こんにちは。毎日寒い日が続きますが、皆さん冬のお休みはどうお過ごしですか?わが家はよくスキーやスノボに出かけるので、ママ友からよく相談を受けます。一度行ってしまえば要領がつかめるのですが、聞くとスキーデビューの1歩目はハードルは高いようです。まず…
・ウエアや小物、道具を揃えるのが大変
・どこのスキー場へどうやって連れて行けばいいのかわからない
・自分が久しぶり(もしくは滑れない)で自信がない
・下の子も連れて行くのはちょっと…!
そんなお悩みを全て解決してくれるところがありました。
これからスキー初めたい!という家族のためのリゾート
都心から2時間で行ける山梨県の「リゾナーレ八ヶ岳」は、もう皆さんご存知の星野リゾートが展開するリゾナーレの第一号です。コンセプトが、大人のためのファミリーリゾート。大人も子どもも、家族みんなが夢中になって楽しめる、四季折々のアクティビティが充実しています。特に冬は、家族でスキーを楽しむためのサービスが至れり尽くせり。
1. 大人も子どももレンタルフリー
スキーの道具が一切なくてもスキーを始めることができます。インナーさえ着ておけば、手ぶらで行けてしまいます。
2. 提携しているスキー場までホテルから直行バスがフリー
「富士見高原スキー場」「富士見パノラマリゾート」まで。特に富士見高原スキー場は初めての練習にぴったりのゆるやかなコースで、スノーボードの滑走がナイターのみと言うこともあり、スキーを楽しむのにぴったりのゲレンデ。
3. 宿泊者は小学生以下のリフト券がフリー
未就学児はもちろん、小学生もリフト券は無料。大人も、宿泊者割引があるので、通常よりお得に。
4. リゾート内にミニゲレンデも常設
ホテルのメインストリートにミニゲレンデがあるので、そり遊びからスタートでもOK!
5. 星野リゾート式スキーレッスン「雪ッズ70」が秀逸
まさにスキーデビューの悩みを、解決してくれる要素がほぼ揃っていますね。
そして特筆すべきは、昨年からスタートした、星野リゾート式スキーレッスン「雪ッズ70」。レベルが4段階に分かれていて上達のステップが70項目(!)に細かく設定されているので、デビューの子はもちろん、少し滑れる子もとにかく上達が早いとのこと。我が子もなんとなくボーゲンでターンしながら勝手に滑っているので、もう少し基礎をしっかり教えるのにどうしたら…と頭を悩ませていたところ。これはもう体験してみるしかない!ということで、7歳と5歳の息子たちと一緒に行ってまいりました!
大人も子どもも選びたい放題、充実しすぎるレンタル
まず、驚いたのがウエアは全てフリーで借りられる上、種類も豊富なのです。ラックに並んでいる中から好きなデザインを上下選び、ゴーグルや帽子、手袋まで全てレンタル可能。インナーさえしっかり着込んでいれば、羽織ってすぐに出発できるお手軽さ! スキー場でレンタルすると出されたものを着る…というイメージでしたが、これなら子どもも好きなものを選べて楽しそう。
70cmのベビー用ジャンプスーツから、キッズ用も~160までサイズ別に種類も豊富。目移りしすぎて、なかなか決まりません(笑)。子どもはサイズアウトが早いので、年に1~2回しか滑らないのであれば、レンタルで十分。ママ目線でいうと、帰ってからウエアを干して片付けて…そんな手間もフリーですね。
続いてスノーリゾートセンターへ。ブーツと板を合わせてレンタルします。今季、ギアを全て一新されたそうで、新しく良質なメーカーのものばかり。無事にレンタルも終えたので、バスまでのあき時間を利用してランチを頂くことに。
メインストリートでランチを。スキー場までもストレスフリー
メインストリート”ピーマン通り“にはカフェ、ベーカリー、雑貨店、アウトドアショップ…など個性豊かなショップが19店舗ほど立ち並んでいます。このストリートは日帰り利用の方も多く、八ヶ岳のエリアの中でも人気の立ち寄りスポットになっています。
採れたての食材を使ったパスタやグリルが頂けるオステリア「VINOTECA」でランチをいただきました。前菜とパスタのランチセットをオーダー、前菜がこんなにもバリエ豊富でハムやサラミの口どけの良さといったら!キッズメニューもパスタとピッツァ2種類あり、それぞれオーダー。これからスキーに行くとは思えない優雅なランチでした。これもリゾナーレ八ヶ岳ならではです。
お腹も満たしたところで、いざスキー場へ!ピーマン通りを抜けたすぐにシャトルバス乗り場があり、「富士見高原スキー場」「富士見パノラマスキー場」行きのバスが、多い時で1時間に2本運行されています。板は荷物として預けられますし、大型バスなので快適に移動できます。今回はバスで15分ぐらいにある「富士見高原スキー場」へ。
「雪ッズ70」のプログラムでレッスンスタート!
