「たくさんのふしぎ」 福音館
自然や環境、人間の生活・歴史・文化から数学・哲学まで
身の回りのあらゆるふしぎについて
子ども向けにわかりやすく
掘り下げて書かれている小学生向けの月刊誌です。
「宇宙の果てはどうなっているの?」
「風はどこからやってくるの?」
第一線で活躍する研究者や専門家が
世界にあふれるふしぎを
写真や絵、言葉にして伝えてくれます。
好奇心のかたまりの子どもにとっては
毎日がふしぎなことでいっぱい!
内容は難しいものもありますが
子ども自身で考えることができるよう
わかりやすく書かれているので
薄い冊子ながら読み応えがある本なのです。
大人が読んでも充実の内容◎
娘の心を掴んだのは
「カブトムシの音がきこえる 土の中の11か月」
この夏、カブトムシを育てていた我が家。
(現在進行形で幼虫も育てています)
私も夫もカブトムシを育てたことがないため
この夏は毎日の生存確認と餌やり
そして卵が産まれているかどうかのチェックと
はじめてのことに悪戦苦闘していました。
卵を産むかどうか心配していた矢先、
娘はちょうど雌のお尻から
卵が出てくる瞬間を目撃し大興奮!(私も見たかった!)
この本には知りたかったこと、知らなかったこと、
カブトムシの幼虫の生態について
絵と共に詳しく書かれており
家族全員で熟読し共通認識を深めることができた
まさに虫好きのための教科書と言える本でした◎
「病院の子どもたち」
病気になり病院で生活する子どもたちの日常と
主に長期入院などの子どもや
その家族の心理面でのサポートをする
チャイルド・ライフ・スペシャリストの藤井さんが
小児脳腫瘍の患者である総太郎くんが
どうしたら11歳の誕生日を楽しく過ごせるか。
白血病を治療する小学4年生の亮介くんが
元気をなくした理由。など
それぞれが抱える悩みに自分にできることはあるかと考え
それを言葉や行動にしてそっと寄り添っていくお話です。
温かな視点と簡潔な文章で綴られているため
娘は自分の知らない世界で過ごす子どもたちの様子を知り
読みやすさも手伝ってか何度も読み返していました。
何冊の本を読もうとも実体験に勝るものはないと思いつつ
本に触れることで
はじめて知る世界から感じることも
大切にしたいと思う今日この頃です。
子どもの興味の芽をふくらませるのに素晴らしい本です。
・ちいさなかがくのとも(3〜4〜5才向け)
・かがくのとも(5〜6才向け)
・たくさんのふしぎ(小学3年生から)
puketti
40歳/夫・娘(8歳)/手づくり部・美容部/シンプルなもの、上品なもの、特に器やインテリアが好きです。日々の小さなしあわせを大切に暮らしています。
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puketti