『葡萄のジュレとブランマンジェ』
11月
日ごとに風が冷たくなってきました。
いよいよ近づく冬の気配。
季節は進み、青果売り場を彩っていた葡萄もそろそろ終盤です。
シーズンオフになる前に、葡萄のレシピをもうひとつ。
今回のレシピは『葡萄のジュレとブランマンジェ』です。
フルフルのジュレに葡萄を散りばめて、ふんわりとキルシュが香るミルキーなブランマンジェと合わせました。
ジュレは市販のジュースでお手軽に。
ジュレには洋酒を使っていないけれど、キルシュと葡萄の香りが合わさると ほのかにワインのような芳醇な香りがします。
ブランマンジェは優しい甘さと優しい口当たり。
シンプルに作るときは、キルシュの代わりにバニラビーンズを加えて、甘い香りとプチプチの食感を楽しんでいます。
ちょっとラム酒を効かせたり、牛乳を豆乳にかえたり。
色々とアレンジしやすいレシピなので、ぜひお試しくださいね。
きらきら揺れる秋色のグラススイーツ。
寒い冬が始まる前に、もう少し秋の余韻をお楽しみください☆
葡萄のジュレとブランマンジェ
【材料】
4人分
・ 葡萄ジュース(果汁100%)…… 300ml
・ 砂糖……10g
・ 粉ゼラチン…… 5g
・ 水…… 大さじ2
・ 牛乳…… 200ml
・ 生クリーム…… 100ml
・ 砂糖…… 35g
・ 粉ゼラチン…… 5g
・ 水…… 大さじ2
・ キルシュ…… 小さじ2
・ 巨峰、 ミント
【作り方】
- 葡萄のジュレを作る。水に粉ゼラチンを振り入れてふやかす。
- 葡萄ジュースに砂糖を加えてよく混ぜる。
- ①を電子レンジで10秒ほど加熱して溶かし、②に加えてよく混ぜる。バットなどに流して冷やし固める。
- ブランマンジェを作る。水に粉ゼラチンを振り入れてふやかす。
- 鍋に牛乳、砂糖を入れ、混ぜながら火にかける。沸騰直前に火からおろし、④を加えてよく混ぜる。
- ⑤に生クリームキルシュを加えてよく混ぜる。
- ⑥を氷水にあて、時々混ぜながらとろみがつくまで冷やす。
- 軽くとろみがついてきたら、器に注ぎ2時間ほど冷やし固める。
- ③をフォークなどでざっとくずし、皮をむいた巨峰と交互に⑧に盛る。ミントを飾る。
製作・撮影/八田 真樹
お菓子研究家。短大卒業後、会社勤めを経て幼い頃から好きだったお菓子の道へ転身。フランスに留学、ル・コルドン・ブルー パリ校卒業。ルノートル、ベルーエ・コンセイユなどでも学ぶ。著書に『フラン』『ケーク・サレ』(共に文化出版局)、『野菜・豆・果物のヘルシーお菓子』(扶桑社)、『板チョコスイーツ』(主婦と生活社)などが。
八田真樹 Maki Hatta
お菓子研究家
短大卒業後、会社勤めを経て幼い頃から好きだったお菓子の道へ転身。フランスに留学、ル・コルドン・ブルー パリ校卒業。ルノートル、ベルーエ・コンセイユなどでも学ぶ。著書に『フラン』『ケーク・サレ』(共に文化出版局)、『野菜・豆・果物のヘルシーお菓子』(扶桑社)、『板チョコスイーツ』(主婦と生活社)など。
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