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LIFE

テレビにもAI⁉ 迫力と聞きやすさが両立してスポーツ観戦にもぴったりなシャープAQUOSの実力に迫ります

  • 神原サリー

2024.08.09

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Vol. #

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シャープ 4K液晶テレビ「AQUOS XLED」GP1ライン。視聴位置に合わせて画面角度が変えられる「回転式スタンド」を採用しています。55V:36万3000円前後、65V:47万3000円前後、75V:71万5000円前後 ※価格は6月15日の発売時の市場想定価格

シャープ 4K液晶テレビ「AQUOS XLED」GP1ライン

パリオリンピックで活躍する選手たちの様子で毎日盛り上がっていますね。夜中の放送に夢中になり、寝不足の方もいらっしゃることでしょう。日本時間の12日早朝には閉会式となりますが、この後もパラリンピックが29日から始まりますし、スポーツ観戦の楽しみはまだまだ続きます。そこで、今回はシャープの最新モデルの4K液晶テレビ「AQUOS XLED」GP1ラインを取材してきました。スポーツ観戦がぐんと楽しくなる、その理由と驚きの実力に迫ります

Index
  1. シャープ 4K液晶テレビ「AQUOS XLED」GP1ライン
  2. AIの活用でコンテンツに合わせて映像と音声をおまかせで自動調整!
  3. 視聴する部屋に合わせて画質を自動調整する機能も
  4. 見たい番組が重なっても左右に表示できる「ズーム2画面」も便利
  5. USBカメラをつなげばビデオ通話やYouTube&ミラー同時表示も
  6. 製品DATA
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AIの活用でコンテンツに合わせて映像と音声をおまかせで自動調整!

高精細な画質やクリアな音質など、最近の4Kテレビの進化ぶりは聞いていましたが、専門分野とは異なるので何となく遠巻きに眺めていた私です。けれども改めて取材をしてみて、驚くほどの高性能さと使いやすさにびっくりしました

というのも、例えば映画ならこのモード、部屋の明るさに合わせて調整すればさらに臨場感あふれる見やすい画面になるし、セリフを聴きやすくするには「声ハッキリモード」など、リモコンを使って深い階層まで入り込めば、調整することができるのは知っていたのです。でも、その都度設定を変えるのも面倒ですし、せっかくの高性能さも機能していないことが多かったのですよね。そういう設定がきちんとできるのはよほどこだわりのある、プロのすることみたいに思っていたわけです。

ところが、6月15日に発売された2024年モデルのAQUOSは、「AIプロセッサー採用 新開発・画像エンジン Medalist S5X」で画質と音質をおまかせで自動調整してくれるというではありませんか。かみ砕いて説明すると、AIが「今流れているのは映画なのか、スポーツなのか、音楽番組なのか、アニメなのか」を分析するだけでなく、リアルタイムの映像分析・音声分析によって、より見やすく臨場感を感じられる映像かつ、より明瞭で迫力を感じられる音声に自動で調整してくれるのです。

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2024年モデルでは、次世代AIプロセッサーを採用した画像処理エンジン「Medalist S5X」によって、コンテンツに応じて画質と音質を“おまかせ”で自動調整してくれる機能が搭載されたのが最大のポイントに

実際に75Vの大画面の前に座って体感してきましたが、スポーツ中継では競技中は臨場感を高めて迫力ある映像と音にし、合間の解説では声を明瞭にして聞き取りやすくという切り替えが本当にスムーズに自然に行われて、何のストレスもないのですよね

解説者の声をはっきりさせようとすると、競技中のときに競技場の熱気あふれる歓声が弱まってしまってつまらない…というようなことは無し。だからまるで現地で観戦しているような気分で(しかも解説もクリアに聞こえて)楽しめるのです。いやー、これは本当に感動しました

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画面裏のトップにあるハイトスピーカー。まるで天井から降ってくるような臨場感あふれるサウンドを体感できるのは、このスピーカーがあるから

視聴する部屋に合わせて画質を自動調整する機能も

新モデルでは、AIとセンサーで視聴番組や部屋の環境に合わせた自動調整をしてくれるのも大きなポイントです。例えば、アニメなら、AIが学習した空や緑の色をリアルタイムAI画像分析で再現してくれるし、ドラマなら肌や顔の色を自然に調整するといった具合。

また、外光や照明の明るさ・色温度に合わせて画質を調整するため、明るい部屋で暗い画面の映画を観ているときに黒が沈み過ぎて何が映っているのかわかりにくい…というストレスもないのです。暗部を自然に持ち上げて陰影を自然に復元してくれるから、明るさに目が馴染んでしまっていても、画面が真っ暗に見えないのは素晴らしいです。まあ、これは、映画を観るときには、映画館のようになるべく部屋を暗めにした方がいいということでもあるのですけれども。

そのほか、ネット動画などを大画面で見ようとすると、画像が粗くぼやけて見えるものですが、これをAI画像解析によってクリアで見やすい精細な画像へと処理してくれたり、アニメで起こりがちなグラデーション乱れ(波打つような感じ)を補正してなめらかでスッキリとした映像に調整してくれたりすることまで。もちろん、みんなおまかせでOKです。

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ネット動画などをAIが画像解析を行い、クリアで見やすい精細感を実現させたり、アニメなどに発生しやすいグラデーション乱れを補正してなめらかですっきりとした映像に調整する機能も加わっています
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テレビの平均使用年数は10.7年。その間に買い替えサイズは10インチも大型化して平均サイズは42.4Vに!

