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しましまゼリーの寒天バージョン☆ 9月のレシピ『黒糖と豆乳のしましまかん』

  • 八田真樹

2021.09.07

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『黒糖と豆乳のしましまかん』

 

9月になりました。

秋の長雨が、夏の終わりと秋の訪れを教えてくれます。

今回のレシピは「黒糖と豆乳のしましまかん」です。
LEE6月号でご紹介した、しましまゼリーの寒天バージョンレシピ。
こくのある黒糖とあっさりとした豆乳との組み合わせ。
つるんとしたのど越しと、さっぱりとした清涼感がうれしい ひんやりスイーツです。

寒天スイーツはヘルシーな上に、時短で作れる手軽さも魅力。
ゼラチンだと冷やし固める時間が必要なボーダーの層も、時間を待たずに作れます。

食物繊維豊富な寒天は溶けにくので、混ぜながらしっかりと煮溶かして。
豆乳や生クリームは冷たいまま加えると、固まってダマになってしまうことがあるので、予め温めてから加えることもポイントです。
常温でも固まるので、寒天液が途中で固まってきたら 温めなおして作業してくださいね。

ゼリーだと思ってスプーンを入れると、寒天特有のかちっとした固さにびっくりするかも。
きな粉とアイスクリームをのせて、溶けてきたところを蜜の代わりに からめて頂く食べ方が気に入っています。

 

夏と秋を行ったり来たりしながらのお天気はしばらく続きそう。
お家で過ごすおやつの時間に、秋の夜長に、ぜひ お楽しみください。

 

黒糖と豆乳のしましまかん

【材料】

5~6人分

黒糖かん
・ 黒糖…… 100g
・ 粉寒天……4g
・ 水…… 500ml

豆乳かん
・ 無調整豆乳…… 250ml
・ 生クリーム…… 150ml
・ 砂糖…… 60g
・ 粉寒天…… 4g
・ 水…… 100ml

・ 生クリーム 50ml
・ 砂糖 5g

・ アイスクリーム、きなこ
・ 季節の果物 (いちじく、ぶどう)

【作り方】

    1. 黒糖かんを作る。粉寒天と水を鍋に入れ混ぜながら火にかける。沸騰したら、絶えず混ぜながらさらに2~3分煮る。
    2. ①を火からおろし、黒砂糖を加えてよく混ぜて溶かす。器に適量を注いで固める。(量はしましまの幅によってお好みで)
    3. 豆乳かんを作る。豆乳と生クリームを合わせて人肌に温めておく。
    4. 別の鍋に寒天と水を入れ、混ぜながら火にかける。沸騰したら、絶えず混ぜながらさらに2~3分煮る。
    5. ④を火からおろし、砂糖を加えてよく混ぜ、③を加えてよく混ぜる。
    6. ②が固まったら上から⑤を適量注いで固める。(量はしましまの幅によってお好みで) これをくり返し、しましまの層をつくり、冷やし固める。
    7. 生クリームに砂糖を加えて軽く泡立てる。⑥の上にのせ、アイスクリームをのせる。きなこをふり、お好みの果物を盛る。

*層をつくる時、氷を張ったバットに器を置いて作業すると、より早く固まります
*途中で寒天液が固まってきたら温め直しながら作業してください

 


製作・撮影/八田 真樹

お菓子研究家。短大卒業後、会社勤めを経て幼い頃から好きだったお菓子の道へ転身。フランスに留学、ル・コルドン・ブルー パリ校卒業。ルノートル、ベルーエ・コンセイユなどでも学ぶ。著書に『フラン』『ケーク・サレ』(共に文化出版局)、『野菜・豆・果物のヘルシーお菓子』(扶桑社)、『板チョコスイーツ』(主婦と生活社)などが。

 

 

八田真樹 Maki Hatta

お菓子研究家

短大卒業後、会社勤めを経て幼い頃から好きだったお菓子の道へ転身。フランスに留学、ル・コルドン・ブルー パリ校卒業。ルノートル、ベルーエ・コンセイユなどでも学ぶ。著書に『フラン』『ケーク・サレ』(共に文化出版局)、『野菜・豆・果物のヘルシーお菓子』(扶桑社)、『板チョコスイーツ』(主婦と生活社)など。

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