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ユニコーン『UC100V』楽しくなきゃ意味がない!? 時代の最前線がここに

2019.04.20

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『UC100V』
ユニコーン

楽しくなきゃ意味がない!? 時代の最前線がここに

「メンバー全員が曲を作って全員が歌う」という簡単にはマネできないスタイルを続ける彼ら。メンバーの個性も年々きわだっている気がするが、アルバムを通して聴くと「ユニコーンの最新作」として見事成立している。奥田民生作の『うなぎ4 のやきとり1 』はタイトルからおもしろ曲かと思えば、短い歌詞で彼らのスタイルを如実に表現したグッとくる一曲。2019年に掲げている「働き方改楽」というスローガンも相まって味わい深い。(キューンミュージック)

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取材・文/古川はる香

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