夏休みといえば、毎日のごはんをどうするかが悩みのタネ。そんな人のために、LEE8月号では麺好き4人の料理家がとっておきの裏ワザを大公開。人気の夏野菜7種類をたっぷり使った麺が31品! 意外な組み合わせや驚きの味つけなど、すぐに作りたくなるアイデアばかりです。
今日のLEEコーナーでも、各曜日からピックアップしてご紹介。
まずは、月曜日の「トマト」、火曜日の「なす」から。ワタナベマキさんの「トマト豚しゃぶ梅和え」と「なす、じゃこ、青じその甘辛炒めのっけ麺」をお届けします。
★LEE公式インスタグラムでは、「みなさんに作っていただくにはまずは編集部が作らないと!」ということで、毎日1品ずつ、編集部員の麺カレンダーを更新中。そちらも合わせて楽しんでいただければ幸いです!
トマトの日
爽やかな酸味と甘味のバランスが絶妙なトマト。生で香りを楽しんだり、加熱してうま味を引き出したり、変幻自在のプロの技でさまざまな麺を試してみて!
豚しゃぶを梅やしょうがの香りでさっぱりと
トマト豚しゃぶ梅和え麺
「食べ進むうちにうま味のあるトマトの果汁がだんだん出てきて、麺とからまっておいしくなります。麺は細めのほうがおすすめ! 梅干しの塩分を利用するので、調味料は少しだけで大丈夫です」(ワタナベマキさん)
材料・2人分
中華生麺……2玉
豚ロースしゃぶしゃぶ用肉……8枚
トマト……大1個
梅干し……4個
しょうがのすりおろし……1かけ分
酒……大さじ2
しょうゆ……小さじ1
ごま油……小さじ2
作り方
1 トマトはヘタを取って2cm角に切る。
2 梅干しは種を取って包丁で叩き、ボウルに入れてしょうがを加えて混ぜる。
3 鍋に湯を沸かして酒を入れ、豚肉を広げながら入れて40秒ほどゆでる。湯をしっかりときり、(2)に加えて和える。(1)、しょうゆ、ごま油を加えてさっと混ぜる。
4 麺はたっぷりの熱湯で袋の表示時間どおりゆで、冷水でさっと洗って水気をきる。器に盛り、(3)をのせる。
最初に豚しゃぶとしょうが、梅干しを混ぜて、味をなじませておくのがコツ。トマトと一緒だと、味がからみにくくなる
なすの日
肉、卵、チーズ、じゃことどんな素材とも相性がいいなすは、夏の麺に欠かせません。油と合わせるとコクが出るので、麺との組み合わせにはぴったり!
甘辛味のなすにじゃこやごまで栄養満点に
なす、じゃこ、青じその甘辛炒めのっけ麺
「やわらかく炒めたなすの食感と青じその香りが、うどんにぴったり。ごまはすったほうが栄養価が高くなるので、たっぷり使って半ずりに。甘辛ダレ(A)は冷蔵庫で3日ほど保存できます」(ワタナベマキさん)
材料・2人分
冷凍うどん……2玉
なす……4個
青じそ……4枚
白いりごま……大さじ3
ちりめんじゃこ……30g
A
・みりん、酒……各大さじ2
・しょうゆ……大さじ1
塩……小さじ1/4
ごま油……大さじ2
作り方
1 なすは乱切りにして水に5分さらし、水気をきる。ごまは半ずりにする。
2 フライパンを中火で熱してごま油を入れ、ちりめんじゃこを加えてさっと炒め、なすを加えてしんなりするまで炒める。Aを加えて汁気がなくなるまで炒め、塩、ごま、ちぎった青じそを加えて混ぜる。
3 うどんは袋の表示時間どおり、ゆでるか電子レンジで加熱し、冷水でさっと洗って水気をきる。器に盛って(2)をのせる。
次回は、野口真紀さんのレシピ「オクラとサバ缶のひっぱりうどん」と「ズッキーニ納豆ミートソースパスタ」をお届けします。
その他のレシピも2019年LEE8月号(7/5発売)に多数掲載中!
撮影/鈴木泰介 スタイリスト/朴 玲愛 取材・原文/海出正子 撮影協力/UTUWA
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