香川県・子連れの直島アート旅【前編】おすすめのスポットをレポート!今年は「瀬戸内国際芸術祭2022」開催
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高木綾子
2022.07.22 更新日:2022.07.25
香川に移住して2年。「今年こそ遊びに行きたい!」と何人もの友達が連絡をくれます。
みんなの目的はもちろん「うどん」と、瀬戸内海の「島めぐり」。特に今年は3年に一度の瀬戸内国際芸術祭の年。アートの島として歴史のある「直島」は、友人ファミリーからも大人気です。
![フェリー「なおしま」](https://lee.hpplus.jp/wp-content/uploads/2022/05/31/nao16-1.jpg)
8歳、6歳の子どもたちとフェリーに乗って直島へ。
8月は芸術祭の夏会期もスタート。今回はそんな直島の、我が家流のまわり方や、おすすめスポットを前半・後半に分けてご紹介。子連れならではの楽しみをたっぷりとお届けしたいと思います!
直島はどんな島?アクセスは?
瀬戸内海で岡山側に位置する直島。面積は約8km²。島の西側の宮浦港、東側の直島港を結んだ距離も約2.2kmとコンパクトな島です。
小さいながらも、岡山・香川の両県からフェリー、高速船の直行便があり、アクセスがしやすいのも魅力のひとつ。
とはいえ、船の運行は1時間に約1本。そして島内唯一の公共交通機関である町営路線バスも1時間に約2本。ベネッセハウス周辺エリアには交通制限もあり、事前の計画は必須です。(※芸術祭の時期には臨時バスの運行もあります)
移住してからも度々訪れている直島。今年はこれまでの経験をもとに日帰りプランを作成。これが家族に大好評でした!
まずは、どのようにまわったのか、直島の景色、おすすめのアートスポットとともにご紹介します。
01.
早めのフェリーに乗って直島へ。港周りのアートスポットを散策
![なおしまエリアマップ](https://lee.hpplus.jp/wp-content/uploads/2022/06/02/nao33.jpg)
宮浦港の「海の駅『なおしま』」では必ず無料の「なおしまエリアマップ」をゲットして。バスの情報やお店のことが詳しく書いてあります。岡山県・香川県のいくつかのホテルや観光案内所、高松空港などでも手に入れられる他、公式サイトでもダウンロードできます。
まずは早めのフェリー(高松港8時12分発)に乗り込んで、直島の宮浦港に到着(9時02分)。普段は自転車派の我が家も、今回は暑さを考慮し、朝からバス移動にしました。
![iPhoneメモアプリ](https://lee.hpplus.jp/wp-content/uploads/2022/06/01/nao28-1.jpg)
ちなみに私はいちいちガイドブックを取り出さなくていいよう、事前にiPhoneメモアプリに乗りたいバスの予定をメモしておきました。
次の行き先「家プロジェクト」の開始は10時。バスは一本先の便にしても間に合うので、その間にも約40分。ひと鑑賞できる! と宮浦港付近のアートめぐりへ。
![※画像転載不可 大竹伸朗 直島銭湯「I♥湯」(2009) 写真:渡邉修](https://lee.hpplus.jp/wp-content/uploads/2022/06/06/NS-001.jpg)
大竹伸朗 直島銭湯「I♥湯」(2009) 写真:渡邉修
まずは、大竹伸朗の『直島銭湯「I♥湯」』を鑑賞。実際に銭湯として営業をしているこの作品。13時開館で15時50分までは入浴なしの見学会として建物内を公開しています。
開館前は、外観だけの鑑賞となりますが、その見応えはたっぷり。もちろん16時以降は湯舟に浸かりながら大竹伸朗の作品を鑑賞することができます。
道ゆくおばあちゃんに声を掛けられたり、準備中のスタッフの方と挨拶を交わすなど、地元の方との暖かいやりとりも。まさに島に溶け込む現代アートを楽しむスタートとなりました。
![※画像転載不可 直島パヴィリオン 所有者:直島町 設計:藤本壮介建築設計事務所](https://lee.hpplus.jp/wp-content/uploads/2022/05/31/nao9.jpg)
直島パヴィリオン 所有者:直島町 設計:藤本壮介建築設計事務所
バス乗り場付近にある藤本壮介の「直島パヴィリオン」。ひと遊びして、町営バスで「家プロジェクト」が展開する本村エリアへ!
02.
暑い午後の日差しを避けて午前中に「家プロジェクト」へ
美術館と異なり、町の中を散策して楽しむ「家プロジェクト」。気温が上がりきらない時間帯にまわりたい、と午前中を計画。(これも大正解でした!)
