30代・40代の大人の女性はどう着こなす?
【2023冬コーデ57選】あったかさと軽さがポイント!LEE12月号掲載ALLコーデを一挙公開
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高垣麗子
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蛯原友里
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浅見れいな
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優木まおみ
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浜島直子
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LEE編集部
2023.12.08
この冬のトレンドを、30代・40代の大人の女性はどう着こなす? LEE12月号から最新のコーディネートをまとめてご紹介します!
Let’s Spend Winter Lightly!
2023冬〝あったかい〞のその先へ!
大人のおしゃれは「軽さ」が命!
最新ダウンに薄軽タートル…。視野を広げれば、今シーズンのトレンドは、どれも軽やかなアイテムばかり。あったかさと軽さ。このふたつを味方につけて、この冬こそ、最高に楽しい毎日を過ごしませんか?
真冬でもアクティブ&ご機嫌な私でいたいから
あったかいのに、体も心も軽いのがこの冬のスタンダード!
ボリューミーなミディ丈ダウンや軽量ブーツ。素肌がほとんど見えていないのに、この軽やかさ。これがこの冬のスタンダードスタイル!
おしゃれダウンを味方につけて、軽さを瞬時に叶えて
ひと昔前は、〝防寒着〞だったダウンが、今季はますます、おしゃれ着へと進化。軽くて動きやすい一枚を軸にすれば、冬のおしゃれの幅はぐっと広がります。
身軽&気楽!
フェイクファー素材のボアアウターに注目
フェイクファーのボアアウターが今季大ブレイク! 可愛くて軽い、最旬の一枚で、いつものデニムコーデをブラッシュアップ。
薄軽タートル投入で、旬の重ね着と軽さを一挙両得!
一枚仕込むだけであたたかさは段違い。重ね着ブームに乗って台頭した薄軽タートルは、締めつけ感のなさと相まって、今季もますます人気です。アームウォーマーをプラスした手首のクシュッと感が軽やかおしゃれのアクセントに。
見た目は何より主役級。さらに軽いのが、最旬靴&バッグのメリット
軽くてキャッチー、加えてタフさがうれしいナイロンバッグや、見た目を裏切る軽さのボリュームブーツ。おしゃれと実用を兼備した靴とバッグこそ、大人の女性の救世主です。
Staff Credit
撮影/東 京祐 ヘア/Dai Michishita メイク/AIKO ONOスタイリスト/徳原文子 モデル/蛯原友里 取材・原文/磯部安伽
BEST DOWN JACKET
「軽くてあったか」が決め手の、冬の相棒アウター!
おしゃれプロが本気で選んだ「最旬ダウン」
軽くてあたたかい冬の最強アウターといえば、やっぱりダウン。しかも今季はトレンドということもあり、はおるだけで今どきコーデが完成する新顔が続々と登場しています。
※この企画内での「ダウン」は、詰め物が中綿・化学繊維のアウターも含みます。本文中の[ ]内は、詰め物の内容と割合、サイズ展開です。
No.
01
BEST DOWN JACKET
これぞ今年顔!優しい丸みの短丈は、スタイルアップにも一役買って
PaDD(パッド)のショートダウンジャケット
’22年秋冬に、エストネーションからアウターウエアブランドとして誕生したパッド。旬度抜群のショート丈は、すでに9月から予約が殺到する人気ぶり!
冬の着こなしにおしゃれな明るさをもたらす、クリームイエローにごく近い発色のオフホワイト。裾のドローコードで好みの丸みに調節できるショート丈で、最旬のバランスとスタイルアップが同時に手に入ります。
No.
02
BEST DOWN JACKET
おしゃれプロが〝かぶり買い〟するメンズライクな洗練デザイン
HYKE(ハイク)のパーテックス パフ ジャケット
寒冷地や山岳地帯での使用を想定した、防寒性の高いミリタリーアウターがモデルのミディ丈。生地と中綿のハイスペックぶりも話題です。
花柄スカートとのMIXカジュアルも、大人らしく仕上がる洗練感はさすが。生地は軽量で柔らかく、高い透湿防水効果を発揮する「PERTEX」ナイロン、中綿には軽さと通気性、耐水性に優れた高機能ポリエステル「PRIMAROFT」を採用。両わきには使い勝手のいい大きなファスナーポケットがついています。
No.
