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FOOD

上紙夏花

台湾出身の女将さん直伝「パイナップルケーキ教室」へ。【隠し味は粉チーズ!】

  • 上紙夏花

2022.06.09

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一度作ってみたかった、台湾のパイナップルケーキ

こちらが呂先生が作ったお手本。中のパイナップル餡も少なめで薄い形に作るのがお気に入りなんだそうです。包装フィルムも台湾製で本格的!

 

台湾のお土産の定番といえば、パイナップルケーキですよね。私の中では「買うもの」だと思っていましたが、まだ台湾には行けないし、そろそろ食べたくなってきました。KKdayさんのツアーに『東京台湾パイナップルケーキ手作り体験』という企画があったので、参加して作ってきました!

 

呂先生(写真右)のおしゃべりがとにかくおもしろい!KKdayのスタッフの方がアシスタントをしてくれたのですが、そのやりとりが最高でした。

 

今回の講師は、那須グランドホテル愛寿の女将さんで台湾出身の呂淑燕さん。ホテルでも販売しているという、無添加のパイナップルケーキの作り方を教えていただきます。パイナップルケーキの餡は、パイナップルの種類によって大きく分けると、酸っぱい系のもの甘い系と2種類あります。このときの餡は、甘い系でしたが、「甘すぎない」ものを女将さんが選んでくれていました。

 

いろんな形の型で作れる!

 

パイナップル餡は台湾から輸入したものを使います。女将さんのところで購入することも可能です。

 

正方形のパイナップルケーキしか知らなかったのですが、いろんな形の焼き型があるんですね!ハート型、猫、パイナップル型のほかに、台湾の形のものもあります。四つ葉のクローバーのように、先がとがっているような繊細な形は難易度高めとのこと。ひとり6個ずつ作れます。どんな風にできあがるのか、楽しみです!

 

コツは混ぜすぎないことと隠し味の粉チーズ!

 

 

常温に戻したバターを練り上げて、卵を何度かに分けて混ぜ合わせたら、粉類をふるいながら投入します。小麦粉、スキムミルクに加えて、粉チーズも入れるのが女将さん流。粉チーズが入ることで、飽きの来ない引き締まった甘さのパイナップルケーキになります。

 

 

切るようにさっくり生地を混ぜていくのですが、写真のように、少しポロポロとして混ざり切っていないところで止めるのもポイントなんだとか。丸めていく段階で、手の温度で少しバターが溶けて、いい感じに成形することができます。

 

 

生地を23gに分けたら、丸めて平らにし、餡を包み込みます。まあるくこねたら、少しだけ型のサイズに合うように押さえて、型にはめ込みます。

 

 

そのあと、平らな場所に置いて、指ではなく、手のひらを使って4方向に押して型の中に生地を行き渡らせます。この「押す」工程が結構難しいんです!そして、女将さんが厳しい(笑)!ちゃんと習得できるまで教えてくれますよ。

 

 

四角い型だけは、専用の押し棒があるのでわりと簡単です。

 

 

 

 

端までしっかりと生地を入れ込みますが、四つ葉のクローバーの茎の部分はわざと空間を残しておくそうです。型から抜きやすくするためです。ここからオーブンを220℃に予熱して、20分~30分ほど焼いていきます。

 

焼いている間のティータイムも楽しい!

焼いている間に、お茶と先生が作ったパイナップルケーキを試食。この薄さ、なかなかいい!

 

パイナップルケーキが作れるということはもちろんなのですが、女将さんのお話しが楽しくて最高でした。台湾の写真館で若いときに撮影した写真を見せてくれたり、那須に嫁いだ話など……焼けるのを待っている間も、まったく退屈しません。

 

 

焼き上がりました!焼きたてをひとつ食べてみました。チーズの風味がフワッと香ったあとに、パイナップルの甘さがきてとってもおいしい!焼きたては生地が柔らかいので、食べ慣れたパイナップルケーキとはひと味違いました。焼きたてが食べられるなんてなかなかないですよね。

 

いくつかのフィルムの中から選んで、包装したら、お店クオリティに仕上がりました!大満足です。

 

 

今回会場となったのは、東新宿の『台灣小館新宿店』です。東京メトロ副都心線東新宿駅から徒歩3分ほどでとても便利。メニューも豊富で台湾気分が味わえそうなので、今度は食事に来てみようと思います!

 

次回の体験教室の開催は未定とのことですが、女将手作りのパイナップルケーキは購入することが可能です。ぜひ現地のお母さんの味を堪能してみてくださいね。

KKdayのパイナップルケーキ販売ページを見る

 

上紙夏花 Natsuka Uegami

ライター/ビューティープランナー

1977年、大阪府生まれ。吉本新喜劇の女優を経て、ライターに。現在は化粧品の商品開発やPRを手掛けるほか、ベビーマッサージ講師としても活動している。夫・息子9歳、3歳

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