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自分至上最高の眠りを手に入れる

寝姿勢が格段に楽ちんに! 『ロフテー枕工房』で人生最高の枕に出合う

  • 津島千佳

2016.12.03

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前回、意外と知らない枕の知識を教えてもらったライター津島。これまでなんと適当に選んできていたのか……。となると自分にぴったりの枕がほしくなる! 『ロフテー枕工房』でピローフィッター®さんにマイベストな枕を選んでもらいました。

最初のコンサルティングシート記入でいきなりつまづく

コンサルティングから購入まで、最適な枕選びをサポートしてくれるピローフィッター®が常駐しているのが『ロフテー枕工房』。約20年前に枕のフィッティングができるショールームを開設した、そのさきがけ的存在です。枕が合わなくなった人、何を使っていいかわからない枕難民をはじめ、頸椎症などの病気で悩んでいる人も訪れるそう。

全国のデパートを中心に展開していますが、今回は東京・日本橋にある本店でフィッティングをお願いしました。

たくさんあるサンプルに圧倒されます。

たくさんあるサンプルに圧倒されます。

まずはコンサルティングシートを記入します。が、質問事項への回答があやふや。

「今使っている枕の使用年数は?」→「たぶん4年くらい」

「枕選びで大切にしていることは?」→「考えたこともなかった」

一応答えたものの、いずれの回答にも自信なし! これまでいかに枕をないがしろにして生きてきたのか。枕さん、本当にすんません!

続いて専用の器具を使って首のカーブの深さを計測します。

計測はすぐに結果が出ました。

計測はすぐに結果が出ました。

ロフテーの枕は1cm刻みで1〜5号までありますが、私は2号との診断。大体女性は1〜2号、男性は2〜3号が多いそう。

枕と寝具の相性を考えたことはありますか?

号数が決まったら素材の前に、2台あるベッドから普段使っている敷き寝具の感触に近い方を選びます。やわらかなマットレスなら枕が沈むし、かためのマットレスなら沈みにくい。だから敷き寝具との相性も見落とせないとのこと。言われてみれば確かにそうですが、敷き寝具とのマッチングなんて考えたことがありませんでした。

実際にベッドに腰掛けてマットレスの感触を確かめます。

マットレスが決まったら、枕の素材選びへ。素材は慣れ親しんだものの方が合うそうで、子供の頃はわた、現在は低反発ウレタンを使っている私はやわらかめ素材を中心にチェック。

実際に触り心地を確認します。

実際に触り心地を確認します。

気になったのは、前編で紹介した「ビューティーピロー」でも使われているクッションファイバーボール。その2号枕を使ってベッドに横になります。さらにピローフィッター®さんが首のカーブに沿っているか、などを確認。

首の後ろや枕の下に手を入れて細かくチェックしてくださいました。

首の後ろや枕の下に手を入れて細かくチェックしてくださいました。

上向きだけでなく、横向き寝もテスト。横向きになると5つに分かれた中材のサイドが高くなっているのがわかります。

素材が合う枕を使うと笑顔になるらしいので、クッションファイバーボールは私に合っている模様。

素材が合う枕を使うと笑顔になるらしいので、クッションファイバーボールは私に合っている模様。

頭から背骨が一直線になっているのが自分にとっていい枕。ほぼ一直線なので高さは2号で合っていそう。

頭から背骨のラインがほぼ一直線。これが合っている枕の証。

頭から背骨のラインがほぼ一直線。これが合っている枕の証。

2号より1cm低い1号もお試し。あれ、こっちの方が若干楽かも? 厳密に言うと、私にぴったりなのは1号と2号の中間。だから1号の下にタオルを敷いて高さを調整するのがベストだそう。

ちなみに3号も試したら、首がくの字になって苦しい……。てきめんに高さを感じました。たった1cm差なのに、こんなに違いを感じるとは!

また全く慣れていない一番かたい素材の剛炭パイプにいたっては、感触だけでなく、ざくざくと鳴る音にも慣れず、まったくしっくりきませんでした。

やわらかめ素材は、ゴム状のストローを短くカットしたようなエラスティックパイプもいい勝負でしたが、もっちりとした感触や綿ぼこりの出にくさ、洗濯ができるなどの理由から個人的にはクッションファイバーボールに軍配。

枕って何でもいいと思っていたけれど、高さも素材も自分に合うものだと横になっているのがすごく楽! 私が選んだクッションファイバーボールの1号は¥20000と決して安くはありませんが、1日の1/3もの時間、頭を預けるものですから、これくらいの投資は惜しくないと感じました。

睡眠の質を高めるために、今一度枕を見直してはいかがですか?

 

ロフテー枕工房 本店

住所:東京都中央区日本橋富沢町11-12 サンライズビルB1F

営業時間:10:00~最終受付17:00

休業日:日・祝、夏期冬期のほか臨時休業あり

問い合わせ=03-3663-5050 http://www.lofty.co.jp/shop/tokyo/tky_01.html

※完全予約制

津島千佳 Tica Tsushima

ライター

1981年香川県生まれ。主にファッションやライフスタイル、インタビュー分野で活動中。夫婦揃って8月1日生まれ。‘15年生まれの息子は空気を読まず8月2日に誕生。

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