![本村ラウンジ&アーカイブ 写真:鈴木研一](https://lee.hpplus.jp/wp-content/uploads/2022/06/22/NA-119.jpg)
本村ラウンジ&アーカイブ 写真:鈴木研一
バス停「農協前」で下車し、農協のすぐ横にある「本村ラウンジ&アーカイブ」で「家プロジェクト」の共通チケットを買います。
![家プロジェクトチケット](https://lee.hpplus.jp/wp-content/uploads/2022/06/01/nao32.jpg)
有料の「家プロジェクト」を回るには、「本村ラウンジ&アーカイブ」で売っている共通チケットがないと入れません。現地では買えないので気を付けて。
そして、子どもの体力があるうちにチケット売り場から離れた場所にある家プロジェクト、「石橋」や「はいしゃ」、高台にある「護王神社」の中から希望の場所に行くことに。
ちなみにこの日は、私が好きな「石橋」と、子どもが好きな「護王神社」に向かいます。
千住博 「石橋」
![家プロジェクト「石橋」 千住博 The Falls 写真:渡邉修](https://lee.hpplus.jp/wp-content/uploads/2022/06/22/NA-011.jpg)
家プロジェクト「石橋」 千住博"The Falls" 写真:渡邉修
元々製塩業で栄えていた築100年の石橋家の家屋を改修して作品化したプロジェクト。壁面いっぱいに書かれた滝など、ダイナミックな作品が並びます。
杉本博司 「護王神社」
![家プロジェクト「護王神社」 杉本博司"Appropriate Proportion" 写真:杉本博司](https://lee.hpplus.jp/wp-content/uploads/2022/06/22/NA-007.jpg)
家プロジェクト「護王神社」 杉本博司"Appropriate Proportion"© Hiroshi Sugimoto 写真:杉本博司
江戸時代から祀られている「護王神社」の改築にあわせ設計されたアート作品。地下の石室まで続くガラスの階段は、別の洞窟のような地下の入り口からも見ることができます。秘密基地の感覚で、子どもたちのお気に入りです。
![護王神社までの道](https://lee.hpplus.jp/wp-content/uploads/2022/05/31/nao7.jpg)
「護王神社」に行くまでの道はちょっとした山道に。
![「護王神社」](https://lee.hpplus.jp/wp-content/uploads/2022/06/02/nao37.jpg)
もちろん、到達した時の景色も最高でした!
この時点で結構な運動量。次に向かったのは、「The Naoshima Plan 『水』」です。
三分一博志 The Naoshima Plan 「水」
![※画像転載不可 新建築社写真部 三分一博志 The Naoshima Plan「住」](https://lee.hpplus.jp/wp-content/uploads/2022/06/06/07ad89143f9695930ea8e39b2114b0d0.jpg)
三分一博志 The Naoshima Plan 「水」 写真:新建築社写真部
瀬戸芸会期外は週末のみ、会期中は直島のアート施設のスケジュールに準じて開館する三分一博志作の「The Naoshima Plan 『水』」。
かつて郵便局として親しまれた築200年の旧家に井戸水を張った水盤を設置。直島の地下から湧き上がる水に足先を浸しながら風や水といった直島の「動く素材」を体感できる空間として2019年に公開されました。
![三分一博志 The Naoshima Plan 「水」](https://lee.hpplus.jp/wp-content/uploads/2022/05/31/nao4.jpg)
※こちらは無料施設のため共通チケットがなくても入館できます。
足水をしながら空を眺め、島の自然を目でも肌でも感じることができる特別な空間。ひんやりした水面と、南北に吹き抜ける自然の風が心地よかった…。
![焼杉板の外壁](https://lee.hpplus.jp/wp-content/uploads/2022/05/31/nao19.jpg)
外壁に用いられている焼杉板は、潮風に強く、耐久性に優れていることから、瀬戸内海では昔から使用されている建材。これも家プロジェクトのスタッフの方が教えてくださいました。
その後、焼杉板の外壁が続く街並みを歩きながら、「家プロジェクト」宮島達男作の「角屋」など、休憩を挟みつつ、時間が許す限り本村を堪能します。
共通チケットで鑑賞できる「家プロジェクト」は全部で6箇所。大人なら2時間くらいでまわります。子連れだと、タイミングの悪いトイレ報告や、おやつなどなど、同じ時間で計画しても、全部はまわりきれないことがほとんど。
仮に全部に行けなくとも、情緒ある街並みや、突如現れる自然と一体となった作品など見所がたくさん!