見たい番組が重なっても左右に表示できる「ズーム2画面」も便利

お子さんが見ている番組と、気になるスポーツの番組が重なってしまったら、録画をしておいて後で観よう…となりますよね。スポーツの同時放映だってあるかもしれません。でもAQUOSには2つの番組を左右同時に表示できる「ズーム2画面」機能があるから我慢しなくても大丈夫。画面サイズは9通りの組み合わせから選べ、気になるシーンでサイズや音声を切り替えるのもリモコンで直感操作でできます。

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2つの番組を左右同時に表示できる「ズーム2画面」機能も。リモコンの2画面ボタンで簡単に表示できます
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よく見るネット動画にもワンボタンでアクセスできるリモコン。ボタンは多いですが、見渡しやすく操作しやすい印象です

また、スマホで見ているネット動画を大画面で見るのも、簡単操作ですぐにできるのも便利です。テレビ側のリモコンでもワンボタンで操作できるものの、そこから番組を探して選んだりしなくていいのはありがたい機能ですよね。



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スマホで見ている動画を大画面のテレビで観るのも簡単操作でできます
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AQUOSの独自コンテンツも充実していて、お子さんとゲーム感覚で楽しめます
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シャープの家電をAQUOSの大画面で一括管理OK

USBカメラをつなげばビデオ通話やYouTube&ミラー同時表示も

別売にはなりますが、USBカメラをテレビ上部に取り付けるとぐんと楽しみ方が広がります。ビデオ通話アプリのGoogle Meetを使って、今回取材対応してくださったシャープ TVシステム事業本部 国内TV事業部 副事業部長の上杉俊介氏のスマホとテレビに付けたUSBカメラとでやり取りをしてみましたが、大画面に映る迫力と言ったら! 等身大(いえ、もしかしたらそれ以上)の姿が映るので、なかなか会いにいけない遠方のご両親(祖父母)とのコミュニケーションにはかなり役立ちそうですよ。

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Google Meetを使って離れた家族や祖父母と大画面でテレビ電話を楽しむこともできます ※画像は取材時のもの。大画面に映っているのは、今回の取材に対応してくださったシャープ TVシステム事業本部 国内TV事業部 副事業部長の上杉俊介氏。右下の小さな画面に私(神原サリー)が映っています

このUSBカメラでは、ほかにも「リビングカメラ」アプリを使うと自分の姿をミラーで映し出しながら、YouTubeと同時に表示することもできます。たとえば、ヨガのチャンネルを見ながらポーズをとっているときに、お手本と自分のポーズを重ね合わせながらチェックできるというわけです。

ヨガに限らず、おうちでのエクササイズやトレーニングをするときには「大きな鏡があればチェックできるのに」と思うものですが、AQUOSが鏡の代わりをしてくれて、なおかつ番組も同時に見ることができるのですから便利です。

—-

ということで、今回は専門外のテレビをご紹介しましたが、今までどおりに普通に使っていても、まるっとおまかせですべてAIが自動で調整してくれる機能には本当に驚きました。こうして暮らしに馴染んで便利に使えるとなると、テレビも十分、生活家電と言えるなあと思います。AI恐るべし、そしてありがたし

冒頭の画像のキャプションで4K液晶テレビ「AQUOS XLED」GP1ラインの75V、65V、55Vをご紹介していますが、寝室やパーソナルな空間にもちょうどいい50V、43VのGP2ラインもあり、ほぼ同等の機能を備えています。価格もこちらのサイズだとかなりお求めやすいので、設置場所に応じてこちらを検討するのもアリかと思います。

製品DATA

「神原サリーの愛しの家電語り」は、毎月2回更新。次回もお楽しみに!

●Info●
公式YouTubeチャンネル「神原サリーの家電アトリエchannel」好評配信中。

神原サリー Sally Kamihara

家電ライフスタイルプロデューサー

新聞社勤務、フリーランスライターを経て、家電ライフスタイルプロデューサーとして独立。「企業の思いを生活者に伝え、生活者の願いを企業に伝える」べく、東京・広尾の「家電アトリエ」をベースにテレビやラジオ、雑誌やウェブなどさまざまなメディアで情報発信中。商品企画やコンサルティングの仕事も多数。

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