ミナ ペルホネン“swing garden”のエッグバッグを買いました。

ミナ ペルホネンの今季のコレクションがとても素敵です…。ブランド開始当初から、「できるだけ素材を無駄にしない」姿勢を貫かれて来たデザイナーの皆川明さん。お洋服を仕立てた時の余り布から生まれたのが、ミニバッグ（mini bag）とエッグバッグ（egg bag）。

いつも通り（？）お洋服には全く手が出ないのですが…。そして、小物もここ10年の間に値上がりしていて、エッグバッグはお値段が10年前の約2倍に、ミニバッグも1.5倍になっています…。なかなか最近は実店舗までお邪魔できる機会が少ないのですが、それでもここ数年ずっとオンラインストアだけはチェックしていまして。まさに一目惚れしたテキスタイルのエッグバッグの登場で、思わずポチッと。

ミナ ペルホネンは1995年創立。今年で創立30周年を迎えられました。（おめでとうございます…！）

今季購入したエッグバッグを紹介させてください。

購入したのは、“swing garden”という名前の付いたテキスタイルのエッグバッグ。カラー展開は、ivory／green／blackの3色で、私はblackを選びました。

“swing garden”には、「満開の花々が、葉や花びらが触れ合うほどぎゅっと身を寄せながら風に揺れています。自然の風景のように、花々が重なる刺繍表現は、職人の技術と経験によるもの。緻密に描かれたデザインと、刺繍の意匠が融合した華やかな図案です。」という言葉が添えられていて…、お洋服よりは布の面積は小さいけれど、こういう小物一つにも、ミナ ペルホネンのデザインの美しさと、それを刺繍テキスタイルに仕上げる職人さん達の匠の技がまざまざと表現されていてウットリ見惚れてしまうほど。

ミナ ペルホネンのレースや刺繍のテキスタイル作りを担っているのは、1960年創立の、神奈川県愛甲郡にある、神奈川レース(株)。「人の優しさが込められている刺繍に仕上げたい」と話される、神奈川レース(株)の職人さんの言葉がそのままに、テキスタイルに息づいているような気がします…！

コーデュロイの生地に、繊細な刺繍が施されています。皆川さんの手描きの線、刺繍での再現度の高さに驚かされます…！

15年以上前から少しずつ買い足して来たエッグバッグ。テキスタイルそのものを愛でるためなので、普段の自分の服装に取り入れるのがなかなか難しく…。いつも眺めるだけです…。ほぼ刺繍のテキスタイルばかりですが、プリント生地のhana haneだけは特別に思い入れが。刺繍、プリント、織り…、どの技法も職人さん達の知恵と工夫が詰まっています。

ミナ ペルホネン公式HPでは、Columnの中の”creation of mina perhonen”という項目で、レー ス工場、プリント工場、織物工場と、織り上がったテキスタイルに起毛など最終加工を施す整理工場での制作風景が撮影された動画も視聴出来ました。ミナ ペルホネンの今季（2025－26aw）が好き過ぎて、もうしばらくオンラインストアを眺めることになりそうです。

⋆⸜ᵀᴴᴬᴺᴷ ᵞᴼᵁ⸝⋆ LEE100人隊 ／ はな