03
BEST DOWN JACKET
今どきシックなショート丈は、一度着たら手放せない軽さ!
Chaos(カオス)のレミレリーフ別注ショートダウンコート
毎年即完売する大人気別注。今回はレミレリーフの既存モデルを、旬のボリュームボトムに合わせやすい短め丈に。はおった瞬間、都会的な印象が手に入る。
立体的なフラップポケットを左右に配し、さらに左上にだけウエストポーチ風のファスナーポケットを加えたアシンメトリーなデザイン。ダウン、フェザーともに最高級のホワイトダックを使用し、まるであたたかい空気に包み込まれているような着心地を実現。
No.
04
BEST DOWN JACKET
立体感のある衿にドットボタン。小粋なひとくせでカジュアルを盛り上げて
PYRENEX(ピレネックス)のエローラ2
おしゃれプロが信頼を寄せるフレンチブランドの最新作。上品なAラインのミディ丈は、きれいめシーンはもちろん、カジュアルの格上げにも活躍すること請け合いです。
ピレネックスは1960年代にダウンの加工販売や寝具の生産からスタートした、フランスを代表するダウンウエアブランド。最高品質のフレンチダックダウンをしっかり詰めた大衿は、ボタンを留めると立体的に立ち上がり、マフラーいらずのカバー力を発揮。品よく軽やか見えするフェザーグレーの色合いも素敵です。
Staff Credit
撮影/金谷章平 ヘア&メイク/中山友恵 スタイリスト/石上美津江 モデル/竹下玲奈 取材・原文/鈴木絵美 撮影協力/東京日仏学院
一枚仕込めばあったか&おしゃれが即叶う
「薄軽タートル」が今年らしさの決め手です!
薄くて軽くて、締めつけ感なし。一枚仕込むだけであたたかさが倍増する薄軽タートルは、レイヤード流行りの今もっとも欠かせない、〝最旬にして最強の名脇役〞アイテム。今年の新顔・きれい色のレイヤード術を発表します!
今年はますますバリエ豊富!
カラー別最旬レイヤード実例 POINT COLOR
この冬の新顔!「きれい色タートル」
暗くなりがちな冬コーデに、さし色として一点投入。レイヤード前提の薄軽タートルだからこそ手に入る、ほどよい華やかさと一歩先行くおしゃれ感が魅力です。
Purple
コスパタートルで気軽にトライ!ベージュ×パープルの新鮮配色
極薄素材なのに透けが気にならないカットソータートルは、気軽にトライできるプチプライスもうれしい一枚。着こなしにノーブルな華やかさを添えるパープルを、ベージュのフリースブルゾンの衿元からチラ見せすれば、奥行きたっぷりのレイヤードコーデの誕生です。
Navy
上品ネイビーがまとめ役! 洗練MIXカジュアルを満喫
ジャケット×デニムの王道コンビを、甘いレースキャミではずしたMIXカジュアル。このコントラストを、ネイビータートルが品よくまとめてくれます。
Yellow
ダウンベストを軽快に仕上げる、フレッシュイエローに注目!
おしゃれプロの間でも愛用者の多いソージュのカシミヤ混カットソーに、今シーズンはイエローが仲間入り。レモンのような淡い発色が、ダークカラーのダウンベストの衿元にフレッシュさをプラスします。
Pink
アウターONアウターに加えた、心浮き立つピンクのタートル
ピンク使いが苦手という人にもおすすめしたいのが、こんな淡い色みの薄軽タートル。グレーのピーコートと白のGジャンを重ねた、アウターレイヤードのインナーとしてチョイス。シンプルなアイテム同士だからこそ、ほんのりフェミニンなトリコロール配色が引き立ちます。
Red
深紅のシアータートルで、トラッドムードを盛り上げて
メンズライクな長袖のポロニットに重ねたのは、トラッド感を盛り上げる深紅のカシミヤ混タートル。首元に加え、長めの袖をニットの袖口からものぞかせれば、さらにレイヤード感と華やかさがアップして。濃紺との対比がマニッシュかつリッチなムードを演出して、ワンランク上のデニムスタイルに。
Blue
きれい色初心者にもおすすめ!爽やかブルーのレイヤード
ライトブルーのシャツとくすみブルーのタートル。色みを合わせて、なじませるように着こなして。
White
抜け感も軽やかさも、鉄板の白に頼りっきり!
