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FASHION

【吉川ひなのさん】「子ども服こそ意思を持って選びたい」世界初のジェイミーケイ実店舗でナチュラルラグジュアリーな子育てを語る

2024.11.08

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ニュージーランド発のオーガニック子ども服ブランド「JAMIE KAY(ジェイミーケイ)」。
世界初の実店舗が日本にオープンしたことを記念して、実業家でモデルの吉川ひなのさんが登場!
子ども服の選び方から自然と共存するライフスタイルまで、じっくりと語っていただきました。

吉川さんと、表参道ヒルズ店外観

「ゴミになると地球に何百年も還らない」
子ども服選びは環境のことを考える絶好の機会

吉川さんは海外で子育てをされていますが、海外と日本で子ども服の選び方の違いを感じることはありますか?

「海外では、“価格が安いというだけでは飛びつかない”、“孫にも受け継げるような一生ものだけを選ぶ”など、それぞれの家庭ごとにはっきりと子ども服の揃え方に方針がある気がします。
意思を持って選択するという文化が、子ども服選びにも反映されているのかなと感じています。」

ご自身は、子ども服選びの方針はお持ちですか?

「長女を授かった時に、新しく生まれてくる命に何を選んであげるのが正解なんだろうといろんなことが気になりだしたんです。
ひとつひとつ調べてみると、環境に優しくないものや、安価で売られている代わりに労働者の方々を苦しめているものなど、目をそむけたくなるような背景を持つ商品もあるということを知りました。

可愛いからというだけで選ぶのではなく、例えばなるべくオーガニックやフェアトレードのものを選ぶなど、地球を大切に想うと同時に、世界にいる誰かを苦しめることになるものは避けたいと考えています。

方針があるとすれば、子どもたちには、日々、世界で起こっていることを教えているので、買い物に行くときは、一緒にその生産背景を調べてみたり、ゴミとなったときに地球に還るまでに何百年かかると思う?と問いかけてみるなど、親子で環境について話し合う機会を作っています。

素敵な考え方だなと思いました。その中でも、ママが着せたいものと、子どもが着たいものにミスマッチが生じることがあると思います。どうされていますか?

「だいたい子どもとは好みが合わないですよね(笑)。
私は思っていることをストレートに伝えて、その上で子どもに判断を委ねています。

たとえば以前、息子がTシャツにネクタイを締めて、ねずみの耳のカチューシャをつけて登校すると言い出した時がありました。
「ママには不思議に見えるけれど、それでいいんだよね?」と確認。息子がそれでもいいと言ったのでそのまま登校させました。
ただ後日……なぜか、学校でネクタイが大流行しちゃって(笑)。面白いなと微笑ましかったです。」

”可愛い・洗える・オーガニック”
ジェイミーケイの世界観は家族のわがままを叶えてくれる

今回、ジェイミーケイのブランド背景に共感して、オープンイベントのお話を受けられたと伺いました。お気に入りポイントを伺えますか?

「環境に配慮したオーガニックのお洋服って、良くも悪くも素材を生かしたシンプルなものが多いんです。でもジェイミーケイは品のある柔らかな色合いと遊びゴコロのあるディテールで、私も子どもも「可愛い!」と共感できるものばかり。
“親子で楽しめるオーガニックの子ども服”というのが新鮮でした。しかも、ガンガン洗えて価格帯も良心的。創設者であるジェイミーケイの、母ならではの視点にも共感しています。」

柔らかな着心地のチュチュは、実際に触れてみてほしいです

「ジェイミーケイのアイテムは全部おすすめですが……選ぶとすれば、ピンクのチュチュ。
こんなにもチュールがふわっと柔らかいんだと、優しい触り心地に驚くと思います。
肌に直接あたる内側のコットンはもちろんオーガニックコットン素材で、まさに可愛さと環境配慮が共存したアイテム。うれしいですね。

チュチュ
チュチュスカート¥6380 / ジェイミーケイ(サイズ展開:1YR~6YR)

今、私は自然の中で日々を送っているのですが、こうして環境や子どもの肌に優しいオーガニックを選んだり、自宅のコンポストに入れた生ゴミが土に還る様子を見たりと、本質的なことに触れていると、心が安定するのを実感しています。
日々忙しく、子ども服をじっくり選ぶなんて難しいかもしれないけれど、子どもたちや環境のことを考えながら丁寧に服選びに向き合うことは、幸せな未来につながっていくんじゃないかなと改めて感じています。」

表参道ヒルズ店内観

吉川ひなの(よしかわ・ひなの)
起業家・モデル。2011年に海外へ移住後、畑で野菜を育てるなどロハスな子育てやライフスタイルで注目を集める。オーガニックコスメブランド「hinalea」、エシカルダイヤモンドジュエリーブランド「ELENA&C」をプロデュースする他、『わたしが幸せになるまで』(幻冬舎刊)等多数の著作を執筆。

JAMIE KAY(ジェイミーケイ)
ニュージーランド発のプレミアムオーガニックコットンを使用した子ども服ブランド。創業者であるジェイミー自身も2児の母で、子どもの肌への負担減や生産者にも優しい生産工程を意識するなど、エシカルな物作りで世界中に多くのファンがいる。世界で初めての実店舗が日本にオープン。

JAMIE KAY表参道ヒルズ店


JAMIE KAY表参道ヒルズ店外観

東京都渋谷区神宮前4-12-10 表参道ヒルズ本館 B2F

OPEN: 11:00~20:00 ※地下駐車場・ベビールームあり


Staff Credit

取材・文/高橋夏果

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