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“グリーンハンド”たちの枯らさない!続けられる!極意

【桐島かれんさんのおうちグリーン】枯らさず続くコツは?初心者にも育てやすいおすすめ植物4選

“グリーンハンド”たちの枯らさない!続けられる!極意

コロナ禍以降、おうちグリーンは大ブームに!
ただ、いざ育て始めると「枯らしてしまい落ち込んだ」「水やりなどの世話をうまく続けられない」という壁にぶち当たっている人も多い様子。そこで、プロではないのに観葉植物上手!と評判の、〝グリーンハンド〟を持つあの人に、実践の中でたどり着いた育て方の秘訣を聞きました!

「グリーンハンド」とは?……緑の手を持つ=植物を枯らさず上手に育てられる人のことを、英語ではgreen thumb(親指)、green fingersと呼ぶ。グリーンハンドは同義の和製英語。

桐島かれんさんのおうちグリーン
まずは育てやすい品種から緑と触れ合う感覚を養うのが吉

桐島かれんさん

2年前からグリーンと暮らす楽しさに開眼し、最近では植物についての書籍も上梓したほど!自宅には、緑がところ狭しとひしめき合っています。

モデルとして活躍するかたわら、「ハウス オブ ロータス」のクリエイティブディレクターを務める。自身のYouTubeチャンネルや、書籍『桐島かれんの緑のある暮らし』(宝島社)も好評。6月に、母・桐島洋子さんと3人の子の共著『ペガサスの記憶』(小学館)が発売。
Instagram:houseoflotuskaren
Twitter:@HouseofLotus1

桐島かれんさん
ワンピース¥36300/ハウス オブ ロータス 二子玉川店 その他/本人私物

コロナ禍以前は、世界の手仕事を求め、買い付けの旅に出ることが日常だったかれんさん。ステイホームを余儀なくされた時期に専念したのが“植物の世話”でした。

「それまでもインテリアのアクセントとして植物は育ててきましたが、気づいたら家族もあきれるほど(笑)、どっぷりはまっていて。今では家の中だけで150種類以上の植物たちと暮らしています」(桐島かれんさん)

室内は観葉植物たちの天国で、まさにグリーンハンドの名にふさわしいかれんさん。しかし「最初の頃は失敗の連続だった」そう!

「見た目の好みだけで選ぶと、育てにくい品種もあるので要注意。私も以前は“ありきたり”と感じていた丈夫な品種を育てるようになって、コツがわかってきました。慣れてから少しずつ難しい品種に挑戦するのがおすすめです」(桐島かれんさん)

枯らさず続く秘訣_01
"枯らすほうが大変"なほど丈夫!初心者向きな品種から育て始める

初心者は見た目で選ばず、乾燥や日当たりの少なさに強く、育てやすい植物から始めるのが正解。丈夫な品種からスタートすれば、苦手意識も払拭できます!

桐島かれんさんが、〝枯らすほうが大変〟と太鼓判を押す、おすすめの品種4選がこちら!

初心者へのおすすめ1【ポトス】

ポトス

園芸店などではおなじみ、熱帯雨林原産のサトイモ科の植物。耐陰性に優れ、垂れる葉が特徴のツル性。挿し木でどんどん増えるのも楽しみ。

初心者へのおすすめ2【ZZプラント(ザミオクルカス ザミーフォリア)

ザミオクルカス ザミーフォリア

光沢のあるワックス状の葉が美しく、海外でも大人気の植物。水がなくても長時間生き残り、水やりに神経質になる必要なし。
「原産地の東アフリカでは、〝不滅の植物〞と呼ばれているそう」(桐島かれんさん)

初心者へのおすすめ3【モンステラ】

モンステラ

切れ込みや穴があいた独特な葉の形が人気のモンステラ。高温多湿に強く、耐陰性もあるため、室内栽培向き。

初心者へのおすすめ4【サンスベリア】

サンスベリア

「乾燥に強い多肉植物で、冬は冬眠していると思ってある程度放置するくらいでも大丈夫」(桐島かれんさん)

ほかにもオススメの種類

通称〝ゴムの木〞として親しまれている、葉が厚い「フィカス」属の植物は、乾燥に強いので水やりが苦手な人にも◎。
そのほか、「シェフレラ」「ドラセナ」「フィロデンドロン」も耐陰性が強く、桐島家で多く育てている定番の品種。

枯らさず続く秘訣_02
水をやりすぎず、集中的なお世話を1週間に1回ほど

水をやりすぎず、集中的なお世話を1週間に1回ほど

初心者にありがちな失敗が〝水の与えすぎ〞。土が乾いてからたっぷりと、そのサイクルを忘れずに。
室内のハンギングプランツも、普段は霧吹きなどですませる分、週1回~10日に1度は外に出してまとめて水やりを行います。

枯らさず続く秘訣_03
プラスチックなど手頃なプランターのまま鉢カバーをかぶせてインテリアになじませる

初心者に植え替えは難易度が高いし、わりと値の張る陶器の鉢を毎回買うのは植物を増やすことへのハードルにもなります。
かごや壺など、自宅にあるものを活用し、プラスチックの鉢にカバーをかぶせるほうが断然らくちん。かごなら、軽いから移動しやすいというメリットも。

桐島かれんさんの鉢カバーコレクション

かれんさんの鉢カバーコレクション。必要があれば底上げし、受け皿ごと中に入れる。
奥のかごはインドネシアのカリマンタン島、手前右のかごはベトナムのもの。中央の青磁の壺はタイのセラドン焼、左の染付は中国で見つけたアンティーク。
愛猫ライカにそっくりな黒猫の鉢カバーは、東京・西池袋の「ルスルス」で購入したもの。


撮影/平岡尚子 取材・原文/田中のり子
※商品価格は消費税込みの総額表示(2022年6/7発売LEE7月号現在)です。

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