LIFE

ラク家事のススメ!

主婦マンガ家マルサイさんの「この家事やめてラクになりました」

2019.01.24

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掃除、収納、片付けに料理・・・毎日の家事を頑張りすぎて、笑顔が消えてはいませんか? 重荷になっているようなら、その家事、いっそやめてみるのも手かも。

LEE2月号では、家事をやめてラクになったという方々にインタビュー。
どんな家事をやめたのか、どういう風に折り合いをつけたのか。主婦マンガ家マルサイさんにお話をうかがいました。

主婦マンガ家マルサイさん
"流行り家事"片っ端からやってみて自分に合った家事を見つけました


PROFILE
インスタグラム(maru_sai)に投稿した子育てマンガがフォロワー13万と大人気に。著書に『男子が3 人います。』『主婦力ゼロからのやってみた家事』(ともに大和書房)など。

 

男子3 人( 9 歳、7 歳、3 歳)のドタバタ子育てマンガがインスタで人気のマルサイさん。"よい"と言われる流行り家事に次々と手を出し、失敗を繰り返してきたそう。

「結婚当初は主婦力ゼロ。右も左もわからない状態なので、とにかく片っ端からやってみました。作り置き、オキシ漬け、掃除棒、土鍋炊飯、100均収納……。しかし、ほとんど挫折!試すうちに、向き不向きがわかるようになり、10年かかって今の家事に定着しました。
ライフスタイルも子どもの年齢も違うわけだから、合う合わないはその人次第。やってみてストレスを感じたり、家族間に不穏な雰囲気を感じたら、すぐにやめます(笑)。
ラクになりたくてその方法を試しているのに、マイナスだったら本末転倒。"やめる勇気"ですね(笑)。でも、そのときは合わなくても、子どもが大きくなったりして家族のかたちが変わったら、ピッタリはまるものもあるかもしれません。一度経験したからこそ、すぐにまた始められる。数々の失敗もいい勉強です!」

1.「一汁一菜」やめた!

「一汁一菜が流行したとき、早速取り入れたところ家族からブーイングの嵐。みんな食いしん坊なので、品数をケチるのは致命傷だったのです。
そこですぐに方針転換。冷奴や納豆など切っただけ、盛っただけ料理で品数をかせいで豪華に見せることに。メイン感だけは大切なので、敬遠されがちな揚げ物はむしろ積極的に取り入れます。揚げるだけなのに、あれほど家族ウケがいいものはないからです」(マルサイさん)

2.「味付け冷凍」やめた!

「下味をつけて、日付を書いてフリージング。使うときは焼くだけだから簡単!と思って始めた下味冷凍。確かに便利だけど、少し続けてみると『何がどれかわからない』『あれ!? この肉はもう2カ月過ぎてる』という冷凍庫の中が無法地帯状態に……。そもそも管理が苦手な私には向いていませんでした」(マルサイさん)

3.常備菜作るのやめた!

「作り置きを頑張っていたこともありました。しかし、三男の誕生を機に作り置きの時間を確保できなくなったこと、そして何より、同じ味にみんな飽きるということに気づいたのです。
そこで始めたのが、"おかず貯金"。例えば白菜を切る、卵をゆでるなど、調理のついでに多めに下調理まで済ませておく。幅広い料理に使えて時短に。こちらのほうが、今のわが家には合っています」(マルサイさん)

4.凝った料理を作るのやめた!

「品数の多さと見た目の豪華さが大切なわが家。手間はできるだけかけずに、パパッと品数を多く作りたいので、トッピングや盛りつけで手をかけた風に見せて食卓をにぎわせることに。
盛りつけは器の中央に小高く盛り、細ねぎやごまなどのトッピングテクで豪華に見せます。ちぎったレタスと余り野菜のサラダも、ごま、鰹節、青のり、もみのりをふりかけるだけで一気にごちそう感が!」(マルサイさん)

 

"ステキ主婦"への過度な憧れと、自身のギャップに苦しんだというマルサイさん。

「今は憧れすぎず、ほどよく手を抜き、いい感じに暮らせればいいかなと気楽に思っています。どう頑張っても憧れの伊藤まさこさんにはなれませんから(笑)」


撮影/鈴木静華 取材・原文/薫森亮子
※詳しくは2019年1/7発売LEE2月号をご覧下さい。

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