FOOD

LEE6月号「フルーツのカラフルゼリー」より『3種類のしましまゼリー』完全版

  • 八田真樹

2021.05.07

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『3種類のしましまゼリー』

3種類のしましまゼリー

今回は、特別編。
本日発売のLEE6月号でご紹介している『フルーツのカラフルゼリー』のLEEweb完全版をお届けします。

撮影したのは今から少し前、桜が満開のころ。
初めてお会いした蛯原さんは誌面で拝見していた通り、本当にお美しく…とても気さくで、優しいお人柄の素敵な方でした♡
2Fにあるスタジオの目の前が、ちょうど視線と同じ高さの桜並木という、最高のロケーション。桜に包まれた、幻想的で楽しい撮影となりました。

本誌でご紹介したのは、これからの季節にうれしい ひんやりスイーツ。
1月にアップした「フルーツ水羊羹」の新作バージョンや、フルーツたっぷりのテリーヌなどなど。
今回は特集の中から、本誌でご紹介しきれなかった2種類のレシピも含めて、「しましまゼリー」の3種類のレシピを公開します!

しましまゼリーは冷やし固める時間はかかるけれど、作業そのものはとても簡単。
氷で冷やしながら作業すると、早く固まります。
家事をしながら、勉強しながら、すき間時間に…一段、一段と完成させていく工程を楽しんでくださいね。

「これが冷蔵庫に入っていたらうれしくなるかな」と 想像しながら、試作に励んだレシピたち。
お気に入りを見つけてもらえたらうれしいです。
本誌もぜひ、チェックしてみてくださいね。

アセロラ&ヨーグルト

アセロラ&ヨーグルトゼリー

【材料】

約180mlの容器4個分

A   牛乳……50ml
砂糖……20g
粉ゼラチン……5g
水……大さじ2
飲むヨーグルト(加糖)……250ml

B  アセロラジュース……300ml
砂糖……20g
粉ゼラチン……5g
水……大さじ2

チェリー(缶詰)……適量

 

【作り方】

    1. Aでヨーグルトゼリーを作る。牛乳と砂糖を合わせて混ぜながら火にかける。

ヨーグルトゼリーを作る

    1. 湯気が出るくらいに温まったら火からおろし、水に振り入れてふやかしたゼラチンを加え、混ぜて溶かす。

ふやかしたゼラチンを加え、混ぜて溶かす

    1. ②に飲むヨーグルトを加えて混ぜる。

飲むヨーグルトを加えて混ぜる

    1. ③を氷水に当てて粗熱を取る。

氷水に当てて粗熱を取る

    1. 氷水を張ったバットに器(グラスやガラス瓶)を並べ、④を注ぐ。器の大きさや作りたいしましまの幅によって、量は好みで。冷蔵庫に入れて冷やし固める。

氷水を張ったバットに器(グラスやガラス瓶)を並べる

    1. Bでアセロラゼリーを作る。アセロラジュースと砂糖を合わせて火にかける。湯気が出るくらいに温まったら火からおろし、水でふやかしたゼラチンを加えて溶かす。氷水に当てて粗熱を取る。

アセロラゼリーを作る

    1. A⑤がしっかり固まったら、⑥を注いで冷やし固める(冷やす時間は器のサイズと層の厚さによるが、平均15~20分ずつ)。⑤と⑦を繰り返す。

⑤と⑦を繰り返す

    1. 好みでフルーツをのせる。チェリーのように浮かせるには、一番上の層のゼリー液を少量注ぎ、固まってからフルーツをのせ、さらに同じ液を注ぎ1時間以上冷やし固める。

固まってからフルーツをのせる

 

マンゴー&ミルク

マンゴー&ミルクゼリー

【材料】

約180mlの容器4個分

A   マンゴージュース……300ml
粉ゼラチン……5g
水……大さじ2

B  牛乳……300ml
砂糖……40g
粉ゼラチン……5g
水……大さじ2

マンゴー、ミントの葉……適量

 

【作り方】

  1. Aでマンゴーゼリーを作る。小鍋にマンゴージュースを入れ火にかける。
  2. 湯気が出るくらいに温まったら火からおろし、水に振り入れてふやかしたゼラチンを加え、混ぜて溶かす。
  3. ②を氷水に当てて粗熱を取る。
  4. 氷水を張ったバットに器(グラスやガラス瓶)を並べ、③を注ぐ。器の大きさや作りたいしましまの幅によって、量は好みで。冷蔵庫に入れて冷やし固める。
  5. Bでミルクゼリーを作る。牛乳と砂糖を合わせて火にかける。湯気が出るくらいに温まったら火からおろし、水でふやかしたゼラチンを加えて溶かす。氷水に当てて粗熱を取る。
  6. ④がしっかり固まったら、⑤を注いで冷やし固める(冷やす時間は器のサイズと層の厚さによるが、平均15~20分ずつ)。④と⑥を繰り返す。
  7. マンゴー、ミントの葉をのせる。

 

抹茶&ミルク

抹茶ミルクゼリー

【材料】

約180mlの容器4個分

A   牛乳……300ml
砂糖……40g
抹茶……小さじ2
湯……大さじ2
粉ゼラチン……5g
水……大さじ2

B  牛乳……300ml
砂糖……40g
粉ゼラチン……5g
水……大さじ2

バナナ……適量

 

【作り方】

  1. Aで抹茶ゼリーを作る。牛乳と砂糖、湯でよく溶いた抹茶を合わせて混ぜながら火にかける。
  2. 湯気が出るくらいに温まったら火からおろし、水に振り入れてふやかしたゼラチンを加え、混ぜて溶かす。
  3. ②を氷水に当てて粗熱を取る。
  4. 氷水を張ったバットに器(グラスやガラス瓶)を並べ、③を注ぐ。器の大きさや作りたいしましまの幅によって、量は好みで。冷蔵庫に入れて冷やし固める。
  5. Bでミルクゼリーを作る。牛乳と砂糖を合わせて火にかける。湯気が出るくらいに温まったら火からおろし、水でふやかしたゼラチンを加えて溶かす。氷水に当てて粗熱を取る。
  6. ④がしっかり固まったら、⑤を注いで冷やし固める(冷やす時間は器のサイズと層の厚さによるが、平均15~20分ずつ)。④と⑥を繰り返す。
  7. バナナをのせる。

 


撮影/馬場わかな スタイリスト/久保田朋子
この記事は2021年5月7日発売LEE6月号「涼し気! 映える! フルーツのカラフルゼリー」、3種類のしましまゼリーの完全版です。

八田真樹 Maki Hatta

お菓子研究家

短大卒業後、会社勤めを経て幼い頃から好きだったお菓子の道へ転身。フランスに留学、ル・コルドン・ブルー パリ校卒業。ルノートル、ベルーエ・コンセイユなどでも学ぶ。著書に『フラン』『ケーク・サレ』(共に文化出版局)、『野菜・豆・果物のヘルシーお菓子』(扶桑社)、『板チョコスイーツ』(主婦と生活社)など。

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