街中のグルメを楽しみながら日傘、アームウォーマー、コーヒータイムを味方に着けて、無理なく散策を楽しみましょう。
03.
午後の暑い時間帯、シャトルバスを活用しながらベネッセハウス周辺エリアを堪能
お昼を宮浦港付近ですませ、午後に向かったのはベネッセハウス周辺エリア。
「クロード・モネ」の作品が恒久展示されていることでも有名な「地中美術館」をはじめ、2022年新たに誕生した、「ヴァレーギャラリー」、「杉本博司ギャラリー 時の回廊」など、島の豊かな自然と一体化したアート施設を鑑賞することができます。
こちらも同じく厳しい日差しを避け、エリア内の移動はシャトルバスを利用。滞在時間は2時間半〜3時間程。子連れだと、バスを使って2〜3箇所まわる感じになるかな?
それでは我が家のおすすめスポットをご紹介して行きます。
2022年に誕生!
「ヴァレーギャラリー」と「杉本博司ギャラリー 時の回廊」
ヴァレーギャラリー
![ヴァレーギャラリー 撮影:宮脇慎太郎](https://lee.hpplus.jp/wp-content/uploads/2022/06/22/49ef72b19c9b2addea8db508ca9b00b7.jpg)
ヴァレーギャラリー 撮影:宮脇慎太郎
祠をイメージし、山間に誕生した安藤忠雄設計の小さなギャラリーと、そこから広がる屋外のエリア一帯で構成される「ヴァレーギャラリー」。現在は草間彌生作「ナルシスの庭」、小沢剛「スラグブッダ88 」が展示されています。
![Yayoi Kusama, Narcissus Garden, 1966/2022, Stainless steel spheres, Copyright of Yayoi Kusama Photo: Masatomo MORIYAMA](https://lee.hpplus.jp/wp-content/uploads/2022/06/22/R05_9792.jpg)
Yayoi Kusama, Narcissus Garden, 1966/2022, Stainless steel spheres, Copyright of Yayoi Kusama
Photo: Masatomo MORIYAMA
写真は、草間彌生作「ナルシスの庭」。屋内外のあちこちに佇むステンレスのボールには美しい景色とともに私たち自身も写り込んで不思議な感覚に。また、屋外の池に浮かぶボールは、風が吹くとぶつかり合って共鳴し、自然の音と重なるのも神秘的でした。
杉本博司ギャラリー 時の回廊
![杉本博司ギャラリー 時の回廊 展示風景、2022年 撮影:森山雅智](https://lee.hpplus.jp/wp-content/uploads/2022/06/22/R05_9114.jpg)
杉本博司ギャラリー 時の回廊 展示風景、2022年 撮影:森山雅智
杉本博司の代表的な作品が屋内、屋外に広がり一望できる「杉本博司ギャラリー 時の回廊」。今までベネッセハウス パーク宿泊者限定のギャラリーだった空間を拡張し、今年新たなアート施設として開館しました。
![Hiroshi Sugimoto, Glass Tea House ” Mondrian” , 2014(c) Sugimoto Studio The work originally created for LE STANZE DEL VETRO, Venice by Pentagram Stiftung The work originally created for LE STANZE DEL VETRO,Venice by Pentagram Stiftung](https://lee.hpplus.jp/wp-content/uploads/2022/06/22/6-2.jpg)
Hiroshi Sugimoto, Glass Tea House ” Mondrian” , 2014(c) Sugimoto Studio The work originally created for LE STANZE DEL VETRO, Venice by Pentagram Stiftung The work originally created for LE STANZE DEL VETRO,Venice by Pentagram Stiftung
かつてヴェルサイユ宮殿にも展示され話題となった「硝子の茶室『聞鳥庵』」も2022年からはこちらで一般公開に。最後にラウンジで、作品を眺めながらお茶とお菓子をいただくスペシャルな時間も用意されています。
![画像使用不可であればここはカット杉本博司ギャラリー 時の回廊](https://lee.hpplus.jp/wp-content/uploads/2022/05/31/nao18.jpg)
季節のお菓子は中に柚子のあんが入った「新豆」。目の前に広がる景色と共にいただきました。
「地中美術館」と「李禹煥美術館」
子どもの鑑賞をサポートするキッズツールも
