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クルミッ子の工場見学&クルミッ子づくり体験“クルミッ子つくるっ子!”に参加@クルミッ子ファクトリー/横浜

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2025.06.10 更新日:2025.07.22

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Kurumicco Factory the shop@ Yokohama Hammerhead

クルミッ子のファクトリーショップ@横浜ハンマーヘッド

クルミッ子の工場見学とワークショップ「クルミッ子つくるっ子」!

神奈川のお土産と言えば…、誰もが思い浮かべるのが「クルミッ子」。ほろ苦いキャラメルと香ばしいくるみ、そしてしっとりとしたバター生地が三位一体となったお菓子は、贈るたびに「コレ大好き!」「美味しかった!」と喜ばれる、まさに不動の人気を誇る逸品です。最近では百貨店での販売に購入制限が設けられるほどで、「お一人様2個まで」の文字を見かけても、気付けば午前中には完売…という光景も今や日常のひとコマ。

そんな「クルミッ子」の製造工程を間近で見学することができ、自分だけの「クルミッ子」を作る体験もできちゃう、夢のような場所が、横浜ハンマーヘッド内にある“Kurumicco Factory(クルミッ子ファクトリー)”です。可愛らしいリスくんのキャラクターでお馴染みの鎌倉紅谷が手がける体験型施設で、大人も子どもも楽しめる工場見学やワークショップが開催されています。

今回はそんなクルミッ子ファクトリーでの工場見学、そして実際にクルミッ子を手作りするワークショップ「クルミッ子つくるっ子!」に参加して来ました。工場見学の実施時間帯は11:00~18:00で予約ナシでOK。16:00以降は清掃業務は仕込み業務を実施しているそうです。スタッフさんによる案内などはなく、製造工程の案内マップを受け取って、マップを見ながら自由に見学できます。

普段はなかなか見ることのできないお菓子作りの裏側、そして自分で作る“世界に一つだけのクルミッ子”の魅力をレポしたいと思います。

【Part.1】Factory tour

美味しさの秘密を発見!?

クルミッ子ライブファクトリーをガラス越しに見学!

ガラス越しクルミッ子の製造工程を自由に見学できるクルミッ子ライブファクトリーは子どもだけじゃなく大人も楽しめる、ワクワクする仕掛けや工夫がたくさん詰まっていました!製造工程を順番に紹介させてください。

【1】キャラメル作り

見学スタートからいきなりクライマックス級の光景が目の前に…!大きな鍋の中で、スタッフさんがグルグルと木べらを動かして、濃厚でトロリとしたキャラメルがゆっくりと姿を現します。クルミッ子の美味しさの肝を握っているのが、このキャラメル作りなのだとか。火を止めるタイミングや生クリームの分量、混ぜ具合、焦がし具合、その日の気温や湿度によって微妙な調整をしながら秒単位で管理して仕上がりを見極めているそうです。

【2】キャラメルのし

スタッフさんの素早い手捌きに思わず心の中で歓声を上げたくなるのが、「キャラメルのし」の工程です。キャラメルが熱いうちにトレーにクルミを混ぜ込んでキレイに平らにしないと製品に隙間が出来てしまうとのこと…、手早く均一にキャラメルが伸ばされて行く職人技は、機械化出来ない大切な工程の一つ。

クルミッ子ファクトリーでの「キャラメルのし」工程
プルンとした質感や表面の照り、ホカホカの熱気まで伝わって来るようでした…!

【3】生地のし・仕上げ

キャラメルのしの隣では、生地を天板に敷いていく「生地のし」の工程を見学できます。キャラメルだけじゃなく、上下を挟むクッキー生地も手仕事に満ちています。ここでも職人技の粋が凝縮!伸ばした生地を天板にのせ、さらにキャラメルシートをのせ、再び生地をかぶせ、余分な場所をカットし、仕上げに牛乳を薄く塗り、空気を抜くための穴を空けて行きます。

【4】焼成・運搬

大きなオーブンに入ると、辺りには香ばしさがフワッと広がります。「クルミッ子運ぶくん」という自動運搬機械で、焼き上がったホールクルミッ子を保管庫まで運んでいるそうです。

【5】カット・個包装

1枚の大きなホールクルミッ子を135個の通常サイズにカット。超音波カッターでリズミカルにカットされたクルミッ子はベルトコンベアで包装機まで運ばれて行きます。次々に自動で包装されて行く流れも見応えたっぷり!

