じゃがいもの栄養価にも注目!
たらも風ヴィーガンポテトサラダ

「じゃがいもは太るから避けている」という方もいらっしゃいますが、実はヘルシーな食材で、熱に強いビタミンなど栄養もきちんとつまっています。今回は、通常たらことマヨネーズを使う、たらもサラダをヴィーガンアレンジしてみました。芋の甘味とさっぱり&こくがマッチする味付けに仕上げています。
たらもサラダと言えばたらことマヨネーズを使うのが定番ですが、本レシピは粒マスタードのツブツブ食感をたらこに見立て、練りごまのコクでマヨネーズ感をプラスしています。
ちなみに「タラモ」というのはギリシャ語で魚卵を意味し、日本語の「たらこ」とジャガイ「モ」を掛け合わせた言葉ではなかったことをワタクシ今回初めて知りまして、衝撃を受けました。

粒マスタードはそのままでも美味しいですが、酸味が効いているので酢の代わりにも使える”万能調味料”でもあります。
トマトケチャップとも相まって、酸味と甘味のバランスの良いポテトサラダに仕上げています。

仕上がりは、固めのマヨネーズくらいのもったり感。ちょっと塩気が強いかな?位が、じゃがいもと和えてみると最終的に丁度良い塩梅になっています。
材料 2人分
- じゃがいも……400g(中サイズ3〜4個)
- パセリ……お好み量
- 粗挽き黒こしょう……少々
<たらもソース>
- 粒マスタード……大さじ1.5
- 練りごま……大さじ1
- トマトケチャップ……大さじ1
- オリーブオイル……大さじ1
- 酒(料理酒、ワインなど)……大さじ1
- レモン汁……小さじ1
- 塩麹……小さじ1/2(もしくは塩ひとつまみ/薄味が好みの方は無くても可)
- お好みでガーリックパウダー……少々(無くても可)
作り方
1. じゃがいもは洗って、芽を取り除く。
2. 小鍋にじゃがいもを入れ、じゃがいもの2cm位上まで水を注ぐ。栄養の流出を防ぐため、水から茹でていく(25分前後)。
もしくは電子レンジで蒸す(個別にラップで包んで耐熱容器に入れ、600Wで約9〜12分 ※1個につき約3分)。
どちらのやり方も、箸を刺してスッと中心まで入ればOK。

鍋で茹でても、ビタミンが加熱で失われず、ホクホクの仕上がりになります。じゃがいもの上2cm程度まで水を注ぎ、「水から」茹でてください。多少じゃがいもの大きさが違っても、マッシュした際に食感の違いが生まれてGoodです。
3. たらもソースを作る。材料を全て合わせておく。
4. 茹で(蒸し)終わったじゃがいもをボウルに入れ、皮ごと熱いうちに木べらなどで混ぜる(私は固形感が少し残る程度が好みですが、お好みのマッシュ感に仕上げてください)。
5. 4.に2.のソースと刻んだパセリを加え、全体をよく和える。皿に盛り、仕上げに黒胡椒をかけて完成。

じゃがいもが熱いうちに、手早く混ぜるのがポイント!
Option
蒸したじゃがいもにそのままソースをかけて、VEGANバターをのせても美味しゅうございます。

じゃがバターたらも!?これはこれで、手間もかからず、アッツ熱の状態でハフハフ食べるのが、本当に美味しいのです。
じゃがいも
「じゃがいもは糖質が多くて、ダイエット中は避けている」という方もいらっしゃるかもしれません。
ですが、例えば同量の白米と比べると、糖質量は半分以下。カロリーで比べても、白米の半分以下と実はヘルシーな食材です。
加えてビタミンC、葉酸、カリウム、ミネラル、食物繊維が含まれていて、美肌効果や風邪の予防、疲労回復などが期待できます。
また、ブドウ糖をエネルギーに変換する際に必要なビタミンB1も含まれていますので、上手に付き合えば、減量中でも強い味方にさえなってくれる存在です。
また、じゃがいものビタミンはデンプンに守られているため、加熱に強いという特徴があり、皮付きのまま茹でれば9割以上が保たれます。
特に皮には全体の20%の栄養素が含まれていますので、ホールフード=丸ごといただくことがおすすめです。

丸ごと・皮ごと・良く噛んで、食べましょう♩
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池田清子 Sayako IKEDA
アスリートフード研究家
ビオトープ株式会社代表。夫は7年連続日本代表マウンテンバイクプロライダー、池田祐樹。菜食・プラントベースを主とした「細胞から健康的に強く美しくなる」食事の研究と発信を行う。2014年より自身もサイクリング・ランニング・筋トレを中心とした運動をスタートし、国内外での大会出場経験も多数。著書に『EAT GOOD for LIFE』至上最高の私をつくる「食」×「ながらトレーニング」』『野菜のおいしい食べ方』https://biotope-inc.co.jp https://biotope-inc.co.jp