一日中雨の日はもちろん、平日、仕事などで忙しく「夜に洗濯&部屋干しをします」という声もちらほら。
花粉症や黄砂、PM2.5などの大気汚染を気にする人も多いようです。
今、急増中の部屋干し派さんにとって、雨がしとしと続く時期は、特に乾きにくいし、イヤなニオイがつきやすいなど、悩みどき….
台風、秋雨前線。秋も「部屋干しストレス解消」は必須!
そんな「部屋干しストレス」を、〝洗濯王子〞こと洗濯アドバイザーの中村祐一さんが、一気に解決!
部屋干しでも手際よく、早く乾かすための詳細テクニックを、詳しくご紹介します。
「洗濯物を効率よく乾かすための4大条件は、表面積、温度、湿度、風」と中村さん。
「布が空気に触れる表面積が大きいほど、温度は高いほど、湿度は低いほど、風で水分を飛ばすほど、洗濯物は乾きやすくなります」
特に湿度は、ぬれた衣類を早く乾かす最大の敵!
「換気扇をかけて、湿った空気を出すだけでも効果的ですが、サーキュレーターなどを利用して、乾いた空気を循環させると、衣類の水分も早く飛び、乾く時間が格段に早まります」
部屋干しNGの場所とは?
カーテンレールやキッチンの近くは避けたい!
つい引っかけがちなカーテンレールは、窓がすぐそばで湿気がたまり、乾きにくいのはもちろん、レール上のほこりやカーテンの汚れ、窓の結露によるカビなどが衣類を汚すことも。料理のニオイが衣類に移りやすいキッチンもNG!
ベストは「お風呂場干し」!
「おすすめの場所は、空気を循環させやすいお風呂場。換気扇をかけて、湿った空気を出すだけでも効果的ですが、サーキュレーターなどを利用して乾いた空気を循環させると、衣類の水分も早く飛び、乾く時間が格段に早まります」
加えて、個室であるお風呂なら、除湿機などで干す場所の湿度を強制的に下げるのも簡単。湿度を下げれば、梅雨どきは外よりもむしろ、部屋干しのほうが乾きが早まります。
扇風機を使うなら?
冷風をムラなく、幅広く拡散する扇風機は、衣類に直接当てて水分を強制的に飛ばす効果があります。エアコンと併用する場合、ぬれた衣類は上から乾いていくので、扇風機の向きは、湿気が残る衣類の下側中心に設定します。
サーキュレーターを使いこなそう
乾いた空気の循環で、乾燥の時短は確実!
広いリビングなどで衣類を干す場合、サーキュレーターが大活躍。
上から出るエアコンの乾いた風(20℃のあえて暖房設定がベスト)を効率よく循環させるので、衣類の下からも乾いた空気が巡り、水分が早く蒸発して乾燥時間が大幅に短縮できます。
撮影/宮濱祐美子 スタイリスト/中野径恵 取材・原文/馬田草織 撮影協力/アワビーズ
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