【2023年”ラン活”】大人気「土屋鞄」の注目ランドセルは?【ミナ ペルホネンのコラボ、人気色ランキングやレンタルサービスにも注目】
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渡辺有紀子
2022.03.02
先日、LEE読者にもファンが多い、土屋鞄の新作ランドセルのプレス発表会に行ってきました。“ラン活”は昨年に終えた私ですが(1人目も2人目も乗り遅れ、活動というほどのことはしませんでしたが…)、土屋鞄の今シーズンの新作、売り切れ必至の限定コラボ、ここ最近の売れ筋の定番などを教えてもらったので、これからラン活を控えているファミリーのために写真とともに紹介したいと思います!
土屋鞄のランドセルの人気の理由は…
もう知っている人も多いかと思いますが、土屋鞄のランドセルについて、簡単に紹介。
「土屋鞄製造所」は、1965年創業の革製品を扱う老舗の鞄メーカー。「子どもたちに6年間、大切に使ってほしい」という願いを込めて、職人たちが素材にこだわって丁寧に作った高品質なランドセルを提供し続けています。
これまでに生産販売したランドセルの数は、約90万個! 小学校を卒業するまでの無償修理の保証サービスや、老舗ながら新しい発想を取り入れたランドセル製造やサービスに挑戦する姿勢が支持され、「ランドセルといえば土屋鞄」といわれるほどの人気ブランドに。
ランドセルの最近のトレンドは?
続いて、最近のランドセルのトレンドを紹介。上のランキングは、日本ランドセル工業会が、ランドセルを購入した人1500人に、購入したランドセルの色を教えてもらった結果です。
私が子どものころは、男の子は黒、女の子は赤が定番でしたが、今では男女ともにカラーが多様化していることがわかります。男の子は黒一択から、紺、青、緑などの色に分散傾向。女の子は昨年は1位だった赤に代わって、紫・薄紫が1位に。
土屋鞄製造所の調査では、「子どもが好きな色・デザインであることを重視したい」と考える購入者が増えていることがわかったそうです。さらに、「ランドセルのカラーについては、性別による固定概念をなくしたほうがいい」と考える人が増えているよう。
今シーズンの土屋鞄ランドセルは…
大ヒットのジェンダーレス・ランドセルに新色3色が仲間入り!
現代のニーズに合わせて、性別にとらわれない「自由な色選び」をコンセプトに昨年誕生した「RECOベーシック」(¥82000、全5色)が大ヒット。今年はさらに華やかで明るいオレンジ、カーキ、ブルー系の新色「RECOプレミアム」(¥83000、全3色)が新しく仲間入りします。
8種いずれも「男の子の色」「女の子の色」という固定されたイメージを払拭するような、大人でも欲しくなる色を意識。時間割表入れをなくすなど、毎日背負うための機能性や持ち運ぶための収納性などの根本的な要素以外を削ぎ落したシンプルなデザインも特長。あえて装飾性は持たせず、中性的でモダンなすっきりとした装いにこだわっているそう。
今シーズンの土屋鞄ランドセルは…
100グラムの軽量化に成功!収納サイズは1センチアップ!
RECOシリーズなど4つのシリーズで、ランドセルの側面など素材の一部だけを牛革から人口皮革に切り替え、100グラムの計量化を実現。牛革の特長でもある見た目の高級感や耐久性を維持しながら、最軽量のものは1290グラムという軽さに。軽量ながらも、大マチ(一番大きな収納部の厚み)は約1センチサイズアップ。コロナ禍で導入が進んでいる学習用タブレット端末が収納しやすくなりました!
今シーズンの土屋鞄ランドセルは…LEE読者にも人気の「ミナ ペルホネン」とのコラボが初登場!
土屋鞄とアーティストが一緒につくるランドセル「アトリエ」シリーズには、人気ブランド「ミナ ペルホネン」が特別に描き下ろした3つの絵柄を採用したコラボランドセルが登場(3柄各3色の9種類、¥84000)。デザイナーの皆川明さんと田中景子さんの2人が、「子どもたちの自由な感性と想像力で楽しんでほしい」という想いで描いた、空想の動物や花々のモチーフがランドセルの内装に広がります。ファスナーの引き手には、柄に合ったチャームがデザインされ、ポケット部分には柄を用いたネームタグが。
ランドセルのために描いた3つの柄でつくった、親子で一緒に持てるバッグやポーチなどのアイテムも同時発売になります。こちらは数量限定なので、気になる人はお早めに!
今シーズンの土屋鞄ランドセルは…
自宅で試着できる「レンタルランドセル」スタート
土屋鞄の今シーズンのランドセル販売は、3月2日(水)からスタートしています。“ラン活”は年々早まっている傾向で、昨今のランドセル商戦はゴールデンウィークが第一の山場、その後、夏休みに向けて第二のピークを迎えるそう。その流れに合わせて、今年は例年よりも販売スタートを1週間ほど早めたそうです。また、コロナ禍ということもあり、「店舗での長期滞在を避けたい」という人のニーズに応え、背負い心地や使い勝手などを自宅でお試しできる2泊3日の有料レンタルサービス「レンタルランドセル」(¥3000、送料・返送料無料)もランドセル発売日の3月2日からスタート。レンタル対象品は全商品63種。気になるランドセルを自宅でゆっくりお試しできるのはうれしいですね。
レンタルランドセルの申し込みや店舗への来店予約は、土屋鞄ランドセルの公式サイトから。
実店舗がないエリアでも、北海道から沖縄までの全国各地で出張店舗を開催予定。出張店舗の予定や予約はこちらから。
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渡辺有紀子 Yukiko Watanabe
編集・ライター
1979年、新潟県出身。妊娠・出産・育児の雑誌編集を16年間経験。家族はレコード会社勤務の夫、2010年生まれの息子、2014年生まれの娘。ほぼワンオペで仕事と育児の両立に奮闘するも、娘の便秘通院をきっかけに退社し、フリーに。趣味はクラシックバレエ。