子どもたちが直島に来ると必ず行きたがるのが「地中美術館」と「李禹煥美術館」。どちらも作品を間近に感じられ、その中に入り込めるような面白さがあること。そして前回来た時に使ったキッズ向けのツールも楽しみにしています。
「地中美術館」
![※画像転載不可 地中美術館 写真:藤塚光政](https://lee.hpplus.jp/wp-content/uploads/2022/06/06/NC-001.jpg)
地中美術館 写真:藤塚光政
友人家族からもやっぱり人気なのが安藤忠雄設計の「地中美術館」。地上から地下に向けてほぼ自然光で照らされる作品たちは、季節や時間帯によってまた違った見え方に。
展示されるのは「クロード・モネ」、「ウォルター・デ・マリア」、「ジェームズ・タレル」の3人のアーティストの作品。決して展示数は多くありませんが、私たちの記憶にしっかり刻まれる、空間の力に圧倒されます。
![ジヴェルニーの庭](https://lee.hpplus.jp/wp-content/uploads/2022/05/31/nao2.jpg)
チケットセンターから美術館の入り口まで続くアプローチにある「地中の庭」。クロード・モネのジヴェルニーの庭に植えていたとされる植物をベースに、構成されているそうです。うっとりしすぎて危うく予定時刻をオーバーしそうに…
「李禹煥美術館」
2019年の芸術祭時に、屋外に巨大なアーチ「無限門」が展示されたことでも話題になった「李禹煥美術館」。安藤忠雄設計の半地下の建物の中に、70年代から現在に到るまでの絵画・彫刻作品が展示されています。
![※画像転載不可 李禹煥美術館 写真:山本糾](https://lee.hpplus.jp/wp-content/uploads/2022/06/06/NL-001.jpg)
李禹煥美術館 写真:山本糾
太陽の位置や天候によってその見え方が変わるエントランス。私は夕方の時間の影の長い風景が好きで、毎回立ち寄っています。子どもたちはついた瞬間から、広大な敷地を思いっきり走るのがお決まりに。この夏には、都内でも「李禹煥」の大規模な展覧会があるそうでそちらも楽しみ!
子どもの思い出に残る鑑賞サポートツール。親子で一緒にトライしても楽しい
上の写真は「李禹煥美術館」のキッズ向けの鑑賞サポートツール。一見難しい現代アートも、いつもの遊びの目線で鑑賞することができます。
![地中美術館アシストツール](https://lee.hpplus.jp/wp-content/uploads/2022/05/31/nao20.jpg)
「地中美術館」のツールは終了時、記念のシールをもらってコンプリート。次女は、半年前にもらったのをしっかり覚えていました。
ちなみに「ベネッセアートサイト直島」ではこの夏に、子ども向けのキッズプログラムも開催予定です。詳しくは公式サイトをチェックして!
ベネッセハウス周辺エリアの交通規制も計画に
ちなみにベネッセハウス周辺エリアは、敷地内の宿泊者以外、自転車自動車共に進入できません。移動は徒歩かシャトルバスになるため、バス時刻表のチェックは必須。
また芸術祭の会期中は宮浦港から敷地内を回る臨時バスの運行もあるそう。うまく活用してみてくださいね。
![シャトルバス](https://lee.hpplus.jp/wp-content/uploads/2022/05/31/nao12.jpg)
「杉本博司ギャラリー 時の回廊」のみ、シャトルバスは降車専用。15時クローズなので、午後の予定に入れるのであれば移動時間も計画に入れて。もちろん、気候が良い時期、特に「つつじ荘」から「杉本博司ギャラリー 時の回廊」までは徒歩がおすすめ。
帰り道、まだまだ楽しみます!
再びバスに乗り、帰り道の宮浦港へ(16時03分)。フェリーの出発(17時)まで1時間弱。「まだ観たい!!」と「宮浦ギャラリー六区」へ。訪れた際は会期外で外観のみの鑑賞となりましたが、会期中であれば10時〜17時まで開館するそうです。
下道基行企画・監修《瀬戸内「 」資料館》
![宮浦ギャラリー六区 瀬戸内「 」資料館(監修:下道基行) 写真:宮脇慎太郎](https://lee.hpplus.jp/wp-content/uploads/2022/06/08/IMGC8298.jpg)
宮浦ギャラリー六区 瀬戸内「 」資料館(監修:下道基行) 写真:宮脇慎太郎 ※2021年開館時
2013年に島唯一のパチンコ屋を、「宮浦ギャラリー六区」として建築家・西沢大良が設計。2019年より下道基行が企画・監修するプロジェクト《瀬戸内「 」資料館》が始動しました。「 」の中は流動的で、瀬戸内海地域についての歴史や風土などに関する展示が行われています。
今年の春会期は、銅の製錬が盛んに行われていた直島の歴史を紹介する資料館に。夏と秋には内容を変えて展示されるそう。
宮浦港からのこちらのプロジェクトまでの道筋にはいくつかカフェも。我が家はその後、フェリーで食べるおやつやお土産を購入して、フェリー乗り場に向かいます。
帰りのフェリーから見える瀬戸内海の夕焼けを目に焼き付け、フル回転でまわった旅は終了したのでした。
日帰り直島旅行、子どもづれはなかなかハード。まず何を決める?