抜け感や軽やかさを瞬時に出したいなら、やっぱり白のタートルが最適解。顔映りも抜群、女らしさもぐっと上昇します。
Black
モダンなモノトーン配色がカジュアルをモードへと昇華
オーバーオールのインナーとしても、薄軽タートルは大活躍! メインとなる黒の下に白を重ねた、タートルの2枚使いで一歩先行く仕上がりにトライ。モダンなモノトーン配色が、カジュアルコーデにモードさをプラスしてくれます。
Gray
グレーのタートルで完成!こなれ感たっぷりの冬カジュアル
白のタートルに次ぐオールマイティな定番色がライトグレー。重い印象の冬コーデに、軽やかさと大人らしいエレガンスをもたらしてくれるカラーです。スポーティなフリースブルゾンに、ストライプシャツとグレーのタートルをレイヤード。最上級の冬カジュアルを存分に満喫して。
Beige
ベージュのレイヤードで始める最新のフレンチベーシック
サーマルニットを採用したラフな表情の一枚は、きれいめコーデにこそ有効。
Staff Credit
撮影/谷田政史(CaNN)(人物) ヘア&メイク/TOMIE スタイリスト/兵藤千尋 モデル/優木まおみ 取材・原文/磯部安伽
着映え力だけじゃない、着回し力も実はスゴイ!
「軽やかボアアウター」着こなし3段活用
いわゆるフェイクファー素材を使用したボアアウターが今季は豊作! フェイクといっても素材の進化は驚くばかり、リッチな質感でチープな印象は皆無です。軽さはもちろんのこと、きちんと感とカジュアル感を兼ね備えているから、さまざまな着こなしにフィット。使い勝手のいい3タイプを厳選し、その応用力を実証!
ボアアウター
(TYPE – 1)
グレーのミディ丈ノーカラー を着回し!
ヴィンテーショップで見つけた毛皮のコートのような、クラシカルなムードが最大の魅力。お仕事シーン、ドレスアップ、公園遊びと、アクティブ世代の幅広いシーンで活躍させて!
コート¥64900/ティッカ
毛足が短いポリエステル素材を採用。上品グレーが着回し力の決め手に。ヒップが隠れるミディ丈で防寒性も抜群。フロントはフック仕様。
着回し #
01
Vintage likeStyle
ボアを軸に冬素材を重ね、軽やかかつ奥行きのある冬コーデに
アウターが持つヴィンテージ感を生かし、着映え度満点のスカートスタイルを完成。鮮やかな赤が目を引くティアードスカートはコーデュロイ素材。ボア素材と相まって、奥行きたっぷりの印象に。首元のスカーフあしらいも、ノーカラーなら窮屈感なく決まります。
着回し #
02
French Style
防寒性と機能性を備えた、今どきのドレスアップスタイル
着映え度抜群のボアアウターなら、お出かけシーンのおしゃれだってお手のもの。ドット柄のシアーブラウスにはおっただけで、たちまち華やかさときちんと感が漂って。もちろん防寒性も申し分なく、軽い着心地でドレスアップが楽しめます。旬のブローチ使いにも注目。身長を問わないミディ丈がオールマイティさを決定づけて。
着回し #
03
Sporty Style
気軽に着られるボアだから、アクティブシーンだって安心!
グレーと相性のよいピンクを合わせて、とびきりハッピーな休日カジュアルを満喫して!
ボアアウター
(TYPE – 2)
白の衿付きショート を着回し!
いつもの着こなしにさっとはおるだけで、たちまち今どき感が漂う短丈のボアアウター。衿付きジャケットが持つエレガントさと、ブルゾン丈が持つスポーティさのいいとこ取り!
ジャケット¥39930/ネイヴ
毛足が長めのシャギー感が、ほんのりモード顔の一枚。絶妙な丈感と真っ白すぎないオフホワイトが、どんなコーディネートにも合わせやすい理由。
着回し #
01
ボアアウターを投入するだけでトラッドスタイルがぐっと軽快に!
