気取らず使えるふだんの器。なのにちょっと特別
【私の愛するイッタラをお見せします!】愛用者6人、それぞれが感じる魅力とは?
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LEE編集部
2023.10.01
気取らず使えるふだんの器。なのにちょっと特別
私の暮らしの中の「イッタラ」
素敵な暮らしを楽しむ人の家でよく使われている、イッタラの食器や花器。それは生活に自然に溶け込みながら、空間をさりげなく素敵に彩ってもいます。今回は愛用者6人の皆さんに、それぞれが感じるイッタラの魅力を語ってもらいました。
イッタラとは…
フィンランドの南部にあるイッタラ村で、1881年に小さなガラス工場としてスタート。1930年代以降、当時ブランドを率いていたデザイナーのアルヴァ・アアルトやカイ・フランクらの「デザインは思想であり、誰にでも手に入るものにすべき」という考えのもと、モダンで美しく、しかも機能性の高いデザインが生まれました。この哲学が今もブランドに息づき、時代や国境を越え、世界中の食卓で愛されています。
01
私の暮らしの中の「イッタラ」
スタイリスト 宇藤えみさんのイッタラ
今年デビューしました
宇藤えみさん
スタイリスト
昨年、海辺の一軒家をフルリノベーションし、夫と小学生の長男、1歳の長女と都内から移住。愛用している食器は和の作家ものから手軽に使えるものまで幅広く、イッタラも普段の生活でフル活用。
だから愛されているのかとしみじみ魅力を実感しています
周りにイッタラを愛用している人が多く、どの家にもよくなじんでいて、いつかはうちにもと思いながら……の期間が長かったという宇藤さん。
「今年になって仕事で扱う機会があり、グラスとカラフェが新居の和モダンなテイストに合うなと手に入れました。そうしたら本当に使いやすくて。レンピのグラスは麦茶にワイン、アイスクリームを入れてもいいし、誰もが気兼ねなく使える包容力を感じます。海の景色との相性もいいんです。カラフェはダークグレーの色合いに一目惚れ。イッタラはシリーズが豊富で、どの家庭にもフィットするものがあるはず。私も"マイ イッタラ"に出会えてうれしいです」(宇藤えみさん)
ぽってりとしたフォルムが愛らしく、容量たっぷりのグラス、レンピ。デザイナーはマッティ・クレネル。
手に持ちやすいカルティオ カラフェ 950ml。「花器として使うと庭の草花もモダンな雰囲気に。不思議な力があります」
02
私の暮らしの中の「イッタラ」
料理家 ワタナベマキさんのイッタラ
やっぱりティーマが好き
ワタナベマキさん
料理家
LEEなど多くの雑誌、書籍、テレビなどで活躍。国内外の作家ものやガラス食器など、料理に合わせた多くの器を所有する中、イッタラは家族の食卓に欠かせない存在。
いつ手に入れたか思い出せないほどの付き合い
「このプレートに、よく使っているマグカップ、こっちの大皿、枚数が多いこの小皿も!」
ワタナベさん宅を訪れたところ、ティーマをはじめさまざまなイッタラの器が、出てくる出てくる!
「どれももう15年以上は使っています。いくつか割ってしまったこともあるけれど、定番だから買い足せるのも魅力なんです。料理の試食も家族の朝食もティーマの白。気がつけば自然に手に取る器になっていて、出会いはいつだったのかもう思い出せません(笑)。量産品だけど、たたずまいに品があって料理が映える。わが家になくてはならない存在です」(ワタナベマキさん)
毎日、朝食に使うのが、ティーマ プレート 21㎝ホワイト。
カステヘルミの10㎝プレート(色はおそらくウルトラマリンブルーとのこと。現在は廃番)を、来客時のコースターとして愛用。「エキゾチックな雰囲気もあって、夏の食卓によく使います」
03
私の暮らしの中の「イッタラ」
「scope」店主 平井千里馬さんのイッタラ
別注・復刻したもの多数
平井千里馬さん
「scope」店主
2000年にインテリア雑貨などのオンラインショップ「scope」をオープン。イッタラを始め、北欧のアイテムが充実。独自に復刻させた商品も多数。
現地に通って、知るほどにどんどんイッタラファンに
いいデザインの家具や雑貨をどこからでも買えるように、とネットショップを立ち上げた平井さん。その時点ではイッタラは、扱っているブランドのうちのひとつ、という位置づけだったそう。
「その後買い付けでフィンランドに行ったら、人々がごく普通に日常の道具としてイッタラを使っていたんです。かっこつけるでも自慢するでもなく。それってかっこいいなと。向こうではヴィンテージも若い人たちからも人気で、つまりこの先も飽きて捨てるものにはならない、いいものである証明だと思うんです。そこから日本の暮らしにはこういうサイズもあるといいなと考え始め、イッタラに掛け合って別注を作るようになって……。どんどん現地に知り合いも増えて、一緒に商品を作ったり。気づけばイッタラにどっぷりです」(平井千里馬さん)
珍しいイッタラも!