クルミッ子ファクトリーの「カット」工程
ここで発生した切れ端(ミミ)は、クルミミカップとして販売されたり、「切れ端」として販売されていて、これが大人気なのです…!
カットされたクルミッ子がベルトコンベアで運ばれる様子
ピッタリとフィルムに包まれて、お馴染みの姿でベルトコンベアで運ばれて行きます。

箱に詰められるその瞬間まで見届けられる、贅沢な見学体験でした!

包装済のクルミッ子がベルトコンベアで箱詰めまで運ばれて行く様子

【Part.2】Workshop

事前予約制!クラフトマンシップを感じる、ミニホールサイズのクルミッ子作りに挑戦!

ワークショップ「クルミッ子つくるっ子!」に親子で参加しました

横浜ハンマーヘッド内にあるクルミッ子ファクトリーでは、ミニホールサイズのクルミッ子作りを体験できるワークショップ「クルミッ子つくるっ子!」が開催されています。時間は11:30~13:00/14:30~16:00。毎月開催で、参加は事前抽選制。公式HPで開催日を確認できます。鎌倉紅谷のオンラインショップからワークショップの参加権の抽選に応募します。当選すればワークショップに参加できる仕組みで、対象年齢は小学生以上。また、未就学児童は入室できません。参加費は一人あたり3,850円(税込、クルミッ子ファクトリーの場合、2025年6月現在)。作ったクルミッ子ミニホールサイズを持ち帰ることが出来る他に、リスくんバンダナとドリンク、デザートが付いて来ます!!

あの香ばしいクッキーと、とろけるキャラメルやゴロッとしたクルミがギュッと詰まったクルミッ子を自分の手で作れる貴重な機会。子どもも大人も真剣かつ夢中になれる最高の時間でした。

【1】キャラメル作り

まずは受付後、手洗い・消毒をしっかりと済ませ、茶色のエプロンと帽子を装着します。その後、早速ワークショップのスタート。まずは、あらかじめ良い感じに調合されたキャラメルに、ゴロゴロのクルミを惜しみなくたっぷり混ぜ合わせます。工場作業の追体験をしているようで、ここから既に楽しい…!!

クルミッ子つくるっ子でのクルミッ子作りワークショップでの一コマ。キャラメルとクルミを混ぜ合わせる工程。
麺台のすぐ右には、あらかじめミニホールサイズの型に焼成済みのクッキー生地が。

【2】キャラメルをのせる

続いては、キャラメル+クルミの餡をスプーンで掬って、クッキー生地の上にトロリとのせて行きます。

クルミッ子つくるっ子!ワークショップ体験。キャラメルとクルミの餡をクッキー生地にのせているところ。

【3】生地をのばす

キャラメル+クルミの餡を型の中に流した後は、上にかぶせるクッキー生地を麺棒で伸ばします。クッキー生地は事前に用意されていて、均一に伸ばして行きます。伸ばした生地を型の上にかぶせて、ギュッと型の外枠に生地を押しつけることでカット出来ます。

クルミッ子つくるっ子!ワークショップ体験。生地を伸ばす工程。

仕上げに、ローラーに牛乳を染み込ませて、生地に塗り込みます。こうすることで焼き上がった時にツヤが出るそうです。最後にフォークで穴を空けて、後は焼成にお任せ、仕上がりは焼き上がってからのお楽しみ!

クルミッ子つくるっ子!ワークショップ体験の様子。生地に牛乳を塗布している様子。


【Part.3】dessert time

焼成中、クルミッ子の焼きたての切り落としを頂く。

焼成中は、クルミッ子の切れ端でデザートタイム!クルミッ子の切れ端を求めて開店前に行列が出来るほどの大人気商品なのです。ワークショップ終了後、完成したクルミッ子引き渡しまでは約30分。

クルミッ子つくるっ子に付いて来る、クルミッ子の切り落とし。

作業がひと通り終わって、ホッとひと息。

クルミッ子の切り落としをデザートに出してもらえる。
クルミッ子の切り落としを食べているところ

【Part.4】Kurumicco Factory the Café

The Factory’s クルミッ子パフェ

デザートタイムが終わった後は、まだ焼成に時間がかかるため、クルミッ子ファクトリーカフェでイートイン。

クルミッ子デニッシュ、あんこ入りの写真。ガラスドームに入っている。
クルミッ子デニッシュあんこ入り
リスくんデザインの呼び出しベル
呼び出しベルにまでリスくんが♡

