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LIFE

雅姫さんの家におじゃまします

【雅姫さんの家におじゃまします】少しずつ変わっていくインテリアや暮らし方の〝今〞を拝見!

  • 雅姫

  • LEE編集部

2023.05.13

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少しずつ変わっていくから、いつも憧れ 雅姫さんの家におじゃまします

自宅がLEEに初登場したのは24年前。抜群のセンスが大反響を呼び、以来紹介するたびに注目を集める雅姫スタイル。多くの人を魅了してやまないインテリアの形、時とともに新しくなる暮らし方の〝今〞を拝見!

ようこそわが家へ
雅姫さん

masaki

モデル、「ハグ オー ワー」「クロス&クロス」デザイナー。ライフスタイルを中心に多分野で活躍し、著書多数。LEEの連載「季節のごはんを習いに」、パーソナルマガジン『MASAKI』(扶桑社)も好評

雅姫さん

家の第一印象を決める玄関は、ニュートラルな白が基調。もともとあった靴箱の幅を広げる際、天板を床面やしつらえと溶け合う古材で作ってもらった。角田淳さん作の白磁の照明も新調を

壁をグレーに塗りかえたダイニング

ダイニング

ダイニングは壁をグレーに塗り、日本の年代物のキャビネットを設置。中の器を眺められるガラス戸で、左の棚には花器をまとめ、上は花を飾る場に

ばらばらの椅子が雰囲気を醸し出す食卓

食卓

食卓を囲む椅子は、デザインばらばらが定番。左奥のキッチンの扉を真鍮枠に替えたので、アンティークの照明とワイヤーモビールをアクセントに選んだ



日々変わる暮らし方の中で、心地よさを探りながら楽しむ家づくり

家族と自分の生活スタイルの変化に伴い家を住み替え、楽しく心地よく暮らすために工夫を凝らしてきた雅姫さん。20年近くを過ごす現在の住まいは、引っ越し当初は白壁と木床をインテリアのベースにし、自然素材の棚やかごなどを合わせていました。ここでも、状況や気持ちの動きとともに試行錯誤を繰り返しながらインテリアにアレンジを加えています。

「白と自然素材はずっと好きですが、占める範囲が多いと甘すぎるかな、と思うように。仕事でもプライベートでも、憧れていたヨーロッパの遊び心をちりばめた暮らしや、日本の手仕事が生み出すいいものに触れる機会に恵まれて。年齢と経験を重ねて広がった視野が、興味や感性の幅も広げてくれた気がします」

雅姫さんインテリア

長年愛用の水屋箪笥は、外側と棚板の木地色を黒く塗り替え。窓の高さに合う、上下段に分けて並べた。和洋の食器をタイプ別に収納し、上は植物や雑貨をディスプレイ

インテリアの変遷を振り返り、想像以上にしっくりきたと話すのは、黒やグレー、スチール製のアイテムをプラスしたこと。“重い印象になりそう”と避けていたダークカラーのシックな雰囲気に惹かれだした数年前、窓枠や雑貨などの細部でトライ。徐々に、壁や家具といった大物に着手していきました。

「愛用しているものを塗り替えたり、アンティークで取り入れたりしたのがよかったのかな。使い込まれているからこその趣が添えられ、部屋や私好みの和洋テイストのミックスコーデにもなじんでくれました」

それからも出会いとひらめきを大切に、〝今”にフィットしてくつろげる空間アレンジは続いています。3年ほど前は、念願だったキッチンの改装を実現。ごく最近は、玄関にあった棚付きフックやベンチを外し、靴箱を大きくしてシンプルなスペースにしました。手仕事がもたらす独特な風合いに惹かれる花器やラグ、フォルムに遊び心を感じる照明などがやっぱり好きで、増える一方。だから、すっきり見えるバランスに整えたそうです。

「暮らし方は多少なりとも日々変わるので、そのときの心地よさを探りながら家づくりを楽しむつもりです」(雅姫さん)


次回は、【雅姫さんの家におじゃまします】おうちを彩る愛用の小物達をご紹介!

撮影/大森忠明 ヘア&メイク/岩井裕季 取材・原文/髙井法子 デザイン/pond inc.

こちらは2023年LEE6月号(5/6発売)「雅姫さんの家におじゃまします」に掲載の記事です。
※商品価格は消費税込みの総額表示(2023年5/6発売LEE6月号現在)です。

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LEE編集部 LEE Editors

1983年の創刊以来、「心地よいおしゃれと暮らし」を提案してきたLEE。
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