「scope」店主 平井千里馬さんのイッタラコレクション
「うちの限定にしたい、というよりも、このサイズがあると便利、このアイテムがなくなると困る、今までどおり使いたいと思うと、別注、復刻を企画してしまう」と平井さん。
定番のアルヴァ・アアルトコレクション ベース 120㎜クリア。
「フィンランドでチョコを入れて使っているのを見て、まねしています」後ろは木型を使ったスペシャルなもので、今後scopeで販売されるかも?とのこと。
直径8㎝のカステヘルミの復刻を依頼し、結果的に直径10㎝の新サイズが誕生。定番に。
ティーマのスクエアプレート 12×12㎝は、日本の食卓で便利なサイズ。定番品はホワイトのみだったので、別注で全6色を生産。
2019年に廃番になった木製プラター。「絶対に残したくて再生産してもらって2023年2月に発売。イッタラのオーナメントボール5個を置けば、クリスマスの演出は完璧」
1968年に短期間生産されたフルッタのピッチャーもscopeで復刻して定番品になったもの。容量は約1リットル。「夏はこれで水出し麦茶を作ります」
「珍しいですが、イッタラにはオイバ・トイッカデザインのハサミもあるんです」
イッタラの中でも人気の高いバード・バイ・トイッカ。「オイバ・トイッカと一緒にいくつかバードを作ってきましたが、これはscope20周年のメモリアルな別注のバードです」
04
私の暮らしの中の「イッタラ」
「COMMON」オーナー 中村雅子さんのイッタラ
カイ・フランクが好き!
中村雅子さん
「COMMON」オーナー
フィンランドの豊かな自然とライフスタイルに魅了され、夫婦で移住して今年で20年目。ヘルシンキでコンセプトショップを営む。13歳、10歳の息子さんと4人暮らし。
長く残っているもの、新しく生まれたもの、どちらも愛用
「イッタラなど北欧デザインに初めて触れたのは’90年代。特にカイ・フランク(イッタラではティーマ、カルティオを手がけた)のデザインには心を奪われました」。その後フィンランドに移住し、イッタラが"国民の食器"として生活に溶け込んでいる様子を目の当たりに。「国が発展途上だった時代から暮らしの質を底上げしてきた背景があり、長く愛されているデザインがある一方で、今も時代に合ったデザイナーを国内外から積極的に起用して、新しいチャレンジも続けている。その姿勢が素敵です」(中村雅子さん)
「COMMON」オーナー 中村雅子さんのコレクション
多方面で活躍するロンドン出身のデザイナー、ジャスパー・モリソンが手がけたグラス、ラーミ ホワイトワイン。「食洗機にも気兼ねなく」
「ヴィンテージのカルティオは、現行品よりガラスが薄いのが好き。来客時にお酒を楽しみます」
05
私の暮らしの中の「イッタラ」
北欧ジャーナリスト 森 百合子さんのイッタラ
ヴィンテージ探しの名人
森 百合子さん
北欧ジャーナリスト
長年、北欧に通い続け、暮らしや文化を取材、執筆。ヴィンテージ食器などを扱う「Sticka」も運営。近著は『日本で楽しむ わたしの北欧365日』(パイ インターナショナル)。
暮らしの質をデザインでよりよく。その思いにひかれて
「2005年に初めて北欧を訪れたときからずっと魅了されているイッタラのガラス。なかでも特に好きなのはタピオ・ヴィルカラの作品で、蚤の市で偶然見つけた大ぶりのデキャンタは宝物のひとつです。北欧へ行くきっかけにもなったアルヴァ・アアルトのベースも特別な存在です」。日々使う食器など、北欧は暮らしに身近なデザインがいい、と話す森さん。「美術館で見たデザインが食卓で使われている、なんてことも。日々の暮らしの質をよりよくしようとしたデザイナーたちがいて、彼らが活躍できるイッタラのような会社があったからこそだなと思います」(森 百合子さん)
北欧ジャーナリスト森 百合子さんのお気に入り
タピオ・ヴィルカラが手がけたニヴァシリーズとウルティマ ツーレのシリーズ。
「北極圏の自然を映した、タピオらしいデザインだと思います。ワインもお茶も合いますよ」
右は去年手に入れた限定色のアアルトベース。左は2014年の限定カラー。「置くだけでも絵になりますし、案外と花も飾りやすいんです」
06
私の暮らしの中の「イッタラ」
「NORR LAND」店主 古橋英子さんのイッタラ
色ガラスコレクター
古橋英子さん
「NORR LAND」店主
東京・台東区蔵前にて、2020年から北欧ヴィンテージ食器と雑貨を扱う「NORR LAND」をオープン。年に1〜2回現地に買い付けに。https://norrland.co.jp
