【中古マンションをリノベーション】神戸の人気エリアで、ヴィンテージ家具が映えるこだわりの家を実現
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@homeLEE 私らしく建てる、心地よく暮らす
2022.12.21 更新日:2022.12.22
2023年、LEEは創刊40周年を迎えます。その記念企画として、LEE世代の一大イベント〝家づくり〞にフォーカスした特設サイトをオープン。本誌でも今後、総力特集します!
第1弾は、最初の一歩の踏み出し方。大満足の家づくりができた読者に、どんな依頼先とどう始めたか、リアルなストーリーを聞きました。
中古マンションをリノベーション
条件の揃った人気エリアで、信頼のおける不動産会社でワンストップに希望を実現
医療関係職 M・Iさん
Instagram(________m.ko.k)でも家や暮らしについて発信。
家づくりDATA
家族構成:42歳、娘10歳、息子7歳
エリア:兵庫県神戸市
間取り:3LDK、100㎡
依頼先:エストコーポレーション・zutto
建築費:約1600万円
Q.家づくりを始めたきっかけは?
希望のエリアで条件を絞り、リノベを念頭に置いてマンションを探していたところ、理想的な物件に出会えたこと。
Q.中古マンションのリノベーションを選んだ理由は?
条件を満たすには、予算上、築古マンションのリノベがベストだった。また、信頼できる依頼先も見つかったから。
Q.家づくり中、やってよかったこと、後悔が残るポイントは?
床や壁の素材、水回りの設備などは一点一点選び抜けた。カーテンレールに意識が及ばなかったことが唯一の後悔。
ヴィンテージ家具が映える無垢床×塗装壁にこだわって
家を購入するにあたって、明確な条件があったというIさん。
「それまで住んでいた区内で駅近、ハザードマップの被災想定区域外で。人気エリアなので、予算を考えると築古マンションのリノベがベスト。でも、なかなかいい物件が出ず、探し始めて約4年たったときに、ここに出会ったんです」
すぐに購入を決意。ほぼ同時にリノベの依頼先も決まったそう。
「複数の不動産会社を通して内覧し、信頼できたエストコーポレーションで契約。リノベまでワンストップで行われていると知り、設計士さんもこちらの好みや希望を瞬時に理解してくださる方だったので、そのままお願いすることに」
もともと家づくりへの関心が高かったとあって、リノベの方向性もスムーズに固まったと言います。
「家探しをしていた間に、アイデアはスマホに画像で保存。頭の中では、言葉にして伝えられるくらいまで、具体的にイメージをふくらませていました。ヴィンテージの家具や照明が好きで、7~8年前から少しずつ集めていたので、それが映える空間にしたい、というのがリノベの出発点でしたね」
結果、大満足のリノベが実現!
「リビングはチークの無垢材のパーケットフローリング、玄関はオークの無垢床、壁は塗装と、素材にこだわりました。浴室や洗面所の設備も、とことん探して納得できるものに。カーテンレールなど細部には課題も残りましたが、ほぼ理想の形になったと思っています」(M・Iさん)
リビングは無垢材の床にキッチンとつなげて開放感を
リノベ中、真っ先に決めたのは、リビングの床を無垢材にすること。
「家族でいちばん長く過ごす場所なので、素足で触れたときに、気持ちいい素材にしたかったんです。間取りは、キッチンのみ変更。もとは独立型キッチンでしたが、開放感のある空間にできたらと、ダイニング側の壁を取り払い、LDKをひとつの空間にしました」
収納スペースの不足分は大好きな家具でカバー
玄関には、既存の靴箱に合わせて壁一面の棚を造作
パントリーやシューズクロークをつくる代わりに、家具を収納に活用しているIさん。
「玄関のイメージは〝パリのアパート〞。手前の既存の靴箱に合わせて、奥の棚を造作し、本から季節小物まで幅広いものを入れています」
「キッチンカウンターには日常使いの食器など、その左隣に並べたオーダー家具には、お気に入りの作家さんの器を」
築古マンションの味わいを生かしつつ自分好みの空間に
梁はモールテックス仕上げに。右側の梁は、凹凸があったところを造作でキッチンまで一直線にしてもらったそう。
「中古マンションのリノベの醍醐味は、Before/Afterを見られること! 築古物件ならではの味を残しつつ、好みの空間に変えていく過程がとてもおもしろかったです」
「想像以上によかったのが、この物件の特徴だったガラスブロック。時間や季節によって光の入り方が違うので、いろいろな雰囲気を楽しめます」
Iさん宅では、年月をかけて集めた照明も存在感を放っています。
「ここにはこの照明、と一つ一つと決めて電気工事をお願いしました」
ガラス扉を採用し、バスタブから床や壁のタイルまで徹底セレクト
浴室と洗面所は、掃除のしやすさも考慮してプランニング。
「ゴムパッキンを避け、ガラス扉に。ユニットバスの選択肢が少なくなったので、バスタブからタイルまで好きなものを妥協せず選びました。壁のタイルは、印象的なホテルのバスルームと同じ貼り方に」
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※取材部分のみを表示しています。
撮影/仲尾知泰 間取り図製作/前田優子 取材・原文/藤本幸授美
こちらは2023年LEE1・2月合併号(12/7発売)『後悔しない「家づくり」、私のスタート地点』に掲載の記事です。
※商品価格は消費税込みの総額表示(2022年12/7発売LEE1・2月合併号現在)です。
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