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伊藤まさこさんのお買いものルール

【伊藤まさこさんの日用品の選び方・使い方】どこを見ても美しい暮らしぶりの秘訣は?

2017.02.24

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「おしゃれなインテリア」には憧れるけれど、トイレットペーパーや洗剤といった、「暮らしの必需品」は生活感が出がち。

日常的に使うものだからしまい込むわけにもいかず、かといって、そのまま置いておいたのでは、「おしゃれ」とは言いがたいですよね。

センスある暮らしが話題のスタイリスト、伊藤まさこさんは、そんな日用品を、どんな風に選んで、どう使っているのでしょうか?

どこを見ても美しい暮らしぶりの秘訣を探るべく、洗面所やトイレの奥の奥まで、もらさず全部見せていただきました!

おなじようなおしゃれ雑貨はこちらでチェック→

item_1 厳選したバスグッズを少数精鋭で置く

「来客が多いこともあり、ホテルのようなシンプルなバスルームを心がけています」
ハンドソープやハンドクリームは、使い心地やデザインがいいイソップ。

item_2 ドライヤーは白い巾着袋に収納

「シンプルなデザインが好みなので、15年以上使っているドライヤー。とはいえ、そのまま置くと生活感が出やすいので、袋に入れてから壁にかけています」

item_3 肌にやさしい石鹸を陶器の器に

「肌が弱く、いろいろ試した結果、行き着いたのがガミラシークレットの石鹸。泡立てて手で洗うと、肌がしっとり」
石鹸置きは、ブルックリンで見つけたもの。



item_4 コップに歯磨きグッズをセット

「歯ブラシや歯磨き粉は、海外でグッドデザインのパッケージのものを買うことが多いですね」。こちらはスウェーデンで買ったもの。ホウロウのコップは無印良品。

item_5 古いリネンの穀物袋をバスマットに

「ロンドンで使い道を考えず買ったものを、バスマットに活用したら、大きめサイズが使いやすくて満足」
本来の用途にとらわれず、自由に使うのが得意。

item_6 洗濯洗剤はエコベールをリピート

毎日使うものだからこそ、機能だけでなく、パッケージデザインにもこだわって。
「洗濯はこまめにするので、環境に負荷のかからない点も気に入っています」

item_7 綿棒は台湾製。ガラス器に入れ替えて

細い竹の軸が可愛い綿棒は、台湾のドラッグストアで買ってストック。コットンとともに、お気に入りの辻和美さんのふた付きガラス器に入れている。

item_8 パリで購入したバスルームの拡大鏡

鏡はあちこち探したけれど、ピンとくるものがなかったため、旅先のフランスで買おうと決めていたそう。ホームセンター的品揃えのBHVというデパートで購入。

item_9 白のタオルは定期的にまとめ買い

リネンコットンのガーゼとスーピマコットンパイルの二重織りのタオルは、「ほぼ日」と共同開発したもの。
「かさばらず、洗いやすくて、乾きやすいんです」

item_10 目立たせたくないものはさりげなく

「ティッシュボックスにカバーをかけるのは好みではないので、好きなパッケージを選び、家具の陰や洗面所の棚などに隠して。リビングには置きません」

item_11 スリッパをシェーカーボックスへ

スリッパはモロッコのバブーシュ。白と黒を5人分ずつ揃えていて、汚れてきたらまとめて買い替える。すっきりと見えるよう、ふた付きボックスに収納。

item_12 キャンドルで気持ちを落ち着かせる

「ゲストを迎える前など、5 分でもゆっくりして気持ちを整えたい。そんなとき役立つのがキャンドル」
スプーンフルのものを、辻和美さん作のガラス器に入れて。

item_13 古い木箱の中はグルーミンググッズ

ヘンケルスの爪切りやシャネルのマニキュアを、福岡のトラムで購入した古い木箱に収納。お手入れするときに、そのままリビングへ持ち運べる。

item_14 娘とデザイン違いのお揃いパジャマ

デザインに一目惚れしてオンラインショップで購入したボダスのパジャマ。娘はピンクでショートパンツタイプ、伊藤さんはブルーのワンピースタイプ。

item_15 トイレ用品もシェーカーボックスに

アーツ&サイエンスで購入した大きなボックスには、トイレットペーパーのストックや、リネンの袋に入れた生理用品、掃除用洗剤のスワイプをまとめて。

item_16 木製ボックスにお裁縫セットを

楕円形の持ち手付きシェーカーボックスは、井藤昌志さん作。
「針刺しは、井藤さんとリネンバードとのコラボアイテムで、母とお揃いで愛用中」

item_17 ベッドリネンは白で統一

シーツ、布団カバー、ピローケースは、すべてまとめてfogで購入。
「リネンのバリッとした洗い立ての質感が好きなので、2~3日に一度は洗濯しています」

item_18 掃除グッズは白い容器に移し替えて

野田琺瑯の容器に移し替えたトイレ掃除用のウェットティッシュ。市販のパッケージのままにしないこだわりは、さすが伊藤さん。

おなじようなおしゃれ雑貨はこちらでチェック→


次回は、まさこさんがよく訪れるという、イケアでのリアルショッピングをお届けします。

撮影/広瀬貴子 取材・原文/藤井志織
詳しくは2017年2/7発売LEE3月号に掲載しています。 [最新号] 試し読み・定期購読はこちら

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