吸い込まれるようなカラーガラスに心を奪われました
はじめはアラビアの陶器が好きになり、北欧のマーケットに通うようになった古橋さん。
「初めてi-401、バードボトル(写真3.)を見たとき、なんて美しい色のガラスなんだろうと、思わず見惚れました。1950年代頃のガラスは職人の手吹きで、ひとつひとつのニュアンスが異なるんです。現地に通うたび、次はどんなカラーグラスに出会えるかな、と探すのが楽しくて。実際に家で使ってみると、何気ないおつまみ料理を盛るだけでも、食卓がぱっと華やいで、明るくなるところもたまりません」(古橋英子さん)
「NORR LAND」店主 古橋英子さんの色ガラスコレクション
1.水の波紋がモチーフのアイノ・アアルトシリーズ。「1936〜38年頃に作られていたショットグラスのサイズ。
「アイノさんはグラスが手からすべらないよう波紋をつけたと言われていて、使う人への気配りを感じます」
2.いつも家で使っているのはオイバ・トイッカのフローラボウル。「この色は廃番に。現行品でも色の展開が変わることがあるので、いいと思ったら迷わずに手に入れています」
3.古橋さんがイッタラのガラスにハマるきっかけになった通称i-401、ヴィンテージのバードボトル。デザイナーは、イッタラのアイコン「i」を手がけたティモ・サルパネヴァ。
イッタラ×LEE初コラボ!LEE10月号特別付録
ときめく北欧ブルー保冷・保温スクエアトートできました
LEE40周年イヤーの今年、イッタラとのコラボ付録が実現! さわやかな北欧ブルーが、お出かけの気分を高めてくれます。
スタイリストの宇藤えみさん、使い心地はいかがですか?
たっぷり収まるから、買い出しに、ピクニックに、通学通勤のお弁当入れに!
「海までお散歩して親子でランチをするとき、スーパーで生鮮食品を買い出しするとき、いろんなシーンに使えます。鮮やかなブルーがファッションのアクセントになって、シンプルな服装のときもいいですね」と宇藤さん。
イッタラのロゴがさりげなく入ったシンプルなデザインだから、イッタラの器たちのようにタイムレスに使えます。
15㎝のマチ付きで容量たっぷり
マチはゆったり。容量たっぷりで、置くときも安定感あり。
19×12㎝のお弁当箱2つに、500mLと350mLの水筒もすっぽり収納できました。
冷凍フルーツや魚、肉もこれに詰めれば、買い出しもスマート。
500mLペットボトルは横にして6本入ります。
スタイリスト 宇藤えみさん
昨年、海辺の一軒家をフルリノベーションし、夫と小学生の長男、1歳の長女と都内から移住。愛用している食器は和の作家ものから手軽に使えるものまで幅広く、イッタラも普段の生活でフル活用。
背面はショップロゴ
約 縦22㎝×横25㎝×マチ15㎝
●LEE2023年10月号付録お問い合わせ事務局
☎0120・010・868 受付時間:10:00〜17:00(土・日・祝日を除く)
受付期間:2023年12月6日(水)まで
※イッタラショップへのお問い合わせはお控えください
LEE10月号(9/7発売)ネットでのご購入はこちらから!
雑誌と商品を同時購入で送料無料
LEEマルシェで販売中!
Staff Credit
撮影/濱田紘輔(宇藤さん、森さん分、特別付録) メグミ(ワタナベさん、古橋さん分) 橋口恵佑(表紙・物) 取材・文/田中理恵
※紹介している器は私物のため、現在販売されてないものもあります。
こちらは2023年10月号(9/7発売)「私の暮らしの中の「イッタラ」」に掲載の記事です。
※商品価格は消費税込みの総額表示(2023年10月号現在)です。
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おしゃれも暮らしも自分らしく!
1983年の創刊以来、「心地よいおしゃれと暮らし」を提案してきたLEE。
仕事や子育て、家事に慌ただしい日々でも、LEEを手に取れば“好き”と“共感”が詰まっていて、一日の終わりにホッとできる。
そんな存在でありたいと思っています。
ファッション、ビューティ、インテリア、料理、そして読者の本音や時代を切り取る読み物……。
今読者が求めている情報に寄り添い、LEE、LEEweb、通販のLEEマルシェが一体となって、毎日をポジティブな気分で過ごせる企画をお届けします!
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