普遍的なトラッド感が魅力のチェック柄のキルトスカートに、ショート丈のボアアウターが、一気に今っぽさを加えてくれます。衿付きの端正さがあるから、ミックス感の中にも上品さをキープ。清潔感たっぷりのオフホワイトが、きれい色のスカートの華やかさを軽やかに盛り上げて。
着回し #
02
ニット×デニムにプラスオン。軽アウターでアクティブさもキープ
カジュアル派にとっての定番スタイルであるニット×デニムにさっとはおっただけ。いつものコーデにほんのりリッチ感が備わって、まったく新しい表情に。軽やかボアアウターなら、デニムスタイルのアクティブさも損ないません。
着回し #
03
フェイクファーのふんわり感が好感度の高さを決定づけて
ちょっと差のつくお仕事スタイルにも、衿付きのショート丈ボアはうってつけ。ライトベージュのスカートスタイルに投入し、ワントーンコーデを完成。フェイクファーならではの気軽さが、カジュアル派のきれいめコーデに対する気分的ハードルを下げてくれます。
ボアアウター
(TYPE – 3)
ブラウンのミディ丈ジレ を着回し!
おしゃれ感だけでなく、防寒着としての機能も果たしてくれるのが、ボア素材のジレ。ほかのアウターの上から着たり、ベルトをあしらったりと、旬コーデを存分に楽しめます。
ジレ¥26400/カレンソロジー 二子玉川(カレンソロジー)
ほどよい起毛感で都会的に仕上がったミディ丈ジレ。あたたかさも申し分なく、真冬までのつなぎアウターとしてもピッタリ
着回し #
01
ボア素材のジレ×細ベルトで、最旬のカジュアルコーデを完成!
ジレの上からベルトをプラスしてとびきり今年らしく。スタイルアップ効果も両得できます。
着回し #
02
普段着用のワンピースがボアアウターでたちまちお出かけ仕様に
ミディ丈のボアジレは、ワンピースの羽織り物としても最適。いつものコットンワンピが一気にお出かけ仕様へと格上げされます。薄手のタートルニットをレイヤードすれば寒さ対策も万全です。
着回し #
03
トレンチコートの上にレイヤード。おしゃれ感もあったかさも一気に上昇
ベーシックなトレンチコートの着こなしにちょっとマンネリを感じたときは、ボア素材のジレの登場。軽くて暖かいから、おしゃれにも防寒にも、プラスの効果しかありません。同系色を選んでなじませるのが大人っぽさのポイントに。
Staff Credit
撮影/渡辺謙太郎(人物) 魚地武大(TENT)(物) ヘア&メイク/桑野泰成(ilumini.) スタイリスト/徳原文子 モデル/浅見れいな 取材・原文/磯部安伽
いつもの着こなしに「ふわもこプラス」
「ネック&アームウォーマー」がブームです!
今シーズンの大注目アイテムであるネック&アームウォーマーは、防寒に大切な首と手首を守ってくれる真冬のボディガード的存在。〝あったかくて軽い〞おしゃれを実現する最旬小物を、厳選してお届けします!
Neck & Arm Warmer
首と手首「セットでふわもこ」が新しい!
一見フーディみたいな新顔バラクラバ。同素材のアームウォーマーと一緒に、アウターの衿元と袖口からちらり。リンクさせることでなじみ度がアップするから、実はビギナーこそセット使いがおすすめです。素材は、しなやかな肌触りとカジュアル感を備えたカシミヤ混ウールリブ。トップグレーはどんな色のアウターとも好相性。
Neck Warmer
三角ストール、バラクラバ…新顔続々
三角ストール人気の火つけ役ともいえるアソース メレ。ロンハーマンの別注は濃淡ピンクのバイカラー。どちらの色をメインにして巻くかで、雰囲気が変わります。軽さとあたたかさも格別で、まさに冬の名品小物と呼ぶにふさわしい逸品を、シンプル服のアクセントに。
Arm Warmer
袖からチラリきかせるきれい色に注目
重くなりがちな冬の着こなしに、きれい色のアームウォーマーはとても効果的。ざっくりとした編み地と相まって、存在感たっぷりの一点を、軽やかなスパイス役に。
Staff Credit
撮影/東 京祐(人物) ヘア/Dai Michishita メイク/AIKO ONO スタイリスト/徳原文子 モデル/蛯原友里 取材・原文/磯部安伽
“重ためアイテム”だってこんなに軽量化!
私たち、「こう見えて軽いんです」
パッと見の印象や過去の経験から、「重いからやめておこう」と敬遠していたアイテムにも、この冬、軽量化の波が!本格派の重厚感やボリュームはそのままにノンストレスな着用感が叶う、そんなうれしいギャップを備えた注目作をピックアップ。
ウールカシミヤのダブルフェイスだから軽い!
