前回↓からの続きです。
以下はあくまでも”息子の視点から私が考えたこと”です。偏った考えもあるかと思いますので、そこはさらっとスルーしていただければ幸いです!
学校の意味がわからない…。
小3に進級してから荒れた状態が続いている息子。
学校の外に出れば瞬時に表情が和らぐさまを見ていると、どうしても二次障害の不安が募ります。
そんなリスクを負ってまで通わせる必要はあるの?
そもそも学校ってなんだっけ?
息子の視点から眺めてみると、確かに学校って不合理だと感じることが多い気がする~。
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もちろん学校は社会性を身につける上で重要な役割を担っています。私自身も多くのことを学んできた大切な場だし、それ自体を否定する気はまったくありません。
でももしかしたら。
場合によっては一人ひとりの個性や能力、時には心すらも削り取っている可能性もあるのかも…。
そんなことをぐるぐると考えていました。
「普通」の呪縛って案外怖い。
そんな中手に取ったのはこちらの本。
『「普通がいい」という病』です。序文p.5~6、p.205~「第9講 小径を行く~マイノリティを生きる~」は特に刺さる! 子どもの特性の有無にかかわらず一読の価値があるように感じました。
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私感ですが、日本は同調圧力が強いように思います。
和を大切にする精神は素晴らしいけれど、息苦しさを感じることもしばしば。一長一短だとは思いますが「人は人、自分は自分」という考え方に憧れたりもします。
基本的には和を重んじるタイプの私ですらこうなんだから、息子にしてみたらなおさらだろうなぁ。
日本の学校教育にも少なからず同調圧力があるような。
大部分の子どもは特に違和感をおぼえず「学校とはこういうもの」と捉えていくのだろうけど(私もそうでした)、よく考えてみたらちょっと変かも?
同調圧力について考えてみた。
例えば、物語文を読ませて「あなたはどう感じましたか?」と先生が子どもに問う。国語の授業では定番の流れですよね。
感じ方は人それぞれ、そこにいい/悪いはないはずなのに、自然と”期待されている答え”を返してしまう不思議。
最近は変わってきたと思いますが、昔は期待外れな回答に対して否定するケースも少なくなかったような。
でも、個人の感じ方に対して正解/不正解なんてある?
#6で「息子を”普通”に寄せることに違和感をおぼえた」と書いたのもまさにこのケース。保育園の先生が読んだ絵本に対して、息子だけみんなと違う感想を口にしたことを伝えられたんです。
先生が息子の言葉に違和感を抱いたのは理解できます。
でも息子の話を聞けばそこには彼なりの思考があるのだし、”こうあるべき”に寄せるために物の見方や考え方までどうこう言われたくない…。そんなの自分の意見が言えなくなっちゃうじゃん!
もちろん倫理に反することなら別ですが
考え始めるとますますよく分からなくなる〜。
どうにかなるものでもないし、モヤっと感は強まるし、あれこれ考えないのが得策ですかね。。
「ギフテッド」について学んでみる。
「ギフテッド(Gifted)」という言葉、最近は広く知られるようになってきましたよね。明確な基準がなく判断が難しいそうですが、WISC検査結果から息子も若干近いものがあるのかな…と感じています。
(発達凸凹が併存するギフテッド2Eの方です。)
少しでも参考になればと思い、最近は「ギフテッド」について細々と勉強しています。
話題本、『ギフテッドの光と影』は読みごたえがありました。共感ポイントも多く、今後起こり得るリスクについて知ることができたのもよかったです。
『才能はみだしっ子の育て方』は国内外いろいろなケースが紹介されているのが興味深い。
『ギフテッドの個性を知り、伸ばす方法』はヒントとなる部分も多い!分かりやすくておすすめです。
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ギフテッドの話はさておき、教育の分野でも多様性を重視する動きが進むといいなぁ。一朝一夕にはできないだろうけど、そう願わずにはいられません。
息子がぶつかる壁は成長するにつれてどんどん増えていくはず。手探りではありますが、この先も息子の気持ちに寄り添ってベターな道を模索していきたいと思います。
いつもながら支離滅裂、しかもボヤき混じりの文章ですみません。思いが溢れて自分でも何を書いてるのかよく分からなくなってきました…。恥
もしここまでお読みくださった方がいらっしゃったら、心から感謝を申し上げたい…!いるのかな
長文にお付き合いいただきありがとうございました◎
ツナ
主婦 / 長野県 /
44歳/夫・息子(8歳)/手づくり部・料理部・美容部/生まれ育った東海圏を離れ、自然豊かな信州でゆるりと暮らしています。カフェや雑貨屋めぐり、読書が大好き。手作りや文章を書くことにも興味があります。にぎやかすぎる息子中心のドタバタな毎日を、笑顔で心穏やかに過ごせるよう奮闘中!服も暮らしもシンプル好みですが、ノスタルジックで温かみのある東欧・中欧の雑貨には目がありません。
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ツナ