梅雨や外出自粛の影響で、おうち時間が長くなりそうな今シーズン。
子どもたちのおうち遊びに+αを、と、親子でちょっとしたおもちゃを作ってみることにしました。
わが家で一番コスパがよかったおもちゃは?
6歳息子は、小さい頃から電車が大好き。大きくなるにつれて、車に飛行機、船にロケット……と乗り物熱が高まり続けています。プラレールやミニカーなど、お気に入りのおもちゃはいろいろあるのですが、コストパフォーマンスの面でNo.1では? と思うのは、こちら。
2年ほど前に1000円以下で購入した、トミカのレジャーマップです。電車中心だった息子がミニカー用のおもちゃも欲しがるようになり、これなら種類を問わず遊べそうだし場所も取らないかも、と買ってみたら、大ヒット!
毎日のようにおうち遊びに登場し、車や電車を走らせるのはもちろん、ブロックやフィギュアなども組み合わせて立体的な町づくりをしたり、4歳下の妹とただただゴロゴロしたり(笑)。遊んでいる間はかなり集中していて、息子のオリジナルストーリーが繰り広げられる隅で娘も真似っこしているのが、面白い&微笑ましい! 親としては、使わない時にたたむことができてかさばらないのも高ポイント。薄くて軽くて丈夫なため、実家や田舎に帰る時も、息子自らいくつかの乗り物と一緒にナップサックに入れて持って行く……と、あらゆるシーンで大活躍してくれています。レジャーシートなので、公園などで使っている方を見かけることも。青空の下でこのマップを敷いてピクニック、というのも楽しそうですよね。
こうして、子どもたちが愛用しているレジャーマップ。別バージョンがあれば欲しいくらいなのですが、ないようなので、自分たちで作ってみようと思い立ったのでした。
100円ショップのアイテムでおもちゃ作り
今回、使った材料はこちら。すべて100円ショップで調達しました。セリアのレジャーシート、ダイソーのダクトテープ(黒)、キャンドゥのマスキングテープ(4種類)です。
土台にするのは、白×グレーのレジャーシート。厚紙、ダンボール、クッションマットなども考えたのですが、手持ちのトミカマップがとても使いやすいので、同じような素材のものに。なるべくシンプルなもの、グレー部分がそのまま道にも見えそう、縦の長さが90㎝とトミカマップと同じなのでつなげて遊びやすいかも? ――という理由で選んでみました。
数日前に、私が少しずつ買い集めていた材料を見つけた息子。「何するの?」「いつ使うの?」と何度も聞いていたところに揃えて出してみたら、大喜び。「新しい町、作ってみよう~!」と、わくわく作業開始です!
まずは、ダクトテープとマスキングテープで線路と道路を作ります。ボーダーの柄に合わせて、まっすぐにテープを貼っていく息子。「縦とか斜めには貼らないの?」と聞いたら、「ぶつかっちゃうから!」とNGが出ました(笑)。続いて、石畳風のテープで歩道、芝生風のテープで広場を。広場に動物のシールを貼って「動物園!」と盛り上がっていたら、2歳娘も参加し始めました。グレー地にグレーの石畳風テープはあまり目立たず、やや地味な印象に。「水や木に見える、青や緑のレジャーシートにした方がよかったかな?」とも思いましたが、そこは子どもの発想力でカバー。テープを貼らなかった、両端のボーダーのグレー部分は、「滑走路と海!」だそうです。
オリジナルのレジャーマットが完成!
マスキングテープやシールを貼ること30分、オリジナルのレジャーマットが完成しました。絵心があれば、直接、自然や建物の絵を描いてポップにしてもよさそうですよね。わが家のものはとてもシンプルですが、そのぶん、いろいろなおもちゃと組み合わせて想像力を膨らませてもらおう、と期待(笑)。
新しく加わったレジャーマットで、早速遊び始める兄妹。大きめの恐竜やラジコンやシルバニアファミリーの家も持ってきて、大胆に遊んでいました。この日、始まったのは、息子が最近ハマっている映画『ゴジラ』と『タイタニック』をミックスしたストーリー(笑)。1枚のレジャーシートの上で壮大な物語が展開していくのを聞いていると、子どもの“遊ぶ力”はすごいな~、としみじみ感じました。
ちなみに、この写真にチラリと映っているシルバニアファミリーの家は、私が子どもの頃に大事にしていたものなんです。屋根の部分が日焼けしていた上、娘に落書きもされてしまったので、今回プチリメイク。息子が線路や道路のマスキングテープを貼る隣で、私はmina perhonenのマスキングテープをペタリペタリ。親子で“マステ工作”を満喫しました。
自分が子どもの頃を振り返ってみても、大好きだったおもちゃの記憶は残っているもの。子どもたちにも、憧れていたものや手作りしたものなど、お気に入りのおもちゃを大切に使って欲しいな、と思います。
今回作ったレジャーマップも、2人の中でスタメン入りした様子。ここからどんどんテープやシールを足したり、自由におもちゃと組み合わせたりして、アップデートしながら、おうち時間を楽しんでもらえたらうれしいです。
みなさんは、お子さんと家でどんな風に遊んでいますか? これからのおうち時間、小さな工夫で、楽しく過ごせるといいですよね。
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藤本こずみ Kozumi Fujimoto
ライター
1979年、兵庫県生まれ。雑誌やWEBで、インタビュー、ライフスタイル、占いなどの記事を執筆。趣味は、テレビドラマ鑑賞&リラクゼーションスポット巡り。夫、長男、長女との4人暮らし。兵庫・東京の二拠点生活に挑戦中。