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暮らし発見

たくさんのふしぎ ふしぎの国へようこそ

  • puketti

2020.10.31

  • 4

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「たくさんのふしぎ」 福音館

自然や環境、人間の生活・歴史・文化から数学・哲学まで

身の回りのあらゆるふしぎについて

子ども向けにわかりやすく

掘り下げて書かれている小学生向けの月刊誌です。

「宇宙の果てはどうなっているの?」

「風はどこからやってくるの?」

第一線で活躍する研究者や専門家が

世界にあふれるふしぎを

写真や絵、言葉にして伝えてくれます。

好奇心のかたまりの子どもにとっては

毎日がふしぎなことでいっぱい!

内容は難しいものもありますが

子ども自身で考えることができるよう

わかりやすく書かれているので

薄い冊子ながら読み応えがある本なのです。

 

大人が読んでも充実の内容◎

娘の心を掴んだのは

「カブトムシの音がきこえる 土の中の11か月」

この夏、カブトムシを育てていた我が家。

(現在進行形で幼虫も育てています)

私も夫もカブトムシを育てたことがないため

この夏は毎日の生存確認と餌やり

そして卵が産まれているかどうかのチェックと

はじめてのことに悪戦苦闘していました。

卵を産むかどうか心配していた矢先、

娘はちょうど雌のお尻から

卵が出てくる瞬間を目撃し大興奮!(私も見たかった!)

この本には知りたかったこと、知らなかったこと、

カブトムシの幼虫の生態について

絵と共に詳しく書かれており

家族全員で熟読し共通認識を深めることができた

まさに虫好きのための教科書と言える本でした◎

「病院の子どもたち」

病気になり病院で生活する子どもたちの日常と

主に長期入院などの子どもや

その家族の心理面でのサポートをする

チャイルド・ライフ・スペシャリストの藤井さんが

小児脳腫瘍の患者である総太郎くんが

どうしたら11歳の誕生日を楽しく過ごせるか。

白血病を治療する小学4年生の亮介くんが

元気をなくした理由。など

それぞれが抱える悩みに自分にできることはあるかと考え

それを言葉や行動にしてそっと寄り添っていくお話です。

温かな視点と簡潔な文章で綴られているため

娘は自分の知らない世界で過ごす子どもたちの様子を知り

読みやすさも手伝ってか何度も読み返していました。

 

何冊の本を読もうとも実体験に勝るものはないと思いつつ

本に触れることで

はじめて知る世界から感じることも

大切にしたいと思う今日この頃です。

子どもの興味の芽をふくらませるのに素晴らしい本です。

 

・ちいさなかがくのとも(3〜4〜5才向け)

・かがくのとも(5〜6才向け)

・たくさんのふしぎ(小学3年生から)

 

 

puketti

40歳/夫・娘(8歳)/手づくり部・美容部/シンプルなもの、上品なもの、特に器やインテリアが好きです。日々の小さなしあわせを大切に暮らしています。

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