運転しやすいコンパクトさで、荷物をたっぷりのせたかったり、とにかく小回りがきかないと不安など、LEE世代の車選び基準は十人十色。そんなワガママに答えてくれる「私にベストな車」を3名の女性ジャーナリストがレコメンド!
本日お届けするのは、LEEキャラクター副島晴夏さんと、金床麻由さんの車選びをナビゲート!
「運転しやすいコンパクトさで、荷物をたっぷりのせたい!」
(’17年度LEEキャラクター副島晴夏さん)
![アクティブツアラー /BMW](https://lee.hpplus.jp/wp-content/uploads/2019/01/d05b1dcbecfc74980dc60b136465996e.jpg)
夫と3人の息子との5人家族。休日には、愛車の国産小型ミニバンで、キャンプや釣りに出かけることが多い。
「レジャー道具プラス愛犬のケージものせるので、荷室の大きな車が欲しい!」(副島晴夏さん)
モータージャーナリストがANSWER!
狭い道でも乗りやすい小型ミニバンが主役
スーザン ここでは、日本の狭くて曲がり道が多い道路でも運転しやすく、かつ3列シートを持ったモデルが中心になってくるよね。少し値段は高くなるけれど「アクティブツアラー」はすごくいい。国産顔負けの充実装備と、質感の高さが段違いで、日本では「3シリーズ」に次ぐ人気モデルだよ。
藤島 確かに。国内だと、福祉車両の設定もある「シエンタ」は2列シートと3列シートが選べるのがいいんですよ。また、3列目が床下に収納できるのも荷室が広く使えてポイント高い。
まるも 「フリード」の3列目は跳ね上げ式だけど「シエンタ」よりも全長が少し大きい分、3列目に余裕があっていいんだよね。SUVなら新しくなった「フォレスター」もおすすめ。独自開発のアイサイトは性能が高いし、日本の道路にも合ったサイズだしキャンプでも大活躍してくれそう!
藤島 家族がくつろげるよう後部座席の広さがゆとりを持って設計されているのも評価したいな。
スーザン 4輪駆動に定評があるスバル車は、北米などの標高が高く雪が多い都市部でもタフに走れるから重宝されているんだよね。
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BMW初のミニ・ミニバン
アクティブツアラー/BMW
BMWブランドとしては初となる2輪駆動モデルで室内がゆったりと広く、豊富なシートアレンジや、日常的な使い勝手にも優れています。走破性の高さはそのままに、ファミリーを中心に人気拡大中!
「全高がタワーパーキングにも収まる1550mmに抑えられているのもうれしい」(スーザン史子さん)
![アクティブツアラー /BMW](https://lee.hpplus.jp/wp-content/uploads/2019/01/a858ecc2a4eeb8c313df27317e87244e.jpg)
374万円~ 総排気量1498cc 全長4375×全幅1800×全高1550mm JC08モード燃費16km/L 全10色
![アクティブツアラー /BMW](https://lee.hpplus.jp/wp-content/uploads/2019/01/c498fc44d3e93b7869bfd69987b13e88.jpg)
荷室は足先をバンパーの下に入れてスライドするだけでハッチが開閉する仕組み。
「キャンプのときなど両手が荷物でふさがっていることも多いので、ありがたいです!」(副島晴夏さん)
![スイッチをワンプッシュするだけ](https://lee.hpplus.jp/wp-content/uploads/2019/01/2529c668b0166de47d73ae593a9dd6da.jpg)
3列目シートは、荷室のスイッチをワンプッシュするだけで前に倒れる簡単さがうれしい。
チャイルドシート2つのせもOK
フリード/ホンダ
中型より50cm程度小さい全長ながら両側スライドドア&最大7人乗りを実現した小型ミニバン。
「6人乗りなら2列目⇔3列目のウォークスルーが可能。2列目にチャイルドシートを設置しても、外す必要なく移動できて便利です」(まるも亜希子さん)
![フリード/ホンダ](https://lee.hpplus.jp/wp-content/uploads/2019/01/1fcaecc8d81d7240ccfc2612c512dbd5.jpg)
188万円~ 総排気量1496㏄ 全長4265×全幅1695×全高1710・1735mm JC08モード燃費27.2km/L(HYBRID B) 全9色
![荷物が入れやすい](https://lee.hpplus.jp/wp-content/uploads/2019/01/7e154497bac9f0a2cdfb6a31145ea452.jpg)
3列目シートを跳ね上げれば、2列目はそのままで自転車も入ります。荷室床までの高さは48cmと低めのため、荷物が入れやすい。
技アリ3列シートに注目!
