夏休みもいよいよ終盤。連日の「どこか連れて行って」攻撃に、そろそろどこかに連れて行かないとと覚悟を決めて、お出かけ情報をリサーチ。
私一人で子ども二人を連れて行ける場所、熱中症の心配がないところ、9歳男子も4歳女子も一緒に楽しめる場所…。
これだ!と見つけたのが、東京ドームシティにある『宇宙ミュージアムTeNQ(テンキュー)』。
今ならTeNQ5周年×絵本「はらぺこあおむし」誕生50周年記念『エリック・カールと宙(そら)展』が開催中で、宇宙に関してはあまりわかっていない4歳の娘も一緒に楽しめそう!
調べてみると、『宇宙ミュージアムTeNQ』は、通常は4歳未満の子は入館できないそうで、不定期で開催している「TeNQファミリーデー」と、この企画展開催中にある「エリック・カールと宙(そら)展」ウィークだけ4歳未満も無料で入館できるそう。娘は4歳なので普通に入れますが、小さい子でも楽しめる場がありそうで期待が膨らみます。
ということで、早速、出かけてきました。
まずは宇宙を体感できる映像からスタート
場所は東京ドームシティの黄色いビルの6階です。入館後、「トンネル0」を通り、まずは、「はじまりの部屋」でプロジェクションマッピングの映像を体験。
その後、「シアター宙(ソラ)」に移動し、宇宙を見下ろすような新感覚の円形シアターで、約10分間の映像を見ます。足元にある巨大な円形スクリーンに映し出される映像を見るのですが、まるで本当に惑星のそばにいるような臨場感あふれる映像に、子どもたちも興奮。
※映像エリアは撮影禁止なので、画像はお借りしました。
『エリック・カールと宙(そら)展』へ
娘が楽しめるよう、まずはイマジネーションエリアの先にある企画展示室『エリックカールと宙(そら)展』へ。入口では、かわいいはらぺこあおむしのパネルがお出迎え。
さらに中へ入ると巨大パネルにエリック・カールデザインの文字のマグネットを貼れるスペースがあり、娘は大喜び。小さい子向けの工夫がされていて、助かります。ちなみに、9歳の息子も一緒になって夢中になっていました(笑)。
パネルには、おなじみの作品たちや、エリック・カールの創作方法が!娘は自分が知っている作品を指さして喜び、息子は創作方法をじっくり読んでいました。
奥へ進むと、体験型の「バーチャル切り絵工房」が。タブレット上でコラージュ作品を作ることができるんです!エリック・カールの作品に出てくる絵を選び、そこに自分で色をつけたり、紙を貼って切ったり。二人とも夢中になってやっていました。
企画展示室という小さいスペースではありましたが、エリック・カールの世界に包まれた色彩豊かな空間で、自由にのんびり遊ぶことができ、楽しいひとときでした。
4歳児でも楽しめた、宇宙ミュージアムTeNQ
企画展を見たあとは、常設の展示スペースへ。「シアター宙」を出てすぐのエリア「サイエンス」には、東京大学総合研究博物館との連携で開設された太陽系博物学寄附研究部門の研究室分室「リサーチセンター」があり、最新の研究現場を見ることができます。夏休み期間中は小学生くらいの子が楽しめる「月」に関するクイズラリーも開催されていて、息子はせっせとやっていました。
まるで本当に火星を探索しているかのような展示!本物の火星の隕石も展示されていて、触れるようになっていました。
遊べるコンテンツが満載の「イマジネーション」のエリア。
子どもたちが吸い込まれるように真っ先に向かったのは、「アストロボール」というゲームのコーナー。タッチパネルで球体ロボット「Sphero」を操作して、橋を渡ってロケット発射台のゲートを目指します。ゲートに入ると、ロケットが発射します。操作するのがなかなか難しく、残念ながら二人とも制限時間内では成功ならず。なぜか4歳児のほうがコツをつかみ、スイスイと動かしていました。
自由にくつろいだり、遊んだりできる「眺めルーム」。息子は宇宙に関する本を読み、娘は椅子に座って宇宙の映像を見たりして、思い思いに遊びました。
二人とも無言で熱中していたのが、「みんなで作る惑星パズル」。星のかけらのマグネットピースで、惑星を作っていく遊びです。
出口の近くには、楽しいフォトスポットも!最初は「宇宙人怖い」と言っていた娘も、ノリノリで写真撮影。
4歳児には少し早いかな?と思っていた『宇宙ミュージアムTeNQ』でしたが、遊びながら宇宙を体感できるスペースがたくさんあり、子どもも大人も満足できる楽しいスポットでした。『エリック・カールと宙(そら)展』開催中は、小さい子でも楽しめるチャンスなので、お見逃しなく!
TeNQ5周年×絵本「はらぺこあおむし」誕生50周年記念『エリック・カールと宙(そら)展』
会期:2019年6月28日(金)~11月4日(月・祝)
開館時間:平日11時~21時(最終入館20時)、土日祝・特定日10時~21時(最終入館20時)
※8月23日(金)~9月1日(日)、9月21日(土)~28日(土)、10月12日(土)~14日(月・祝)、11月2日(土)~4日(月・祝)は「エリックカールと宙(そら)展」ウィーク開催で、通常入館できない4歳未満も無料で入館可能。
詳しくは、宇宙ミュージアムTeNQのHPをチェック!
この連載コラムの新着記事
-
【卒入園・卒入学】ジレで今っぽく洒落る「ハレの日の正解コーデ」!全身プラステでママライター高橋夏果が提案【2025年】
2025.02.16
-
【卒入園・卒入学】全身ユニクロで「ハレの日コーデ」!ALL1万円台以下の洗練スタイルをママライター高橋夏果が提案【2025年】
2025.02.14
-
【話題の本『貧困と脳』鈴木大介さん】自己責任論に終止符を打つため「一見、働けそうに見える人が働けない理由」の可視化を続けたい
2025.02.04
-
無印良品マニアがリアル愛用・心底オススメできる「バスグッズ5選」
2025.01.28
-
【手土産名人の元駐妻ライターが伝授】出会いと別れの季節に、おすすめ手土産6選&国内外で喜ばれたプレゼントのコツ
2025.01.25
![](https://lee.hpplus.jp/wp-content/uploads/2019/04/a16f5f97090b17c8c547da7a0a70e3e1.jpg)
渡辺有紀子 Yukiko Watanabe
編集・ライター
1979年、新潟県出身。妊娠・出産・育児の雑誌編集を16年間経験。家族はレコード会社勤務の夫、2010年生まれの息子、2014年生まれの娘。ほぼワンオペで仕事と育児の両立に奮闘するも、娘の便秘通院をきっかけに退社し、フリーに。趣味はクラシックバレエ。