LIFE

着たい服しかないクローゼットの作り方

読者も「服捨て」にトライ!

【4時間で約60枚の服を捨てた!】読者のあふれるクローゼットを昼田流メソッドでスッキリ!

  • @homeLEE 私らしく建てる、心地よく暮らす

2024.10.16

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「手放すことで、初めて自分を肯定したくなりました」

昼田流メソッドで、LEE100人隊くみさんのクローゼットをスッキリ!

くみさんにとっての「スタイルのある人」って服をたくさん持っている人ですか? 少ない服でも自分軸があって、自信をもってスタイリングしている人のことです。

クローゼットはパンパン。処分をしてもまた増える…。でも服が大好き! そんなLEE100人隊のお悩みを昼田さんに座談会にて相談。

その翌日、昼田さんがLEE100人隊くみさん宅を訪問! 何度も服捨てにトライしては失敗続き、服があふれるクローゼットを〝着たい服しかないクローゼット〞に!

LEE100人隊No.042 くみさん

挑戦したのは?

No.042 くみさん

夫、長女7歳、長男4歳。もともとアパレルショップで接客をしていて、現在は家事と育児に専念。美容やファッション情報に詳しい。

Step

01

START!

「着ていないのに、ずっと残している服」から手放してみる

捨てやすい服、ではなく、まず手をつけるべきは、いちばん捨てられない服。その理由は?

「“何度見直しても残してしまう服”さえ手放すことができれば捨てる勢いがつきます!」

くみさんの思い出の服
着てみると…似合わないし複雑な気持ちです くみさん

「いちばん捨てられない服=重い石を取り除ければ、川の勢いが増すように作業が進むんです。くみさんが引っ越しや整理をしても、着ないのに残している服は何ですか?」(昼田さん)

「新卒時代に先輩に仕立ててもらったジャケットです」(くみさん)

「あの頃の自分、輝いてたという気持ち、すっごくわかります! でも、一度着てみてください。過去と今を比べて気分が下がるのなら、その服はあなたを過去に引きずり込むモンスター。捨てられない服には、ネガティブな思考も紐づいているんです。

今回の場合は、過去の自分は輝いていた、ですね。でも、そこに未来はないんです。未来に向かって進むためにも、その思いを断ち切ってみませんか?」(昼田さん)

「その他の理由をつけて残している服も、今のくみさんに不要なら手放す勇気を」

手放す基準はくみさんが今、着て心地いいかどうか。

「いろいろな理由をつけて残している、着ていない服を直視してみて。くみさんはすでに素敵なんだから、他人の目は気にする必要はないです。例えばいつか着るから、高かったからと残している服を、今着ているところはイメージできますか?

服は劣化するし着ないほうがもったいないので、譲ることも視野に入れてみて。

それから娘さんにあげるかもしれない服、実は要注意。服選びを親がすることで主体性が育ちにくくなることも考えられます。処分を検討してみては?」(昼田さん)

「あえて直視しないように、いろんな理由をつけて封印してきましたが、手放す勇気が持てて心が軽くなってきました!」(くみさん)

Step

02

着てはいるけれど、「役割がない服」も手放せる

〝着ていない服〞を手放して、クローゼットはかなりスッキリと。でも、まだまだ手放せるんです!

「なんで持ってるの? 役割を答えられないなら手放せる」

着てはいるけど動きにくいんですよね これはいる?
その服に役割があればOK! これは秋に羽織ります!

着ていない服を手放せたら、次は残っている服の〝役割〞を考えてみます。

「どうしてこの服を持っているのか。好きだから、似合うからという理由以外で答えられるということは、その服としての役割があるということ。普段着として動きやすい、子どもの行事用などの役割を明確にできれば、よくわからないけど持っているという服がなくなります。

また、同じ役割の服を何枚も持つ必要がないこともわかってきますよ」(昼田さん)

「今までなんとなく着ていた1枚1枚の服の役割が、より明瞭になりました!」(くみさん)



Step

03

空いたスペースには「未来を描ける」服を入れましょう

服を役割で把握できれば、服の買い方も変化するはず。〝着たい服しかないクローゼット〞も完成間近!

「これからの着たい服は“役割のある服”、そして“実現したい未来を想像できる服”」

これは?

仕事復帰したときに着ていたいコートです

「捨てることにいいイメージを持ってない人もいますが、服を手放してもおしゃれを捨てるわけではないんです。むしろ、おしゃれが好きになり、捨てることでいろいろなものを手にできます。

これまで現状を快適にしてくれる服かどうかで見てきましたが、これからは未来を描けるわくわくする服もあるといいですね。今のクローゼットの中に、そんな服はあります?」(昼田さん)

「ヴァシュモンのコートです。この服を着ると、将来仕事をしている自分を思い描けます」(くみさん)

「そういう服があるってすごくいいこと! そんな未来を想像させてくれる服をまだ持っていない人は、試着して探してみてください」(昼田さん)

FINISH!

初めてクローゼットと向き合えました

4時間で約60枚の服を手放せました

4時間で約60枚の服を手放せました

「今までの服捨てと違って昼田さんの導きで、ポジティブに整理ができました。

特に、服に紐づく過去の自分を引きずっていたことにびっくり。やり終えた後は思考がクリアに。自分を肯定したい気持ちにもなって、思い描く未来に進んでいく勇気をもらいました」(くみさん)

LEE100人隊TB MOGIさんもクローゼットを見直しました!

どっさりと積み上がった服を見て「やればできるんだ」と自信が

LEE100人隊TB MOGIさん

TB MOGIさん

夫、長男8歳、長女4歳。リモートワークを中心にフルタイムで働きながら、休日は旅やパン屋やカフェ巡りなども大好きな行動派。

座談会での、役割のない服・不快と思う服は手放しましょうというアドバイスに深く納得しました。座談会当日から、目を背けていたクローゼットを何とかしようと整理を始めました。
ちょっとずつですが見直した結果、服を大量に手放せて「やればできるんだ」という自信とともに、自分の着たい服が明確にも。これからも引き続きクローゼットを整えていきます

わかってはいるけど、目を背け続けていました

BEFORE

▼▼▼

これだけ手放すことに

▼▼▼

初めてクローゼットに隙間ができました!

AFTER

ファッションエディター昼田祥子さん

教えてくれたのは?

昼田祥子さん

ファッションエディター

女性誌やアパレルブランドのカタログなどで編集を担当。流行の服やバッグ、靴を取り入れていた生活を見直し、その経験をwebメディアの連載で綴ったことが話題となり『1000枚の服を捨てたら、人生がすごい勢いで動き出した話』(講談社)として書籍化。音声メディア「スタンドFM」でも活動中。


次回は「『着たい服しかない』クローゼット拝見! 石岡真実さん編」をご紹介。

Staff Credit

撮影/露木聡子 取材・文/本誌編集部 

こちらは2024年LEE11月号(10/7発売)「着たい服しかないクローゼットの作り方」に掲載の記事です。

※商品価格は消費税込みの総額表示(2024年10月号現在)です。

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