シエンタ/トヨタ
荷室をより大きく使うためのアイデアに技アリ!の小型ミニバン。3列目シートがすっきり収納できるので、荷室が広々として快適!
「荷物が多く、乗車する人数は普段は5名までというファミリーにぴったりですよ」(藤島知子さん)
![シエンタ/トヨタ](https://lee.hpplus.jp/wp-content/uploads/2019/01/820f8374bab21fa50514e4c1032e5d00.jpg)
177.66万円~ 総排気量1496cc 全長4260×全幅1695×全高1675・1695mm JC08モード燃費28.8km/L(ハイブリッド車) 全16色(ツートーン含む)
![左右に凹凸のない空間は荷物ものせやすい](https://lee.hpplus.jp/wp-content/uploads/2019/01/dadd3ab27af5b0cdc540b770f2599a73.jpg)
3列目シートを2列目の下に収納することでフラットフロアに。左右に凹凸のない空間は荷物ものせやすい。2列シート車も新たに登場。
予防安全性能評価で最高値をマーク
フォレスター/スバル
渋滞時のハンドル制御も行う「アイサイト・ツーリングアシスト」を搭載した中型SUV。2018年9月からエンジンにモーターアシストを組み合わせた「e-BOXER」が。
「運転性能も荷物搭載力も申し分なし」(まるも亜希子さん)
![フォレスター/スバル](https://lee.hpplus.jp/wp-content/uploads/2019/01/e17ba28892fd81c282de4b29c8a592c8.jpg)
309.9万円~ 総排気量1995cc 全長4625×全幅1815×全高1715mm(ルーフレール装着車は+15mm) JC08モード燃費18.6km/L(e-BOXER) 全9色
![荷室容量は最大で509L](https://lee.hpplus.jp/wp-content/uploads/2019/01/456a59c2afee05cc969a601ac16d651e.jpg)
荷室の開口幅は、130cmと大きく長いものも入れやすいほか、電動で開閉するパワーリヤゲートでより便利に。荷室容量は最大で509L。
「買い物や子どもの送迎で街乗りメイン。とにかく小回りがきかないと不安」
(’17年度LEEキャラクター金床麻由さん)
![クロスビー/スズキ](https://lee.hpplus.jp/wp-content/uploads/2019/01/7e084bc0d9fcd5487785e315d6099498.jpg)
夫と2人の息子との4人家族。家族用にミニバン、自分専用に室内広めの軽自動車を所有。
「運転は子どもの習い事や買い物などでほぼ毎日しますが、駐車にはなかなか自信が持てません」(金床麻由さん)
モータージャーナリストがANSWER!
スクエアボディと最小回転半径が扱いやすさのポイント
藤島 小回り重視系だと、四角いボディで、Uターンも不安なくできる、全長や最小回転半径の短いモデルが中心ですね。
まるも ボディラインが直線的だと駐車の際に白線に合わせやすいから安心なんだよね。なかでも注目度が高いのは「クロスビー」!ベビーカーも立てて入れられる荷室はママにはうれしいし、フロアが防汚タイプなのも使いやすい。
藤島 ボディカラーがツートーン、スリートーンなど豊富なバリエーションから選べるのもいいですよね。
スーザン あとは今のコンパクトトレンドといえるのが「トール」4兄弟。同じ仕様で販売されているトヨタ「ルーミー」「タンク」、スバル「ジャスティ」を合わせると、国内3位の売れ行き! グローバルカーという視点では、ボディサイズが軒並み拡大傾向にあるなかで「パンダ」や「アップ!」はしっかり小さめ。運転の苦手な人にも乗りこなしやすいサイズを保ってると思う。
藤島 フィアットやフランス車って、バカンスでの長距離を考慮した快適な車が多いんですよ。
まるも 「アップ!」は乗り心地の改良でますます人気だよね!
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3Dビューで発進時も安心!
