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北欧のイメージが変わる!?「ルート・ブリュック 蝶の軌跡」が4月27日(土)からスタート!

2019.03.29

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知られざるフィンランドの大型作家の展覧会がこの春、いよいよ開催!

日本とフィンランドの外交樹立100周年を迎えた2019年春、北欧・フィンランドを代表するアーティストであるルート・ブリュックの展覧会が開催されます。

ルート・ブリュックは、LEE読者にもなじみの深い名窯・アラビアの専属アーティストとして、約50年にわたり活躍。初期の愛らしい陶板から、膨大なピースを組み合わせた晩年のモザイク壁画まで幅広い作品を手がけ、フィンランドの人々に愛されてきた著名な作家。

今回は、約200点の貴重な作品を展示。これまで日本で知られてこなかったルート・ブリュックの魅力を堪能できる貴重な展覧会となっています。

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  • 「ライオンに化けたロバ」(1957)

  • 「蝶たち」(1957)

  • 「黄金の深淵」(1969)

  • 「蝶」(1957)

  • 「色づいた太陽」(1969)

  • 「結婚式」(1944)

  • 「スイスタモ(部分)」(1969)

  • 「都市(部分)」(1958)

  • 「ヴェネチアの宮殿:リアルト橋」(1953)

すべてタピオ・ヴィルカラ ルート・ブリュック財団蔵
Tapio Wirkkala Rut Bryk Foundation’s Collection / EMMA – Espoo Museum of Modern Art © KUVASTO, Helsinki & JASPAR, Tokyo, 2018 C2531

期間中はスペシャルなイベントも目白押しです!

◆記念イベント(1)4月27日(土)17:00~19:00 
「なぜ、今、日本で、ルート・ブリュックなのか」
● 場所:THINK OF THINGS(東京・千駄ヶ谷)2F TOT STUDIO
● 登壇者:マーリア・ヴィルカラ(ルート・ブリュック長女、現代アーティスト)、皆川明(ミナ・ペルホネンデザイナー)
● ファシリテーター:成相肇(東京ステーションギャラリー学芸員)
● 参加費:2000円(税込み)「ルート・ブリュック展」チケット1枚付き
● 定員:70名(要事前申込)※3/28時点でチケット完売とのこと。

◆記念イベント(2)5月10日(金)、5月12日(日)、5月25日(土)9:30
朝の鑑賞会(学芸員による開館前のギャラリートーク約30分)
●参加無料(別途要入館料) ●場所:1階エントランス集合 ●定員:各25名 ●申込み方法:4月27日以降の開館時間中に電話(03・3212・2485 )または1階受付で申し込み。定員になり次第受付は終了。

◆記念イベント(3)● 日時:5月22日(水)、6月5日(水)15 :00-(約40 分)
レンガ・タッチ&トーク[煉瓦が特徴のたてもの解説]
● 参加無料(別途要入館料) ●場所:1階エントランス集合
●定員:各15名 ●申込み方法:1F受付にて当日申込み。

ルート・ブリュックの作品が持つ独特の世界観は、これまで日本人が北欧に対して抱いてきた印象を覆すかも!?

ぜひ実物で体感してくださいね。

【ルート・ブリュック】

1942年より、アラビア製陶所・美術部門の専属アーティストとして活動。版画の技法を応用して独自の釉薬や型の技術を開発し、51年のミラノ・トリエンナーレでグランプリを受賞。60年代からタイルピースを組み合わせた抽象的で立体的な作品へと移行し、市庁舎、銀行、大統領邸などの大型インスタレーションを手がけた。

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