座りながらできる“お手軽”「ほぐピラ」を、デスクワークやテレビ・映画鑑賞の合間に。習慣化しておうち太りを予防しよう!
教えてくれたのは
パーソナルトレーナー 星野由香さん
東海大学体育学部卒。人が健康で美しくあるために、西洋医学や東洋医学なども取り入れた独自の体づくりメソッドを開発。著書に『ほぐピラWORKOUT 「ほぐす」+「ピラティス」がいちばん痩せる!』(講談社)がある。
硬い部分を探してほぐそう
腰まわり&背中 片手「ほぐピラ」
硬くなりがちな腰まわりや背中をほぐし、体の動きをしなやかに。
椅子に座った状態で、片側の腰に握りこぶしを当てる。硬い部分を探しながらこぶしを少しずつ移動させたり、腰を左右に傾ける。反対側も同様に。
横の動きがウエストに効く!
座ったままで そけい部「ほぐピラ」
脚のつけ根をほぐして美脚&ウエストを伸縮させる動作でくびれも! ▶︎左右各6〜8回
椅子に座り、片脚を座面に上げる。上げたほうの脚のつけ根(そけい部)にローラーをはさみ、両腕は肩の高さで組む。
ローラーをはさんだ側に上体を倒し、肩とひざを近づける。ゆっくり①の姿勢に戻す。反対側も同様に行う。
今、スマホを見ながらできる!
ワンステップ お腹「ほぐピラ」
椅子に座り、脚のつけ根(そけい部)に握りこぶしを当てる。お腹をギューッと中に引き込みながら背中を丸め、同時に脚を上げてこぶしをはさむ。こぶしを動かして、そけい部のこわばりがほぐされるのを感じて。
Q. 思いどおりに体が動かせない! これでは意味がない?
A. 「近づけよう」と意識しながら続けていれば大丈夫!
「モデルさんと同じポーズができないのは、まだ筋力が弱く、脳と体の連携もスムーズでないから。最初のうちはできなくても、同じ動きに近づけようと意識して体の変化を感じながら続けることで、徐々にできるようになりますよ」(星野由香さん)
Q. 紹介されているエクササイズ、すべてやらないとダメ?
A. 基本のお腹「ほぐピラ」は毎日、あとは好きなものを選んで追加
「『毎日、全部』と思うとハードルが上がってしまう場合は、『基本のお腹「ほぐピラ」』2種類に、あとは自分に合ったもの・やっていて気持ちがいいものをプラスするのでもOK。頑張りすぎず続けられる量を自分で調整してみて」(星野由香さん)
Q. 硬い部分はほぐせばほぐすほどいいの?
A. ほぐしすぎもNG! 筋力低下を招くことにも
「同じ場所を90秒以上ほぐしても効果は変わらず、3分以上ほぐすとむしろ筋肉がゆるんで筋力低下につながります。ローラーを当てていても何も感じなくなったら十分ほぐれたサインなので、ほかの場所や部位に移りましょう」(星野由香さん)
Q. どのくらい続けたらお腹がへこんでくる?
A. まずは3日、次に7日を目標に! 半月~1カ月で変化が出ます
「まずは3日間、それができたら7日間続けてみて。その時点で体が軽くなるなど何らかの変化があるはず。半月~1カ月続けるとお腹まわりがスッキリしてくるでしょう。併せて、食事や睡眠など生活習慣を整えることも大切です」(星野由香さん)
【特集】「ほぐピラ®」でお腹のタプつき撃退!
詳しい内容は2021年LEE7月号(6/7発売)に掲載中です。
撮影/藤澤由加 ヘア&メイク/杉山えみ スタイリスト/門馬ちひろ モデル/梅田瑠実 取材・原文/遊佐信子
※商品価格は消費税込みの総額表示(2021年6/7発売LEE7月号現在)です。
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