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日本銀行本店の見学ツアーに参加&貨幣博物館へ!/東京

  • TB はな

2025.03.30

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Main Building of the Bank of Japan’s Head Office

要予約&無料!

日本銀行本店見学ツアーに参加しました!

冬休みの或る日。(春休みじゃないですよ、冬休みのおでかけです…。投稿までタイムラグがあり申し訳ありません…)日本銀行本店の見学ツアーに長男(中2)・次男(小5)と3人で参加して来ました。対象年齢は小学校5年生以上のため、残念ながら末っ娘(小2)はテレワークの夫と家でお留守番。完全事前予約制で、見学希望日の90日前から24時間いつでも公式HPからweb予約できます。見学日は月~金曜日の平日のみ。予約時間枠は1日4回、9:30~10:30/11:00~12:00/13:45~14:45/15:15~16:15。そんな訳で小中学校の長期休みは絶好の見学チャンスなのです。日本銀行本店のすぐ隣が日本銀行金融研究所「貨幣博物館」なので、本店の見学ツアーと貨幣博物館を両方ハシゴするのもオススメです。

日本銀行本店の見学ツアー 要予約 LEE100人隊 TB はな おでかけ おでかけ部
正面障壁はドリス式の角形付注が並んでいます。アーチの頂に配された青銅製の双獅子頭のモチーフは、工部美術学校を卒業した彫刻家・菊地鋳太郎(1859ー1944)が手がけたものだそうです。

本館西門前(見学者用入口)で見学受付を済ませると、早速本店の中庭に入ることが出来ます!「ここ、撮影スポットとして人気なんですよ~。ツアーが始まるまでたくさん撮ってもらって大丈夫です!」と案内があったので、バシバシ撮りまくりました(笑)。日本銀行本店の本館にあたる建物です。日本人建築家による最初の国家的近代建築であり、欧米の銀行建築を学んだ辰野金吾氏によって古典主義様式で設計、明治29(1896)年に竣工されたようです。

日本銀行本店の見学ツアー 日本銀行本店旧館中庭の写真1 LEE100人隊 TB はな おでかけ部 社会科見学
壮麗な様式美にウットリ…。

1階中庭をぐるりと囲む回廊の柱および2・3階を貫く柱はいずれも1本石の北木石(花崗岩)で出来ているとのこと。

日本銀行本店の見学ツアー 日本銀行本店旧館中庭の写真2 LEE100人隊 TB はな おでかけ部 社会科見学
日本銀行本店の見学ツアー 中庭の写真3

↓2階・3階はコリント式の柱が、1階はドリス式の柱が採用されています。

次段より、いよいよ見学ツアー開始です!

【Part.1】

ビデオ視聴

まずは5分間のビデオを視聴します。まず日本銀行が設立されたいきさつについて。明治10(1877)年に勃発した西南戦争の戦費を賄うために政府が大量の紙幣を発行した結果、ハイパーインフレを引き起こすことに。大蔵卿(現在の財務大臣)に就任した松方正義は、不換紙幣の整理を図るため、正貨兌換(だかん)の銀行券を発行する中央銀行の創立を提唱、明治15(1882)年6月に日本銀行条例が制定され、同年10月10日に日本銀行が業務を開始したそうです。

次に、日本銀行の役割について学びます。お金の価値を安定させること、金利をコントロールして物価の安定化を図ったり、各種金融政策や決定会合、景気動向の分析や調査、日銀短観を発表しています。銀行の銀行であり、政府の銀行でもあります。国民からの税金を預かったり、公共事業への支払いや、公務員への給与支払いなど国のお金を管理しています。1日に100兆円(!!)を超える決済が日銀ネットワークシステムで行われているそうです!

