愛川ソーラーパーク＆宮ヶ瀬ダム観光放流へ！親子で社会科見学／神奈川

城山発電所の見学ツアーに参加した記事（↓）の続きです。

神奈川県営の発電所つながりで…、城山発電所の見学ツアーに参加した後は、同じ「次世代エネルギーパーク」に指定されている、宮ヶ瀬ダムの観光放流と太陽光発電の愛川ソーラーパークを見学して来ました。3カ所とも全て、同じ神奈川県相模原市内にあります。

宮ヶ瀬ダムは以前も観光放流を目当てに何度か訪れていますが、神奈川県民にとっての重要な水がめの一つ。水を有効利用して自然環境にやさしい再生可能エネルギーを作り出すための重要な役割を果たしています。平成12（2000）年12月完成。首都圏最大級の重力式コンクリートダムで、相模川の主流・中津川を堰き止めており、堤高は156m！堤体コンクリート量は200万㎥で、横浜のランドマークタワーの容積とほぼ同じ、国内の重力式コンクリートダムの中で最大だそうです。

観光放流が行われる日は、4～11月の間の、毎週水曜日／第2・第4金曜日／第2日曜日。なんと土日に行われるのは月1回だけ、それも4～11月の間だけという、なかなかのハードルの高さです。

放流は、1日に2回。11:00～／14:00～の6分間です！放流日、特に日曜日は駐車場の列が凄いことになりますので、お時間に余裕を持っておでかけください。

ウェルカムボードもあります！

「観光放流を行います」のアナウンスが流れ、待ちに待った放流の瞬間！1秒間に30㎡もの水量が6分間、中津川に放流されます！！今回は最初からダム直下の橋の上で眺めました。

「涼しい～～～！」と子ども達。すごい水圧と水しぶきなので、最初から水着（ラッシュガード）を着ている人や、レインコートや傘を持つなど用意周到な人達がたくさんいました。

今回はよく晴れた日の放流で、何度も虹が出現！

宮ヶ瀬ダムの観光放流を観終わった後は、すぐ近くの愛川ソーラーパークを見学に行きました。

宮ヶ瀬ダムから車で少し走ると、「愛川ソーラーパーク」に到着しました。無料で自由に見学ができます◎

県営としては初めてのメガソーラー施設で、横浜スタジアム約2.5個分（！！）の広大な敷地に、太陽光パネルが約8,000枚並んでいる様子は壮観！

最大出力1,896kW。ヘアドライヤーで髪の毛を乾かすのに必要な電力が1kWなので、ものすごい量の電力ですよね…！！一般家庭の約520軒分の1年分の電気を賄えるそうです。

この公園の維持費用が年間約1,200万円かかっているそうですが、ここで発電した電気は、「再生可能エネルギーの固定価格買取制度」により、全量売電を行っているとのこと。このソーラーパークでは年間8,000～9,000万円の売上げで、充分経済的には成り立っているのだとか…！！

↓真ん中に小さなパネルがひょっこり顔を出しているのが見えますね。これは愛川ソーラーパークのシンボルで、通称「クルパネ君」。

ソーラーパネルの傾斜角度は10°。周りに草がたくさん生えているので、羊を飼っており、運が良ければ草を食べる羊が見られるかも知れないそうです…！

ちなみに、電気自動車用急速充電器が設置してあり、無料で使用できるそうです…！

外周約900mの遊歩道もあります！5月にはツツジの花が咲くそうですよ。

再訪の宮ヶ瀬ダムと、初訪問の愛川ソーラーパーク。どちらも「自然の力」を体感できる、親子で楽しめるおでかけ先でした。加えて、すぐ近くには、ソフトクリームや動物とのふれあいが楽しめる「服部牧場」や、予約不要でパンの工場見学ができる「オギノパン」もあります！（以前投稿した過去記事は以下の通りです↓）

ダムの観光放流の迫力、ソーラーパークの静けさ、牧場ののんびり感、工場見学のワクワク感…、すべてを組み合わせれば、子どもも大人も大満足の1日コースにもなりそうですね♩

また、(財)かながわ水・エネルギーサービスさんによる、参加無料のバスツアー、令和7年度『水・自然エネルギー体験バスツアー』参加者募集中だそうです。気になる方は(財)かながわ水・エネルギーサービスさんの公式HPをチェックしてみてくださいね◎（※回し者ではありません）

⋆⸜ᵀᴴᴬᴺᴷ ᵞᴼᵁ⸝⋆ LEE100人隊 ／ はな