「このシワがなかったら……」「ここのたるみ、なんとかしたい！」etc.年々増える顔のお悩み、実は「顔の使い方」を意識するだけでみるみる解消できるんです！

忙しくてもズボラでも続けられる、効果絶大の小顔トレーニングを、フェイストレーナー 木村祐介さんが伝授します。

顔は横でなく縦に使えばシワもたるみも即解消！

キュッと締まったフェイスライン、シワのないなめらかな肌。「そりゃ理想だけど、もうそれなりの年齢だし、しょうがない」と思っていませんか？　「老け感や顔が大きい印象を与えてしまうシワやたるみは、年齢のせいよりも、日頃の顔の使い方が大きいんです」と木村さん。

「顔の筋肉の多くは、くちびるを除いて縦方向に走っています（下図参照）。本来は縦に伸び縮みするものを、笑ったりしゃべったりスキンケアの際など、横方向に使っている人が多い。顔を横方向に使うと顔の皮膚が骨から浮いたようになり、その隙間に脂肪がたまってたるんだり、浮いた皮膚の部分がシワになったりするのです」（木村祐介さん）

顔のすべての筋肉はくちびるに集まっている！

額から背中へつながる前頭筋、こめかみにある側頭筋、口角から頬に走る大頬骨筋など顔の多くの筋肉は縦方向の筋肉。対して、くちびるを囲む口輪筋は横方向に動く筋肉。「ホ」の口で口輪筋をキュッと締めると、その他の顔の筋肉を縦にしっかり動かせる。

とにかくこれだけ意識！
小顔をつくる基本の「ホ」

「顔を縦に使うための重要なポイントはくちびる。くちびるは体の筋肉に置き換えると『体幹』にあたり、くちびるをキュッと締めて顔の筋肉を縦に使えば、劇的に顔のラインが変わります。このトレーニングと、普段から顔を縦に使うことを意識すれば、誰でも簡単に若々しさをキープできますよ！」（木村祐介さん）

顔の「体幹」であるくちびるをキュッと締める「ホ」の顔。この顔をキープしたまま顔のさまざまな筋肉を縦方向に動かしたり、普段からこの顔をこまめにしていると、シワやたるみのない、なめらかな小顔に！

次回は、「ホ」の顔をキープしたまま、トレーニング開始！ スキンケアのついでに５分でできる「基本の小顔ワークアウト」をお届けします。
詳しくは2019年2/7発売LEE3月号をご覧下さい。

撮影／フルフォード 海　ヘア＆メイク／薄葉英理（ロッセット）　モデル／金床麻由（LEEキャラクター）　取材・原文／遊佐信子