TraditionalWeatherwear(トラディショナル ウェザーウェア)のピーコート
とびきり軽量で柔らかいウールカシミヤのダブルフェイス素材を用いることで、まるでカーデのようにふんわりと軽い着用感を実現。ほどよいオーバーサイズで窮屈さもなく、重ね着もスマートに決まります。
LEEマルシェで買えます!
中が空洞だから軽い!
GIGI(ジジ)のシルバージュエリー
18金ゴールドを中心としたモダンヴィンテージなジュエリーを展開し、おしゃれプロの間でもファンが多い日本ブランド「GIGI(ジジ)」。今季デビューした初の純銀(SILVER999)コレクションは、中を空洞にする特別な鋳造方法で作られ、その大ぶりで重厚な佇まいとは裏腹に、とってもライトなつけ心地。ちなみに純銀にはアレルギー発生率が低く、変色しにくいという利点も。
Staff Credit
撮影/金谷章平(人物) 魚地武大(TENT)(物) ヘア&メイク/中山友恵 スタイリスト/石上美津江 モデル/竹下玲奈 取材・原文/鈴木絵美 撮影協力/東京日仏学院
人に会う日、あくまで“自分らしく”華やぎたい!
カジュアル派のお出かけ服は
「きれいめ一点足し」がちょうどいい!
忘年会やお呼ばれなど久しぶりの集まりに、〝頑張りすぎずにちょうどいい〞ベストバランスを紹介します!
Item
#1
地味色華スカートは知的トラッドに振って親近感を
スカート以外はいつもどおり。ドラマティックだけど、心地いい
毛足の長いカットジャカードが印象的な、ボリュームスカートを主役に。白シャツやGジャン、レースアップシューズと、スカート以外はトラッドにまとめ、媚びない大人の華やぎに導いて。
Item
#2
ヴィンテージライクな甘さ増しブラウスがこなれ感のカギ
特別な日を盛り上げるのはおしゃれ上級者ムードが漂う甘辛MIX
デイリーシーンでは、カーゴパンツにはシンプルなコットンブラウスを合わせがち。それを落ち感のある女性らしいボウタイブラウスにチェンジすることで、一気にお出かけ仕様に。旬のヴィンテージテイストを上品に楽しめるうえ、顔まわりや袖のほどよい甘さが大人にピッタリです。コンチョベルトやシルバージュエリーなど、トライバルな小物でハズしたのも石上さん流のこなれテク。
Item
#3
フレンチモダンなメリージェーンに大人の可愛げを託して
大好きなものだけを集めた都会派フレンチシック
ボーダーやかごバッグ、赤をスパイスにした王道のフレンチシックに、バレエシューズ感覚でメリージェーンをプラス。つややかなパテント素材と細身のスクエアトゥを選べば、ほっこりせずに洗練。パンツの裾からのぞくきゃしゃなストラップも小粋に映えて。
華やぎも女性らしさも託せる最高の盛り上げ役
いつものニットで着映え完了。地味色華スカートが使えます!
慣れ親しんだニット合わせでおしゃれが決まる華スカートは、ムリせず素敵に見せたいカジュアル派の強い味方。
大人っぽくて合わせやすいベーシックカラーを選べば、高揚感たっぷりのお出かけスタイルが完成!
Type
01
いつものニットに+
今季注目度No.1! 表情豊かで360度絵になる
ジャカードスカート
リラクシーなニットカーデを可憐なスカートで一気に格上げ
フラワージャカードと揺れるティアードが目を引く主役級スカート。これ一枚で、ゆるっとノーストレスなニットカーデに特別感が宿ります。上下白でまとめれば、アウターを脱いでも華やか!
Type
02
いつものニットに+
繊細な透け感で軽やかな甘さが叶う
チュールスカート
質感の違いで奥行きを演出。気負わないのに洒落感たっぷり!
