スポーツ系習いごとを始める前に知っておきたいのが、親が子どもをサポートする中で大変なことや、抱えがちな悩み。
LEEメンバー&LEE100人隊への読者アンケートから、その乗り切り方を探りました!
スポーツ系習いごとのお悩み01
子どもと自分のスケジュールを調整…【仕事との両立】
「長男は陸上、次男は陸上とテニスをかけもち中。パートでも繁忙期には残業があり、送迎時間に間に合わないことも。
近所に友達がいるので、働くママ同士連携してお迎えを任せたりして助け合っています」(きのこママさん)
「10歳の娘が、PTAのクラブ活動でバレーボールを。練習は自分で行けるけれど、試合が丸一日かかると、早起きしてお弁当を作ったり、たまった家事を夜にするので月曜日の出勤がつらい……」(いがっちさん)
送迎はママ友と当番制に。習いごと前の軽食準備が大変
仕事後の送迎は、ママ友といい関係を築いて任せたり、当番制に。時短や在宅勤務で調整も。
また限られた時間での食事作りは「カレーなどの作り置きや総菜もフル活用」(柚子餡さん)。
おやつ&軽食も「スポーツはおなかがすくので、朝のうちにおにぎりやサンドイッチなどボリュームのある軽食を準備」(かずさん)。
スポーツ系習いごとのお悩み02
あっちに行ったりこっちに行ったり!【送迎が大変】
「子どもが学校から帰るまでに夜ごはんの下ごしらえ、子どもが15時に帰宅、おやつと宿題を済ませて、16時出発、16時半~17時半までダンスレッスンで親は見学。18時に帰宅、ごはんの仕上げ。子どもが中心の一日です!」(LEE100人隊No.047 いいともさん)
「宿題&おやつ後、17時に長男をバスケットボールへ送り、18時前に次男と三男を学童と保育園にお迎え。19時に再度長男を迎えに。弟がいると長男の宿題が進まないのでスケジュールをうまく調整」(シバニャンさん)
一日に何度も送迎が必須!スケジュール管理にも苦労
子どもが小さい場合は送迎&レッスンの付き添いで時間をとられ、子どもが複数の場合は何度も送迎しなければいけない大変さが!
また送迎に伴う、放課後のスケジュール管理全般に骨が折れる様子で「習いごとの終了が19時頃と遅いので、下校後すぐに宿題や明日の学校の準備をするのがカギ」(らとこさん)。
スポーツ系習いごとのお悩み03
必要なものがこんなに・・・!?【想定外の出費が多い】
「サッカーはボールなどの初期費用以外に、練習で使うものにお金がかかる。ソックスが破れたら新調、成長期で靴がすぐにサイズアウト、防寒具(インナー上下)が約1万円するのには驚いた」(cinnamonさん)
習いごと出費リスト
- ユニフォーム代
- シューズ、道具代
- 遠征費
- 発表会費用
- 昇級試験費用
- コンクール費用
- 合宿費
道具やユニフォームは初期費用、遠方の試合でかさむ遠征費など、支払う時期はまちまち。バレエなどは年1回の発表会に10万円ほどかかることも!
月謝だけじゃない!道具や遠征などかさむ出費
地味に大変だと声が上がったのが消耗品の出費。
「野球のトレーニングシューズはサイズアップや破れにより、3年間で兄弟2人で12足買い替えた」(みい子さん)
「スイミングは級が上がるとキャップ500円の購入が必要。何度買い替えたか!」(かおりんさん)
また、空手などは昇級時の試験にも数千円かかるそう。
スポーツ系習いごとのお悩み04
親のサポートも必要に【チーム運営の手伝い】
「保護者の協力で成り立っている陸上チームなので、練習の見守り、遠征の送迎、役員の受け持ち、写真撮影、道具や救急箱の管理、試合での誘導や場所取り、合宿の送迎や食事の準備など……親の出番ばかり!」(くぅ子さん)
「地元の野球チームで、基本はすべて親が担当。夫はコーチとして参加して、来年度から球数制限の管理、スコアラーなども父母でやるらしく……。野球の勉強をしなくては!」(ニャゴロさん)
地域のスポーツ少年団では親の手伝いが必要に
クラブチームは月謝を払う分、運営はスタッフに任せられるが、各地域が主体のスポーツ少年団では、月謝が安く抑えられる分、親の出番が頻繁に。
野球、サッカーに多く「各学年から2名役員を出してスケジュールの連絡や練習場の予約も」(ともさん)。ダンスやスイミングはスクール運営が主なので親の出番は少なめ。
イラストレーション/藤田マサトシ 取材・原文/野々山 幸(TAPE)
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