雪ッズ70は、インストラクターのスキルに左右されることなくとにかく楽しみながら確実に上達するメソッド。’16年に「アルツ磐梯」からスタートし、’17年からリゾナーレ八ヶ岳でも導入されました。レベル1~4まであり、雪ッズ70でステップを踏んでいけば、日本スキー連盟(SAJ)のジュニア検定で合格できるほどのスキルが身につくのだそう。
そして何よりも上達度合いがきちんとカルテに記載されているので、「わが子がどこまでできるようになったのか」がきちんと把握できるのです!スキー場の単発レッスンを受講したこともありますが、終わった時にコーチから口頭伝えられる程度で、詳細は把握できないまま…。このカリキュラムはきちんと「見える化」されているので、このカルテさえあれば、次回も継続して受けられるのです。(これは画期的!)ちなみに雪ッズ70はリゾナーレ八ヶ岳とアルツ磐梯の2つの施設で実施されているので、どちらでも受講可能。リゾナーレ八ヶ岳はレベル1~3、アルツ磐梯はレベ1~4まで開講しているので、スキーデビューは八ヶ岳、本格的に滑りたい子は磐梯で…という流れが良さそうですね。
では早速、受付を済ませて自己紹介から。「今日一緒にスキーをするチャーリーです!よろしくね!」とにかく親しみやすく、子どもの心をつかむのが早い!人見知りしやすい次男(5歳)はスキースクールも初めて。内心「大丈夫かな、逃げ出さないかな…」と心配していましたが、親の心配はよそにすっかり楽しそう。(これまでは私が教えてきたのですが)ターンは一応できているので、今回はレベル3からスタートです。
ゲレンデで準備体操を終えて、最初に楽しく滑りながら一つ一つのステップをチェック。「三角の大きさ変えてみてー!」「滑りながらジャンプできるかな?」「滑りながら雪を触ってみて~!」「飛行機のポーズからブーツを触るよ!」など、説明も端的でわかりやすくスムーズにこなしていきます。
ポイントをついたプロのアドバイスでどんどん滑り方が良くなっていました。(これまでは素人の私が教えていたので)どうしても重心が高く、膝をしっかり使えていなかった印象。それがしっかり股関節から腰を落として膝を使い、自分の体重をしっかりのせて、ターンすることの大切さを教えてもらいました。
途中、一人でリフトに乗る練習も。これまた次男は初一人リフト。乗る前にチャーリーが「降りるときは手をお膝につけて降りるとこけないよ。」「大丈夫だからチャレンジしてみよう!」アドバイス&勇気付けてくれ、一人でも乗り降りすることができました!これは自信にもつながったし、チャレンジする喜びを与えてもらったと思います。
最後は斜面の急な方のゲレンデへ移動して、連なって滑って終了。2時間のレッスンもあっという間で、途中のトイレ休憩以外はみっちりチャーリーについて滑るので、濃密なレッスンが受けられました。最後にいただいたレッスンカルテにはどこまでできて、どこからが課題なのか、次はどんなことをするのか、次の目標まで立ててもらって…最後はこの笑顔。チャーリーありがとうございました!
スキー初めてのお子さんにはブーツや板を履くこと自体が慣れていないので、まずはその意識をなくすために「ダルマさんが転んだ」やじゃんけんなど、楽しみながらレッスンするのだそうです。また、細分化されたステップがあるので、グループ内でも個人のペースに合わせたレッスンが可能に。スクールに入ったものの個々でレベルが違っていて、滑れる子にしてみたら待ちぼうけ…なんて「スクールあるある」も回避されますね。初めての子はもちろん、すでに滑れている子にも雪ッズ70はすごく効率的に上達するメソッドだと思いました。
次回はスキーから帰った後のお楽しみ…ワインに、プールに、リゾナーレ八ヶ岳の魅力をたっぷりお伝えします。お楽しみに!
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飯田りえ Rie Iida
ライター
1978年、兵庫県生まれ。女性誌&MOOK編集者を経て上京後、フリーランスに。雑誌・WEBなどで子育てや教育、食や旅などのテーマを中心に編執筆を手がける。「幼少期はとことん家族で遊ぶ!」を信条に、夫とボーイズ2人とアクティブに過ごす日々。