Case.4 「築古マンションをスケルトンリノベ LDKをひとつなぎに、設備と素材にこだわった家」
佐々木倫子さん(建築家)、佐藤 圭さん(建築家)の場合
(妻42歳、夫46歳、長男12歳)
2016年、一級建築士事務所「.8/TENHACHI」(https://www.ten-hachi.com/)を夫婦で設立。建築・インテリアの企画設計のほか、家具プロダクトの企画デザインも行う。
中古マンションをリノベーション
部屋ごとに仕切りのないつながりあるワンルーム
家族3人で住むのは築41年になる67㎡のマンション。「東南角部屋で見晴らしもよく、全体の形や配線やダクトの位置などリノベ向きと感じました」(佐藤さん)
「2人ともワンルームが好きなんです。部屋は閉じているのではなく、どーんと広いほうがいい。この物件ならそれが実現できそうと即決しました」(佐々木さん)
佐々木倫子さん、佐藤 圭さんの家づくりDATA
エリア:神奈川県川崎市
間取り:1R、67㎡
依頼先:.8/TENHACHI
建築費:1200万円
リノベ前、キッチンは今の寝室のところにあったそう。排水や電気などの設備面を調査し、キッチンを部屋の中心に移動。ダイニングもつなげることで大きなワンルームを実現。
撮影/大森忠明 取材・原文/大勝きみ子 間取り図作成/前田優子