【Part.2】

本館2階へ

ビデオルームを出て、まずは本館の2階へ。2階の廊下の両サイドには、歴代日銀総裁の肖像画がズラリ!!吉原重俊初代総裁から三重野康26代総裁の肖像画まで。明治15(1882)年開業時の日本銀行は5局13課、わずか55名の組織。(今は約4,600名いるそうです!)初代総裁は吉原重俊氏。日本橋箱崎町(現在の日本橋箱崎町)にあった北海道開拓使物産売捌所の建物を本店として開業したとのこと。2代目総裁冨田鐵之助氏は公定歩合制度の確立や外国為替の整備に尽力。

明治23(1890)年9月には旧金座跡地に日本銀行の新店舗を着工、以来7年の歳月をかけて明治29(1896)年2月に現在の日本銀行本店本館の建物が竣工。建築設計を指揮したのは工部大学校造家学科(現東京大学工学部)教授の辰野金吾氏です。3代目総裁川田小一郎氏の時に本店が移転することに。

4代目総裁・岩崎彌之助氏は岩崎彌太郎氏の16歳離れた弟で、ともに三菱財閥の基礎を築き、総裁就任直後に金本位制が採用。為替専門銀行の横浜正金銀行との協調関係確立にも尽力したそうです。

他、7代目総裁の高橋是清氏が唯一お札(五十円券)の肖像になった総裁であること、16代総裁・澁澤敬三氏は澁澤榮一氏の孫にあたることと・その肖像画は戦中戦後の東京大空襲・焼け野原と朝焼けをバックに描かれていること、26代総裁の三重野康氏を最後に肖像画を描かれるのはおしまいに。以降、今の32代総裁植田和男氏までは写真の展示となっているとのこと。

肖像画の並んだ赤絨毯の廊下を抜けると、展示室へ。日本銀行開業当時の営業免状や大型秤量(しょうりょう)器、業務の始業・就業を伝える拍子木(ひょうしぎ)などが展示されていました。日本銀行の本館は辰野金吾氏によって設計されたものですが、2・3号館は長野宇平治(ながのうへいじ)博士(辰野氏の弟子の一人)の設計のものだそうです。1号館は今はなく、新館が建っており、現行業務はほとんど新館で行われているのだとか。



【Part.3】

地下金庫の見学へ

2階の展示室を後にし、水圧式荷物用エレベーターに乗って地下へ!辰野金吾氏はベルギー国立銀行やイングランド銀行をはじめとした欧米の銀行をいくつも視察したそうです。当時はまだ一般的ではなかったシャッターやエレベーターなども先駆的に取り入れられています。まずは新館のB1階へ。写真NGなので写真がないのですが、床がスケルトン!!日銀本館は石壁と石積み煉瓦造りの二重構造で、下に厚さ2.6mのコンクリート礎盤が敷かれた構造になっており、その下へ補強コンクリートと免震装置(鋼板+ゴム板を積み重ねた積層ゴム)を挟み込んで免震化!本館の重さにして75,000トンを支えていることになります。

そして本館の地下金庫へ!関東大震災の被災なく創建当時の姿を残しているそうです。2004年まで使われていた金庫の扉が3つ。1個目はアメリカ製の扉で重さ15トン、扉枠10トン。本館部分は関東大震災の火災で焼失していますが、地下は火災の影響がなく明治時代のままだそうです。2個目の扉はイギリス製、3個目の扉は日本製とのこと。金庫の総面積は1,426㎡!!

 ↓1億円が40包入ったコンテナが全部で25台あります…!!(置いてあるものは全部レプリカだそうです)

ちゃんとフォトプロップスも用意されていました!

お札の自動鑑査機の展示も。

レプリカの金塊と貨幣袋。

壁面の煉瓦には、耐水性を高めるための白色の釉薬が採用されているそうです。

【Part.4】

フォトスポットで記念撮影!

フォトスポットが色々用意されており、見学者へのウェルカムモードをものすごく感じました♡フラッシュ有で撮影すると絵柄が浮かんで撮れるスポットや…、

昨年7月の新紙幣になったばかり。富嶽三十六景に因んだフォトスポットも!

「1億円を持ってみる」コーナー。

顔はめお札パネルもしっかり新紙幣!

これだけたくさんフォトスポットが用意されているのが嬉しいですね。

【Part.5】

地下金庫室の展示物

辰野金吾氏設計の日本銀行本店本館の俯瞰写真。石造りの建物の軸線中央に銅板葺きのドームがのっています。

新紙幣の肖像画となったお三方についての解説も!

