「手作りの温もりに溢れたぬいぐるみ」From 荒井博子さん【LEE DAYS/偏愛名品】
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LEE DAYS リーデイズ
2021.06.11

danskoブランドディレクターの荒井博子さんは、大人になってから手作りの温もりに溢れたぬいぐるみに心惹かれるようになったそう!

dansko ブランドディレクター
荒井博子 さん
手作りの温もりに溢れたぬいぐるみに
思わず心惹かれてしまいます
「子どもの頃に人形遊びやおままごとに熱中した覚えはないのですが、ずいぶん大人になってから、自分がこういうものに惹かれるんだと気づきました」。
そう話す荒井さんが集めているのが、手作り感や温かみを感じるぬいぐるみ。
「かわいい! と出会って、手に入れているうちに集まりました。全部で30体くらいあって、家や事務所に点々と置いてあります。飾るというより、置いてある感じが似合うんですよね」。
ひとつひとつに、どんな方が作っていて、どんな方から買ったかという思い出があり、それを思い返すたび幸せな気持ちになれるそう。
「例えばラオスで出会ったぬいぐるみは、夜市の暗がりでゴザに座ったおばあちゃんが作っていたもの。ひと目で釘づけになり、飾っておくと魔除けになると聞いて、10体ほど連れて帰りました。今もその光景が鮮明に残っています。」
ラオスで手に入れた魔除け人形は
ユーモラスなフォルムと表情がツボ
下の写真2枚が8年ほど前に、ラオスの夜市でおばあちゃんから買ったぬいぐるみ。
「体長20~30cmで、日本円にしてひとつ200円くらいでした。値段の安さにもびっくりですが、後日、あのおばあちゃんが実はすごい能力の持ち主らしいと聞いて、ものすごく驚いたのも今となってはいい思い出。真偽のほどは分かりませんけれど(笑)」


「焼き上がったよ~」と手渡された
プレッツェルのファブリックオブジェ
ブルックリン在住の松尾由貴さんが手がける「ユキ&ドーターズ」で1番人気を誇るプレッツェル。
「5年くらい前になりますが、ニューヨークのダンスコ本社に行った帰り、松尾さんと再会し、その場で購入しました。大きさは20㎝くらい。なんとも言えないユニークな魅力にハマり、少しずつほかの作品もコレクションしています」

不思議な魅力と存在感を放つ
ゆるキャラ風のぬいぐるみ
東京で開催されていた作品展示会で入手した、サンフランシスコ在住のアーティスト、ヤネ アレクシスの作品。
「リサイクル素材を使い、切り裂き布でバッグや敷物、人形などを作っている方です。これも約5年前にたまたま出会い、またしてもひと目惚れしてしまいました。体長12㎝くらいの手のひらサイズですが、存在感はたっぷりですよ」

Hiroko Arai

あらい ひろこ●2001年から10年間暮らしていたアメリカのシアトルで、コンフォートシューズブランド「ダンスコ」に出会い、その魅力を広めたいと2008年より日本総輸入元の運営をスタート。
取材・原文/葛畑祥子
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