フワッとエアリーなチュールスカートとざっくりニットのコントラストで、今っぽい洒落感とメリハリアップを実現。足元にシルバーをきかせてモダンに。
Type
03
いつものニットに+
光沢のちょい足しで女性らしさを忍ばせて
つや感スカート
きれいめサテンスカートをスポーツMIXでこなれたバランスに
サテン独特のドレッシーなつやで、ポロニット×スニーカーの普段着をガラッとよそゆきにシフト。色数を絞ってシックに。
クラシカルなベロアスカートを軸にちゃめっ気トラッドを満喫
最高に今年らしい、ミディ丈のベロアスカートとロングブーツの、レディでクラシカルな組み合わせ。スカートとブーツの〝つやめく黒〞がリッチ感を盛り上げつつ、下半身をほっそり引き締めてくれるのも気分が上がるポイント! ロゴニットにストライプシャツをレイヤードしたやんちゃなトラッドに、今っぽさと大人の品が加わります。
Type
04
いつものニットに+
愛着のある柄だからこそ気軽に取り入れられる
チェックスカート
遠目にも映える光沢チェックでカラーコートを華やかに飾って
上品トラッドなチェック柄をベースに、タフタ素材ならではの微光沢やマキシ丈がドレッシーに映える一枚。それだけで、シンプルなコーディネートがドラマティックに!
Staff Credit
撮影/東 京祐 ヘア&メイク/美舟(SIGNO) スタイリスト/石上美津江 モデル/高垣麗子 取材・文/榎本洋子(TENT)
きちんと見せたい日も気張らない会も、これ一枚!
甘さ増しブラウスならお出かけシーンに合わせて印象自在!
お出かけが増える年末年始に重宝するのが、きれいめに装いたい日から気楽な集まりまでフレキシブルに着回せる甘めブラウス。
ボトムを替えるだけで印象自在のデザインをピックアップ!
華やかオーラ満点! 体型カバー効果もうれしい
ペプラム&ティアードブラウス
Aラインに広がるシルエットで、サイドや後ろ姿まで抜かりなし。そのうえ、気になるおなかや腰まわりをさりげなくカバーしてくれていいことずくめ!
ふわっとした立体シルエットでどこから見ても品よく華やか
ふんわり広がるティアードに対し肩まわりはすっきり。計算されたバランスで、大人にちょうどいい華やぎをくれるプルオーバーブラウス。
きれいめを意識したサテンスカートとの組み合わせは、縦のラインを強調してシャープに引き立てるのが正解。
一枚で、重ねて…幅広い着こなしが叶う
ボウタイブラウス
顔まわりがたちまち華やぐボウタイブラウスは、お出かけシーンの鉄板。ニットやベストなどと重ねてアレンジしやすいのもポイント。
ワイドパンツで引き締めて凛としたきれいめコーデに
大胆にリボン結びして楽しむボリュームボウタイも今季のトレンド。そんな顔映え度満点のブラウスは、ワイドパンツとのシンプルなワンツーでスマートに。優しい配色で柔和なムードづくりも完璧!
リラックスムードのトラッドスタイルにハッとするような甘さをひとさじ
チェック柄のラップスカートやローファーを合わせた定番トラッドに、一点華やかなボウタイブラウスを投入してワクワク感を。ふわふわと温かみのあるニットカーディガンをはおった力の抜け具合も、リラックスして楽しみたいカジュアルドレスアップにぴったり。
着回したのはこれ!
もはや定番の人気モノ! 今季はさらにバリエ豊富に
袖コンブラウス
甘ブラウス代表として定着しつつある袖コンブラウス。二の腕をほっそり見せるバルーン袖を筆頭に、大人に似合うデザインが続々。
袖コン×ツイードの相乗効果で華やかさに磨きがかかる!
可愛いだけじゃない、クリーンな表情を引き出すシャキッとハリ感のあるバルーンスリーブブラウス。ノーブルな印象がぐっとアップするツイードスカートとの組み合わせは、どんなシーンにも堂々と臨める自信を与えてくれます。袖にボリュームがある分、足元はロングブーツでつないで、スラッと見せて。
マニッシュなオールインワンを袖の甘さで女性らしくひとひねり
レイヤードスタイルが最旬の今季は、バルーン袖ブラウスにオールインワンを重ねた甘辛MIXにトライ。ほどよいカジュアル感が洒落た印象につながって、感度の高さをさりげなくアピール。
久々にパンプスを楽しむならこの一足!
ローヒールでも決まるメリージェーン
足元からお出かけムードを高めるのも、取り入れやすいアイデア。カジュアル派の狙い目は、ヒールに頼らずレディに盛れる靴。
今季なら、ストラップ使いが小粋なメリージェーンが最旬!
