『miss you』Mr.Children

リスナーを油断させない！　“優しい驚き”に満ちた新作

前作から2年10カ月ぶり、そして30周年という節目を経てリリースされる最新アルバムは、メンバー4人だけでスタジオに集まって制作されたという。さらに今作は、9月に先行配信された『ケモノミチ』を含めて13曲すべてが新曲。30周年を超えて、Mr.Childrenが新たな道を走り出したことを感じさせる。決してファンの期待を裏切らず、かといって“王道”だけでもない、“優しい驚き”に満ちた作品になっている。あらためてミスチルの音楽にハマるきっかけになりそう。（トイズファクトリー）

『在ライフ』在日ファンク

俳優としても活躍する浜野謙太率いる7人組、ジェイムス・ブラウンの流れを汲むファンクを、日本に在りながら表現しようとするバンド。『ハラワラナイト』『クーポン』『おすし』などタイトルからインパクト大な楽曲は、日常に密着した歌詞が共感を呼び、気がつくとリピートしてしまうはず。（カクバリズム）

『ワン・モア・タイム』ブリンク182

バンド名を聞いて青春時代を思い出す人もいるのでは？　2015年に脱退したオリジナルメンバーのトム・デロングが昨年電撃復活。つい飛び跳ねたくなるポップ・パンク『モア・ザン・ユー・ノウ』、心にしみ入るアコースティック・バラード『ワン・モア・タイム』など全17曲を収録。（ソニー・ミュージックレーベルズ）

『DAYLIGHT』七海ひろき

宝塚歌劇団を退団後、ソロアーティスト、声優、俳優として活躍し、男役スター時代以上にイケメンぶりに磨きがかかっているともいわれる、七海ひろきの2ndフルアルバム。物語性を感じる『Giovanni』、アップテンポな『It’s My Soul』など、七海が作り出すさまざまな世界観に誘われる全10曲。（キングレコード）