クロスビー/スズキ
かわいい見た目にファンの多い、小型クロスオーバー。
「5人乗りで室内が広く、高めのシートポジションで視界もgood。荷室にセットされたボックスはベビーカーを立てて収納できますし、水洗いもできるなど利点がたくさん!」(まるも亜希子さん)
![クロスビー/スズキ](https://lee.hpplus.jp/wp-content/uploads/2019/01/5a0a00b4cd2979a02e7d22deede22919.jpg)
176.58万円~ 総排気量996cc 全長3760×全幅1670×全高1705mm JC08モード燃費22.0km/L(2WD) 全14色(ツートーン、スリートーン含む)
![3Dビューの映像](https://lee.hpplus.jp/wp-content/uploads/2019/01/eb58ad0d4a4f7f48851eaa91d39cfb01.jpg)
エンジン始動時に車両全体を斜め上空から見たような3Dビューの映像が、室外視点と室内視点から確認できる。
「見切りもよく、モニターを見ながらの駐車もラクでした!」(金床麻由さん)
かわいい&実用的なイタリアンコンパクト
フィアットパンダ/フィアット
きゅっとコンパクトなサイズ感なのに、ゆとりある5人乗りで人気。3代目となるモデルは"スクワークル"と呼ばれるシカクとマルの中間のような絶妙なデザインが特徴的。限定車には4輪駆動の設定もあり、凹凸の多い道路でも安心。
「4mを切る全長サイズで取り回しがしやすいうえ、窓が大きく視界もいい!」(スーザン史子さん)
![フィアットパンダ/フィアット](https://lee.hpplus.jp/wp-content/uploads/2019/01/7dd6ee8d5c6acfa5530197c62a65de4e.jpg)
217.1万円~ 総排気量875cc 全長3655×全幅1645×全高1550mm JC08モード燃費18.4km/L 全4色
スライドドア付き、中は広々!
トール/ダイハツ
軽自動車並みの扱いやすさに、スクエアボディ、スライドドア、広々室内が揃った大人気のコンパクトカー。
「荷室床面のボードは裏返すと防汚シートとして使えるので、自転車を積むときにも便利なんです」(藤島知子さん)
![トール/ダイハツ](https://lee.hpplus.jp/wp-content/uploads/2019/01/0e32efc06d0fff93da715b1141de18bf.jpg)
146.34万円~ 総排気量996cc 全長3700・3725×全幅1670×全高1735mm JC08モード燃費24.6km/L(G”SAⅢ”・X”SAⅢ”) 全14色(ツートーン含む)
![すれ違い運転や駐車も得意](https://lee.hpplus.jp/wp-content/uploads/2019/01/44aedf93c3131021213b26d5fd999f25.jpg)
軽自動車並みのサイズ感で、狭い場所でのすれ違い運転や駐車も得意。四隅を確認しやすい四角いボディも、運転のしやすさに貢献。
フォルクスワーゲンの最小コンパクト
アップ!/フォルクスワーゲン
全長は軽自動車と比べて22㎝長いだけ。それなのに最小回転半径4.6mという、軽自動車並みの小回り性能が自慢の一台。
「ワーゲン史上一番小さいモデル。4ドアタイプなら、乗り降りのしやすさなどの使い勝手のよさもしっかりキープでき、満足感が違います!」(スーザン史子さん)
![アップ!/フォルクスワーゲン](https://lee.hpplus.jp/wp-content/uploads/2019/01/532add6b250c3f9607360486f414b449.jpg)
159.9万円~ 総排気量999cc 全長3610×全幅1650×全高1495mm JC08モード燃費22.0km/L 全7色
![シティエマージェンシーブレーキ](https://lee.hpplus.jp/wp-content/uploads/2019/01/ea747c9e86a253408695c902c2ece7c6.jpg)
シティエマージェンシーブレーキを全グレードで標準装備。時速30km未満での走行中、障害物を検知した際に、ドライバーが回避操作を行わない場合は自動ブレーキが作動。
次回は、「ルックス重視」&「機能満載」女性にうれしいおすすめ最新カー8選!をお届けします。
詳しい内容は2019年1/7発売LEE2月号に掲載中です。
撮影/伊藤大作(THE VOICE) モデル/金床麻由、副島晴夏(LEEキャラクター) 取材・原文/スーザン史子 本誌編集部