Brand
01
NEBULONI E.
ほんのりモードなシルエットがコーデ活性化に効果絶大
汎用性の高い黒レザーのメリージェーンは、モード感のある甲深アーモンドトゥで差をつけて。カジュアルボトムを女性らしく格上げする少しのヒールもポイント。
Brand
02
Le Talon
深みのあるつや感ボルドーにレディなエッセンスが香る
赤リップ感覚でつやめくボルドーをトッピング。ツンととがったトゥなら可愛すぎず大人顔に着地。
Brand
03
NINOS
小気味よいハズし役に。一歩先ゆくひとクセデザイン
サテン素材の太バンドやマーブル柄のソールに個性が光る、進化系メリージェーンも狙い目。キレのあるパキッとした白が、フェミニンなスカートの今っぽいハズし役として大活躍。
Brand
04
PLST
愛らしいメリージェーンをレオパード柄でスパイシーに
デニムを軸にした気張らないお出かけコーデをリュクスに引き立てつつ、遊び心も盛れてしまうレオパード柄。きゃしゃストラップ&ポインテッドトゥに繊細な女性らしさが漂う、バランス感に長けた一足。かかとを踏んでミュール風にアレンジできる二面性にも注目です。
Staff Credit
撮影/魚地武大(TENT)(物) 東 京祐(人物) ヘア&メイク/美舟(SIGNO) スタイリスト/石上美津江 モデル/高垣麗子 取材・文/榎本洋子(TENT)
Hamaji in Pink!
このキュン♡が私たちに必要です
浜島直子さんやっぱりいいね!「大人のピンク」
はまじが「大好きな色」というのがピンク。年を重ねるにつれ、敬遠したり、難しく感じる人も多いけど、実は今、大人に似合うピンクが続々登場しているんです。
もっと自由に、自分らしく。〝大人とピンク〞のいい関係について、はまじの私服や着こなしセオリーとともにフィーチャーします!
ピンクのコンバース・オールスターは、ネットで見つけたMade in USAのデッドストック。30代半ば、〝ピンクマスター〞として歩みはじめた頃に出会った一足です。
今だからこそ気負わず楽しめる!
はまじの「ピンクRules」
Pink Rules: 01
「グレーと合わせる」
エイトンのユニセックスパーカは、夏の終わりに購入したもの。
お店にずらっと並んだ服の中で、このピンクがひときわ輝いていたんです。古着っぽいくすんだ色みが気に入っています
By Hamaji
Pink Rules: 02
「辛めに着る」
ほんのり光沢感のあるスズキタカユキのスカジャンは、代々木上原にあるセレクトショップ『ペールジュート』で購入。
年を重ねたら、もっともっとカッコよく着こなせそうだなと、ワクワクさせてくれる一着です
By Hamaji
Pink Rules: 03
「きかせるなら小物から」
ストールをきかせたピンクのタートルは、はまじが昨年から愛用しているソージュの定番カットソー。
薄手で着心地がよく、このカットソーなしでは、もう冬を越せないと思ってしまうくらいヘビロテしています。ピンク以外にも、実は4色所有。今年も買い足す予定です
By Hamaji
Pink Rules: 04
「決め込みすぎず、自由に楽しむ」
ニットとペチコート、異素材をミックスすることで、奥行きのあるピンクのワントーンコーデに。
小物で少量の黒を加えると、ピンクコーデのカッコよさがよりきわだちますね。手持ちのアイテムも、〝これがベスト〞と思い込まずに、着こなしを広げていく楽しみを、このピンクが教えてくれました
By Hamaji
Staff Credit
撮影/東 京祐 ヘア/左右田実樹 メイク/小森由貴 スタイリスト/福田麻琴 モデル/浜島直子 取材・文/磯部安伽
こちらは2023年LEE12月号(11/7発売)に掲載の記事です。
※商品価格は消費税込みの総額表示(掲載当時)です。
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おしゃれも暮らしも自分らしく!
1983年の創刊以来、「心地よいおしゃれと暮らし」を提案してきたLEE。
仕事や子育て、家事に慌ただしい日々でも、LEEを手に取れば“好き”と“共感”が詰まっていて、一日の終わりにホッとできる。
そんな存在でありたいと思っています。
ファッション、ビューティ、インテリア、料理、そして読者の本音や時代を切り取る読み物……。
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