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教えて!プロの整理収納ルール

優木まおみさんのクローゼットを大公開!片付けられるようになる7つの収納ルール

2018.05.12

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気づくとついつい増えてしまう服と小物類。使いやすい整然とした空間にするためには、ひと工夫が必要です。

「整理収納アドバイザー」2級の資格をお持ちの優木まおみさんの場合は?

お気に入りの服たちを機嫌よく収めるための、クローゼット収納ルールを教わりました!

優木まおみさんの収納ルール
持つ洋服の量を決めた風通しのいいクローゼット

かつては服にあふれ、「片付けられない女」だった時代もあるという優木さん。
けれども必要以上に服を持つと、収納することに必死になって、クローゼットはパンパン、一着一着を大切にできないことにフラストレーションがたまるように。

「整理収納アドバイザー」2級の資格を取得するときに学んだことを生かし、「常に3割の余裕を持たせる」ことをマイルールにして、以来その法則を守るようにしているそうです。

今回は、そんな優木まおみさんの収納ルールをご紹介します!

Rule 1
収納量の目安は「あと3割入る」余裕を残す

「収容量マックスに入れてしまうと服が取り出しにくくなり、結果的に着ない服が増えてしまう原因に。洗濯中の服、クリーニングに出している服など『稼働中』の服も含め、『空間に3割の余裕を持たせる』ことを意識して、服の数を調整しています」(優木まおみさん)

優木さん服の枚数

ジャケット・アウター類……19枚
ワンピース……15枚
プルオーバー、セーター……17枚
スカート……13枚
シャツ、カットソー……19枚
Tシャツ……13枚
パンツ……16枚
スカーフ…… 2枚
ストール…… 3枚

 

クローゼット以外の場所に「一時置き場」を作ったりはせず、すべての服がこのクローゼットから出入りする仕組み。

「服の数を把握できると、いつも意識して自分なりのスタメンを吟味することができます。トレンチコートなら一枚、ピンクのニットなら一枚というふうに、基本的に同じ形の服は2枚以上持たないよう気をつけるように。そしてどんなに高くても、2シーズン着なかった服は潔く処分。そんなふうに自分なりのルールを設けることで、収納ストレスから解放されました」(優木さん)

Rule 2
コーディネートをする順番で収納場所を決め、動線の無駄を省く

奥と手前2カ所に入口がある細長い空間のクローゼット。奥から入り、まずはボトムス→トップスの順に決め、手前の出口近くに掛けたアウターを選んで出てくる配置に。

「子どもたちの世話で忙しい朝は、自分の着替えに割く時間は1分でも無駄にしたくない。奥から入って手前から出る間に着こなしが完成しているのが理想です」(優木まおみさん)

また、クローゼットを出たすぐ正面には、全身が映る鏡を配置。服を選んで出てきて、コーディネートのチェックまで、動線に無駄がないように。

Rule 3
服、バッグ、小物類はすべて「帰る場所」を決めておく

手前にボトムスとトップス類、奥にワンピースとアウター類、バッグは上の棚……というふうに、家にあるものはすべて「常に帰る住所を決めておく」のが優木さんの収納ルール。

収納場所はすべてカテゴリーで分けているので、常に明快。使い終わったものは必ず元に戻しておくのを習慣化させ、いつでもすっきり整然とした空間に。

Rule 4
明日着る服を掛けておくフックがあると便利

棚の枠部分と側面には、洋服やバッグなどを引っ掛けておけるフックをそれぞれに設置。

「コーディネートを決める途中で迷った服を掛けておいたり、明日着ていくことが決まった服などをあらかじめ掛けておいたりするのに、すごく便利」(優木まおみさん)

 

Rule 5
ハンガーの数を揃え、その量を超えたら服を処分

引っ越し時に、それまでいろんな種類を使っていたハンガー類を、薄くて服がずり落ちにくいドイツ製のマワで統一。

トップス用は何本、ボトムス用は何本というふうにハンガーの数を決めておいて、それに掛けられない量の服は、人に譲ったりフリマに出したりと、処分をするように。

Rule 6
引き出し内は100均ショップで買った仕切りで整理

引き出しの中も「あと3割入る余地」を残しているので、服類や靴下といった小物類が中でなだれてしまわないよう、すべて仕切りを入れて整理を。

「100均ショップで見つけた、不織布の仕切りが便利。収納ケースのサイズを測って、ちょうどいい大きさのものを探します」(優木まおみさん)

 

Rule 7
バッグ、帽子などの小物はいつでもスタンバイ状態に

買ったときについてくるバッグを包む布袋や帽子用の箱などは、入れたままにしておくと取り出すのが億劫になりがちなので、取り出して別の場所に保管。使いたいときにいつでもさっと取り出せる状態にしておく。帽子は春夏用、秋冬用と分け、季節ごとに入れ替えを。


次回は、物がたまりがちな、子ども用クローゼット&シューズクローゼットに注目!すっきり整然とした状態をキープするコツをお届けします。

撮影/馬場わかな  ヘア&メイク/斉藤 誠(Lila) 取材・原文/田中のり子
※詳しくは2018年5/7発売LEE6月号をご覧下さい。

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