「シイタケを育てよう」WSに親子で参加！＠開園60周年のこどもの国／神奈川

（※他の参加者が写り込まないことを条件に、写真撮影の許可を頂いております。ありがとうございます…！）

春の訪れを感じ始めた3月のこと（投稿までタイムラグがあり申し訳ないです…）。神奈川県横浜市にある「こどもの国」で開催されたワークショップ「シイタケを育てよう 2025」に、次男・末っ娘・私…の3人で参加して来ました。主宰は、自然と人をつなぐ活動に取り組まれている「みどりのボランティア」さん。今回は、シイタケ栽培の中でも昔ながらの「原木栽培」に挑戦しよう、というもの。（シイタケの栽培方法は、原木栽培の他に「菌床栽培」があるようです。）ドリルで原木に穴を開け、種駒（シイタケの菌）を打ち込むという貴重な体験をさせてもらいました。

イベント告知は、こどもの国の公式X（旧Twitter）にて。事前予約制です。場所は児童センター奥。受付で料金を支払います。

開催場所に到着すると、原木がたくさん積まれていました！今回は次男（11歳）・末っ娘（8歳）の分を事前に申し込んでいたので原木は2本分！

開催場所近くにはこんなオブジェも。

早速、栽培するための原木（コナラ）を配布されます。この太さですが、かなり重いので、実際に持ってみると重さに驚きます。まずは穴あけの準備。原木の切り口にチョークで十字に線を入れた後、その延長で側面に4本の線を引いて行きます。線上に8～10cm間隔で7～9箇所、チョークで印を書きます。

印を書いたところに、ドリルで穴をあけて行きます。

チョークでつけた全部の印にドリルで穴をあけた後は、この穴に種駒を金鎚で打ち込んで行きます。

表面が平らになるように打ち込み、全部の穴が種駒で塞がれば完成！この後は、持ち帰って家で育てることになります。

せっかくこどもの国に来たので、ワークショップの後は、牧場にも行きました！

この牧場では仔牛を含め50頭前後の乳牛が飼育されているそうです。種類は白と黒のホルスタイン種や、薄い茶褐色のジャージー種の2種類で、1頭の乳牛から1日平均24kg（！）の生乳が搾られるのだとか。

種駒打ち体験の後は、原木をこどもの国入口まで運んで預かってくれるサービスが！帰りにしっかり受け取って、自宅のベランダへ。ワークショップの最後に、「シイタケ栽培のポイント」と書かれた説明書きを配布してくださり、そこには「根気良く育てましょう」と…！通常、2夏経過した後の秋（今回の場合、2026年秋）以降に、上手く行けばシイタケが発生し始めるのだとか…！

↑写真は5月のもの。「仮伏せ」期間です。湿度を保ち、シイタケ菌を原木に活着させるための「仮伏せ」。雨の当たる場所で、地面に原木を乗せる枕木を用意し、横倒しにして置いておきます。この期間は「濡れ過ぎ」でちょうど良いのだそう！（枕木は夫が購入。その後もわりと夫が面倒を見てくれています…）

今は「本伏せ」期間。「仮伏せ」で活着させてシイタケ菌を原木全体に活着させるため、「本伏せ」期間は少し乾いた環境が適しており、排水が良くて＆風通し・雨透かしの良い場所を選んで壁などに立て掛けて管理するのが◎だそうです。

今回打ち込んだ種駒が、無事に原木内に菌を広げてくれて、上手く行ったとして、収穫できるのは来年の秋以降とのこと…、気の長い話に思えますが、だからこそ、その一歩を親子で踏み出せたのは何より嬉しい時間でした。原木の様子を毎日見守りながら、森の恵みと季節の巡りを、これからゆっくり味わって行きたいと思います…！

こどもの国は公式HPや公式Xで、子ども向けのワークショップ情報やイベント情報などの最新情報を発信されていますので、気になる方はぜひチェックしてみてくださいね◎

⋆⸜ᵀᴴᴬᴺᴷ ᵞᴼᵁ⸝⋆ LEE100人隊 ／ はな