「美しい色の数々を四季とともに」
飛鳥新社の日本の~シリーズより、今回は見ているだけでも美しく癒される、伝統色にまつわる一冊をご紹介。
日本には元々、千種類以上の伝統色があるらしく、その中から今回は四季をテーマにした160色が、可愛いらしい水彩画?とともに、「由来、食べ物、生き物、風物詩、文学」など、実に様々な実例とともに紹介されています。
例えば、春から1つあげるとして、鶯色のページであれば、鶯餅やタラの芽などが鶯色として紹介され、それについての説明が書かれています。
160色もあるので、それはそれは初めて聞く色の名前がたくさんで、読んでいてすごく面白いし、何よりその感性にうならされます。「新橋色」なんてよく考えるなーとか、クリスマスツリーや、バレンタインデーを表す色とか。読みながら何度なるほど~と心の中で思ったことか!繰り返し読んでも飽きない情報量も嬉しい限りなのです。
歴史も学べて子どもにもオススメ♪
どの色にもそれぞれの時代背景がありますが、特に歴史上で最も豊かな色彩感覚をもっていたのが、平安時代の貴族だそうです。四季の変化に敏感で歌を詠むことが教養とされた時代だからだとか。
特に小学校で習う清少納言の枕草子にも、ファッションのお話し?(笑)が登場しているそうで、それにはビックリ!現代で言うキラキラ女子なんだとか!こういったお話し、学校で習った覚えがないので、親子で改めて調べ直したりしています。結構楽しいです♪
また元祖トレンドカラーとか、風水てきなオススメ寝具カラーとか、歌舞伎の歴史なんかも出てきます。ザ、勉強本を読むよりも読みやすく、豊富な雑学、教養が身に付くのではないかなと思うので、子どもに与えるのにもオススメです♪
ファッションのヒントもたくさん得られる日本の伝統色。これからも読み深めたいと思います☆
TB - mie
カフェ店員・体操講師 / 東京都 / LEE100人隊トップブロガー
37歳/夫、娘(15歳)、息子(10歳)/手づくり部・料理部・美容部/155㎝。ファッション、美容、運動、食やボランティア活動、学校のPTA活動など分野にとらわれずアクティブに動いてることが大好きです。過去の仕事ではダンス、着付け、お花のブーケ作りも。環境に配慮したアイテム探しも趣味です。笑顔溢れる日々を……♡
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