【栗原はるみさんが今、読者へ伝えたいこと】「一日30分でいい。”自分の時間”を作って積み重ねて」【LEE創刊40周年】ーー2023年上半期BEST20
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LEE編集部
2023.08.10
2022年12月1日から2023年6月30日まで、LEEwebで反響の大きかった記事ベスト20を発表します。LIFE部門の第3位はこちら!(初公開日 2023年5月6日)
LEEとはなんと38年ものお付き合いを続けてくださっている大人気料理家の栗原はるみさん。LEEとの思い出は、そのまま栗原さんの料理家人生に結びついているそうです。
創刊40周年に、読者へ愛あるメッセージを届けてくれました。
LEEとの思い出
「専業主婦だった私が料理家として成長できたのは、LEEのおかげです」
「初めてLEEに登場したときのことは、忘れられません。ずっと専業主婦だった私はまだ駆け出しで、テレビ番組の裏方として料理を作っていました。
創刊間もないこの雑誌をよく眺めては、『いつかこんな雑誌で仕事をしてみたいな』と思ったものです。だから実際に声をかけていただいたときは舞い上がりました。
当時は料理家といえば、専門的に学んだ人ばかり。でもLEEは、『普通の主婦感覚を持っている人がいい』と、まったくの無名だった私に声をかけてくれたのです。いつも家庭で作ってきたレシピが評判となり、やがて連載を持つことができました。
編集部とは企画から一緒に考え、読者の皆さんと旅をしたり、本当に楽しかった。子どもたちもまだ幼かったので、仕事に家庭にと大変でしたが、毎日を夢中で駆け抜けていったような気がします。この出会いがなければ、料理家としての今の私はありません。最初に私を見つけてくれたLEEに、心から感謝しています」(栗原はるみさん)
LEEweb「おいしいLEEレシピ」で「サバそぼろ」をチェック!読者へ伝えたいこと
「一日30分でいい。"自分の時間"を作って積み重ねてほしい。今日から始めましょう」
「私は今年76歳になりました。現在のLEE読者にとっては親世代の年齢です。私のレシピで、母娘が料理を楽しんでくれる、こんなにうれしいことはありません。
80歳が間近に迫ってきた今、むだな時間は少しもないと強く思うようになりました。やりたいことを100項目書き出して、一つずつ挑戦しています。去年からは、ギターを始めました。これがなかなか楽しいのです。先生に、『10年早かったらもっとすごかったよ』と言われたので、もっともっと練習してみようと思います。
読者の皆さんはちょうど今、子育てや仕事が忙しい頃でしょう。でも、だからこそ、〝自分のための時間〟を、意識して作ってほしい。せめて30分でもいいから、趣味でも習い事でもなんでも、やりたいことを集中してやってみる。これを積み重ねてみてください。きっと10年、20年とたったとき、『よかった』と思えるはずです。今日は今日しかない。さあ、思いきってスタートしましょう」(栗原はるみさん)
栗原さんとLEEの約40年ヒストリー
1985〜
初登場は、創刊間もない1985年! 子育て真っ最中の38歳でした
初登場のテーマは意外にも焼き肉(’85年8月号)。次に登場した同年10月号の魚料理テーマが大反響! この特集のヒットで、衣食住バランスよくライフスタイルを提案する、LEEの雑誌としての方向性が見えてきました。
2000頃
上海、ベトナム、パリ…食の取材や買いつけの海外旅へ
現地の食卓を見学したり、食まわりのアイテムを買いつけるなど、海外取材にも精力的に取り組みました。
読者を招いた上海取材のレポート(’03年2月号)。食事会や栗原さんの料理教室もある豪華ツアーでした。
2003〜
約9年96号続いた人気連載は、書籍化したレシピ本も大ヒット
この頃には栗原さんの人気は不動のものとなり、’03年から約9年間料理連載が続きました。「連載をまとめた本が欲しい」という読者の声にこたえ、『おいしくたべよう。』(下)など全3冊のレシピ本が誕生。今も愛され続けています。
Now
新しい読者からも、LEEwebでも、圧倒的支持!
現在も毎年ご登場。新しい読者も、好きな料理家の筆頭に栗原さんを挙げています。
LEEwebでは、’21年のフード部門のアクセスランキングTOP1&2が栗原さんのレシピ! 1位「じゃばらきゅうり」、2位「しっとり鶏ハム」。(2品のレシピは、今月号の別冊付録にも掲載)
「LEE創刊40周年特設ページ」はこちら!
撮影/須藤敬一 取材・文/山野井春絵
こちらは2023年LEE6月号(5/6発売)「創刊40周年 これからも “一生愛せるLEE”宣言」に掲載の記事です。
※商品価格は消費税込みの総額表示(2023年5/6発売LEE5月号現在)です。
おしゃれも暮らしも自分らしく!
1983年の創刊以来、「心地よいおしゃれと暮らし」を提案してきたLEE。
仕事や子育て、家事に慌ただしい日々でも、LEEを手に取れば“好き”と“共感”が詰まっていて、一日の終わりにホッとできる。
そんな存在でありたいと思っています。
ファッション、ビューティ、インテリア、料理、そして読者の本音や時代を切り取る読み物……。
今読者が求めている情報に寄り添い、LEE、LEEweb、通販のLEEマルシェが一体となって、毎日をポジティブな気分で過ごせる企画をお届けします!
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