念願の、「The Factory’s クルミッ子パフェ」をオーダーして、娘とシェアしながら食べました♡ 以前から気になっていて、ようやく、ようやくです…!!“The Factory’s”とあるように、Kurumicco Factory the café限定メニューです!!パフェグラスの中には、塩キャラメルアイスとミルクアイス、クルミ、チョコレートムース、コーヒージュレ、そしてクルミッ子。

The Factory’s クルミッ子パフェと、アイスキャラメルラテが並んだ写真
娘はアイスティー+ミルク、私はアイスキャラメルラテもオーダー。キャラメルラテには、クルミッ子に使われるキャラメルソースがかかっています!

自家製キャラメルアイスは、甘さ控えめでビターな余韻が大人な味。クルミッ子のキャラメル部分と繋がって、口の中でとろけ合う感じが堪りません…!食べ進めると出て来るナッツのプラリネが香ばしく、食感も楽しい。全体的に甘さはほど良く抑えられていて、最後まで食べ飽きることなくペロッと完食!

The Factory’s クルミッ子パフェ、寄りの写真。

イートイン中に、自分だけのオリジナルの「クルミッ子」が焼き上がりました!

【Part.5】

漂うスペシャル感…!

焼き上がったクルミッ子はオリジナルのブック型ボックスに

「クルミッ子つくるっ子!」ワークショップで、自分で作ったクルミッ子が焼き上がると、なんと物語の1ページのような特別仕様のブック型ボックスに入れて渡してもらえるんです!ただのパッケージではありません…!まるで大切な秘密をしまう宝箱のような雰囲気で…、表紙にはクラシカルなロゴとリスくんの繊細な箔押しが施されていて、一見すると本棚にそっと並べたくなるような佇まい。

重厚感たっぷりで、まるで18~19世紀のヨーロッパの装飾本。
開くと中には温かみのある神素材のクッションに包まれた、世界に一つだけの「MYクルミッ子」。

自分達で作ったクルミッ子が、こんなにも丁寧に、そして心を込めた装丁で包まれるなんて…!と食べる前から感激してしまいました。もちろん、ミニホールサイズのクルミッ子は、本家クルミッ子の切り落としに味も見た目もソックリ…!

皆川明さん×安藤雅信さんコラボのお皿に、クルミッ子をのせた写真。
端っこのクッキー生地の香ばしさが、やっぱり最高!

工場見学で感じたクラフトマンシップの息遣い、自分の手で作ることで一層愛着が増したクルミッ子つくるっ子!ワークショップ、そしてthe Factory caféで味わった限定パフェ…。どの瞬間も、ただのお菓子を超えた「体験」として心に強く残りました。

昨年鎌倉紅谷さんは創業70周年という節目を迎えられ(おめでとうございます!)、ピエール・エルメ・パリとのコラボや優雅なアフタヌーンティーの提供、さらには海外展開や新工場の建設計画などなど、ますます進化を続けるクルミッ子の世界。その根底にあるのは、どこまでも丁寧で、どこまでも人の温もりを大切にする、あの「ひと口」なんだなぁ…と改めて思います。鎌倉紅谷さんは、公式Instagramでも「クルミッ子つくるっ子!」ワークショップの開催日や抽選申込期間、新商品やカフェの季節限定メニューなど最新情報を発信されていますので、気になる方はぜひチェックしてみてください◎

⋆⸜ᵀᴴᴬᴺᴷ ᵞᴼᵁ⸝⋆ LEE100人隊 / はな

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TB - はな

会社員 / 神奈川県 / LEE100人隊トップブロガー

42歳/夫・息子(14歳・12歳)・娘(9歳)/手づくり部・料理部・美容部/大雑把な山羊座のO型。好きなものは器、アメリカンヴィンテージ、宝塚歌劇、マンガ、ミナ ペルホネン、オールドマンズテーラー、GU、ユニクロ、無印良品など。ファッション・インテリア・お料理などLEEで勉強中。両実家とも遠方で3人の子育てに日々奮闘。17年間専業主婦→パートを経てフルタイムで働き始めました。ドタバタと過ぎて行く日々の中でも「今」を大切に、小さな幸せを拾い集めながら成長して行きたいです。

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