『トマトのシャーベット』
8月半ば
夏本番。
お店では 彩り鮮やかな夏野菜が 元気いっぱいに並んでいます。
今回のレシピは リコピン、ビタミンと 抗酸化パワーたっぷりのトマトで作る『トマトのシャーベット』。
材料はトマトとはちみつとレモンだけ。
トマトのおいしさが シンプルに楽しめるシャーベットです。
フードプロセッサーで仕上げるので、ふんわりと軽く、さらりとした口あたり。
さわやかな酸味と さっぱりとした甘みが うれしいひんやりスイーツです。
フードプロセッサーを使わずに 手で作るときは 、凍りかけたら冷凍庫から取り出し、空気を含ませるようにフォークや泡だて器でかき混ぜて、また冷凍庫に戻します。
この作業を 繰り返しながら 完全に凍らせると、ザクザク食感のグラニテに。
シャーベットより粒子が大きくなりますが、こまめにこの作業の回数を増やすほど、ふんわり感がでてきます。
トマトの風味がそのままシャーベットにでるので、完熟のトマトを使うのがポイント。
私は甘みの強いフルーツトマトやミニトマトもよく使います。
お好みで 刻んだミントを加えると、さらに清涼感がアップ。
トマトは種類が豊富なので、色々なトマトで作り比べるのも楽しいですね。
真っ赤なトマトは 見ているだけで 元気がでそう。
器にしたら、お皿の上もちょっとたのしげに。
夏の食卓が華やぎます。
トマトのシャーベット
【材料】
・ トマト(正味)…… 300g
・ はちみつ……40g
・ レモン汁…… 小さじ2
(器)
・ トマト…… 4個
【作り方】
-
- トマトは皮を湯むきし、ヘタと種を取って
ざっと刻む。 - ミキサーに①、はちみつ、レモン汁を入れて攪拌する。
- バットなどに流し、冷凍庫で完全に凍らせる。
- ③を2~3㎝角に切り、フードプロセッサーに入れる。なめらかになるまで撹拌し、再び凍らせる。
- トマトは皮を湯むきし、ヘタと種を取って
※器の作り方
トマトは上1/5くらいのところで横に切る。下の部分にナイフで周囲にくるりと切り込みを入れ、中をくり出す。
水気をふいて凍らせる。
製作・撮影/八田 真樹
お菓子研究家。短大卒業後、会社勤めを経て幼い頃から好きだったお菓子の道へ転身。フランスに留学、ル・コルドン・ブルー パリ校卒業。ルノートル、ベルーエ・コンセイユなどでも学ぶ。著書に『フラン』『ケーク・サレ』(共に文化出版局)、『野菜・豆・果物のヘルシーお菓子』(扶桑社)、『板チョコスイーツ』(主婦と生活社)などが。
八田真樹 Maki Hatta
お菓子研究家
短大卒業後、会社勤めを経て幼い頃から好きだったお菓子の道へ転身。フランスに留学、ル・コルドン・ブルー パリ校卒業。ルノートル、ベルーエ・コンセイユなどでも学ぶ。著書に『フラン』『ケーク・サレ』(共に文化出版局)、『野菜・豆・果物のヘルシーお菓子』(扶桑社)、『板チョコスイーツ』(主婦と生活社)など。
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