本というように、各アイテム各色ごとに、上位3点に絞ることにしました。手放すというより、本当に好きなものを探し出す感覚。これが楽しくて、家全体でも同じルールでものを厳選していきました

そんな中、新居を建てることに。

以前のクローゼットは計14畳分あったのが、新居は2.5畳で、それでも余るほど。昔は “所有する”ことで、鎧を身に纏っていたのかも。でも服はお気に入りだけでいいと気づけたことをきっかけに、おしゃれも暮らしも、心から楽しめるようになりました

小山田早織さん 自宅寝室
寝室は以前住んでいたマンションの半分の広さにして、ベッドのみを置いています。「ぐっすり眠れるようになりました」
小山田早織さん クローゼット
衣替えはせず、オールシーズンの服が2.5畳のクローゼットに。
小山田早織さん 自宅クローゼット
型崩れするニットなどを除いて、基本はハンガーで吊り収納し、可視化できるように。5割収納を基本に量を調整。

ダウンサイジングして どう人生が変わった?

⚫︎低くなっていた自己肯定感を取り戻せた

⚫︎より自信を持っておしゃれを楽しめるように

Downsizing Rules

小山田早織さんのダウンサイジングルール

Rule

1

新月の日に、不要なものがないか家の中を見直す

「新月を区切りの日として、不要なものがないかを確認します」(小山田早織さん)。毎月10日など、月1程度で覚えやすい日を決め、定期的にものを見直す習慣を。

小山田早織さん カレンダー
興味があった月の満ち欠けに関連づけて、定期的に巡ってくる新月の日を、ものを見直す日に設定。

Rule

2

いいものはお手入れして、使い飽きる前に次の人へ譲る

高額だからこそ手放しにくいバッグ。「お手入れをきちんとしておくと、買い手にも喜ばれます」(小山田早織さん)

小山田早織さん レザーのお手入れ
ジルサンダーのレザークリームと布をバッグ置き場のすぐわきに常備し、こまめにお手入れ。

Rule

3

おもちゃは子どもと話し合って定期的に寄付をする

「子どもと話し合いながら、成長の過程で不要になったおもちゃを定期的に段ボールに詰めて寄付しています。調べると寄付先はたくさんあります」(小山田早織さん)

小山田早織さん 収納
子どもたちのおもちゃは1人1つの棚に入る分だけ。「扉が閉まらなくなったら、子どもと相談して間引きます」(小山田早織さん)



次回は「人生が回っている人ダウンサイジングストーリー まあちさん編」をご紹介。

Staff Credit

撮影/メグミ 取材・文/藤田中理恵

こちらは2025年LEE1・2月合併号(12/6発売)「暮らしの『ダウンサイジング』で、やっぱり人生が変わった!」に掲載の記事です。

※商品価格は消費税込みの総額表示(2025年1・2月合併号現在)です。

@homeLEE 私らしく建てる、心地よく暮らす

「私らしく建てる、心地よく暮らす」をテーマにリビング系コンテンツを集めました。ハウジング、インテリア、DIY、家電や雑貨からLEE100人隊家づくり部ブログ、通販など盛りだくさんでお届け!

この記事へのコメント( 0 )

※ コメントにはメンバー登録が必要です。

LEE公式SNSをフォローする

閉じる

閉じる