上記のように周った中で、今回、我が家の直島でのプランを振り返ってみると、ポイントは下記2点。
①どのエリアに、どのくらいの時間いるのかを決めておく
②行きたいスポットを決め・チケット入手法を必ず確認しておく
コンパクトな島とはいえ、見所はたくさん。プランを組む時は、そのエリアでの滞在時間と移動手段を決めてから、見る順番を決めていくと計画がスムーズに。
そして何よりも②のチケットの入手方法の確認がとっても大切。
美術館や「家プロジェクト」は、事前予約、当日整理券、共通チケットなど仕組みがさまざま。特に地中美術館、杉本博司ギャラリーはオンラインによる事前予約制。
現地に行ってから「え! 予約必要だったの?!」となったこと、あります…(涙)
![南寺整理券](https://lee.hpplus.jp/wp-content/uploads/2022/05/31/nao23.jpg)
ちなみに私が好きなスポット、「家プロジェクト」の中の作品「南寺」は「本村ラウンジ&アーカイブ」で配布される当日整理券が必要。最盛期は整理券が早くに終了することもあるそうなので、「南寺」を絶対に観たい方は、早めに整理券をゲットすべく本村エリアから回ることをおすすめします。
子連れの旅は大変だけど…やっぱり直島は魅力的
今回、夏の会期を想定して、日帰りでまわった5月後半。例年よりも暑く29度(個人的な体感温度は30度超えでした…)。
子連れだと、暑い気候の中歩きまわるのはかなりハード。今回はバスで移動をしましたが、もっと小さなお子様がいる方には、レンタカーという選択肢も。そして気候のいい時期は是非自転車で。海をみながら走るのは本当にリフレッシュできます!
![つつじ荘](https://lee.hpplus.jp/wp-content/uploads/2022/05/31/nao18-1.jpg)
「つつじ荘」での20分ほどのバス待ち時間は、子どもたちのビーチタイムに。
常に自然と共に進化を続け、新たな出会いの連続があることこそ、この島の最大の魅力。
もし、予定通りに行かなかったり、道に迷ってしまっても大丈夫。その先で思いがけないアートや、海に広がった美しい景色が待っています。日程に余裕があれば、島内で宿泊するのがおすすめ!
そして直島ならではの出会いは、アートだけでなくグルメにも。次回は、我が家のお気に入りのお店やお土産などをご紹介します!
▼後半の記事はこちら!
香川県・子連れの直島アート旅【後編】カフェ、ランチ、お土産は?旅のお楽しみをご紹介
瀬戸内国際芸術祭2022
【夏会期】:8月5日(金)〜9月4日(日)
【秋会期】:9月29日(木)〜11月6日(日)
瀬戸内国際芸術祭は、春、夏、秋の3シーズンに分けて開催される3年に一度の芸術祭。会期外でも一部の作品を除いて通年公開されています。それぞれ、作品や施設によって、公開時期や閉館時刻に変動があるためご注意ください。新型コロナウイルス感染症等の影響により変更になる場合があります。
また、期間中には、全島共通の作品鑑賞パスポート(対象外や別途入館料が必要の施設もあり)や、期間限定のツアー、イベント等の開催も。最新の情報を公式サイトでご確認ください。
●瀬戸内国際芸術祭2022公式サイト
https://setouchi-artfest.jp
●瀬戸内国際芸術祭2022公式アプリ
https://setouchi-artfest.jp/app/
●ベネッセアートサイト直島公式サイト
https://benesse-artsite.jp
●ベネッセアートサイト直島公式Instagram
benesse_artsite
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![](https://lee.hpplus.jp/wp-content/uploads/2019/11/b1933e3c6e483db0b51c65fe6cbec129.png)
高木綾子 Ayako Takagi
ライター/LEEキャラクター
1981年生まれ。百貨店バイヤー、ヴィンテージショップなどファッション業界を10年経験。その後、LEEキャラクターになったことをきっかけに同世代の女性に役立つ情報を伝える仕事に興味を持ち、ライターの道へ。夫の仕事の関係で2020年より東京から香川へ移住し、ファッションや子育てのほか、四国地方についても執筆。2児の女の子ママ。