日本が世界に誇る、高い偽造防止技術。3Dホログラムをお札に取り入れるのは世界初なのだそうです…!

【Part.6】

本館1階

地下金庫を出て1階へ。中庭正面の中央ドームの下が正面玄関で、その先が客溜(きゃくだまり)と呼ばれる、銀行窓口に面する客用広間です。2階まで吹き抜けの空間になっていて、ガラス天井。この日はお天気もよく自然光が程良く入っていました。

客溜は左右2箇所あります。

ギローシュ(組紐飾り)やアカンサス唐草模様などの古典主義様式の装飾が美しい空間。

↓こちらは、当時の本店の執務風景が再現されたコーナー。見学記念スタンプコーナーも!

これにて見学ツアーは終了・解散です!!この後、すぐ隣になる貨幣博物館にも立ち寄りました。

Currency Museum again

再訪!貨幣博物館

ここからは貨幣博物館についてです!長男(中2)は初訪問、次男(小5)は2度目の訪問となります。開館時間は9:30~16:30(但し入館は16:00まで)、休館日は月曜日。予約不要!そして入館無料!!土日祝日も開館しているのが有り難いですね。

ちょうど企画展「描かれた江戸の商人─販促ツールと商いの秘訣─」が開催されていました。(※現在この企画展は終了しています)

企画展は全エリア撮影NGのため、文章だけで失礼致しますが…。引札(広告)や「お金持ちへの道」なる「出世双六」、江戸・大坂の長者番付リスト、両替屋の看板や店舗を持たない商人の世界、「立派な商人になるために 知識と心得」、大見世・呉服屋のイメージ戦略や戯作者と商売、式亭三馬のドラッグストア、山東京伝の店舗と京屋、実用的な販促グッズ、富山の売薬版画、浮世絵師・松浦守美氏のこと、金物屋の広告、繰り返された広告のフォーマット、暖簾の店名などの部分だけ異なる団扇(うちわ)絵、浄瑠璃町繁花之図、虎屋伊織、魚切手を魚料理に交換する様子、仙女香の多様な宣伝ツールや、ガイドブックで人気だったお土産屋さん、絵草紙屋、絵双六に描かれた名産品の数々など…、江戸時代に使われた広告・宣伝・販売促進ツールがこれでもか!とあらゆるジャンルで展示されていましたよ。

さて、企画展のエリアを出ると、フォトスポットも!↓こちらはフラッシュ撮影前。

↓フラッシュ撮影後はこんな絵柄に!

↓またまたフォトプロップスを持って記念撮影!

最近、江戸時代に生きた人々って天才ばっかりじゃないか…!?と思い始めています。長らく鎖国で外国との交易もほぼなかった時代、サステナビリティと創意工夫で明るく楽しく生きた江戸時代の人々の暮らしぶりに、現代社会を生きるヒントがたくさんあるのではないでしょうか…!?

日本銀行は公式HPにて「バーチャル見学ツアー」も公開中です。また、貨幣博物館は公式HPにて「おうちミュージアム」という名のおうちでも楽しめるコンテンツが各種用意されていますので、ご興味ある方はそちらもぜひチェックしてみてくださいね。

⋆⸜ᵀᴴᴬᴺᴷ ᵞᴼᵁ⸝⋆ LEE100人隊 / はな

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主婦 / 神奈川県 / LEE100人隊トップブロガー

41歳/夫・息子(13歳・11歳)・娘(8歳)/手づくり部・料理部・美容部/大雑把な山羊座のO型。好きなものは器、アメリカンヴィンテージ、宝塚歌劇、マンガ、ミナペルホネン、オールドマンズテーラー、GU、ユニクロ、無印良品など。ファッション・インテリア・お料理などLEEで勉強中。両実家とも遠方で3人の子育てに日々奮闘。コロナ禍を抜けてからは工場見学や社会科見学、博物館や科学館、美術館巡りにハマっています。ドタバタと過ぎて行く日々の中でも「今」を大切に、小さな幸せを拾い集めながら成長して行きたいです。

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