暮らし発見

文月は願い事とこの絵本

  • ORI

2020.07.11

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7月7日は七夕でしたね!今月は文月(ふみづき)です。


その他に七夕月(たなばたづき)と呼ばれていたり、
稲の穂が実る月ということから穂含月(ほふみづき)と呼ばれていたり。
その他も色々な呼び方が。

諸説ありますが、
書道の上達を短冊に書くいて祈るという七夕という行事から、
文を広げて晒すという意味の文被月(ふみひらきづき)と呼ばれていたのが
文月の語源とも言われています。

書をする身としては色々と書きたくなる季節。

今年の七夕の日は記憶に残る日に。
これまで書以外でのご縁でお世話になっていた方々と
オンラインで繋がってもらい一緒に書を楽しむ時間を共有させて頂きました。
場所は離れているけれど、ぐんと気持ちは近くなって。
このような経験、本当に幸せでした。

短冊は幼い頃から毎年書いています。
思い返してみると、実家で暮らしていた頃は毎年大きな笹に母と飾り付けをして。
一人暮らしをしてもどこかのお店やイベントで書いていました。
息子が生まれてからはより一層この行事を大切にしている気がします。

今年も七夕の日、息子たちが幼稚園や学校から帰って短冊を書く時間を。
五色の短冊と歌いますが、それぞれに意味があって。

夢は緑に書こうと五色プラス一色。


その意味を考えながら願い事を書くと願いが色々と挙げられて楽しいです。
この色にはこの願い事を、と息子たちと話しながら整理していくと、
これからの未来をどうやって過ごそうかとか、こんな風に生きていけたらいいねとか、
沢山の話ができました。

笹に結んだり、今年は黒板に書いた笹に貼ったり。
紫と赤は長男、あとは次男の短冊。


長男は古代生物の博士になりたい、字が綺麗になりたいと。
妖怪博士は一旦考え中らしく。
次男は色々な動物の博士。
あと、幼稚園での教会でのお話に影響を受けてか「あいしてるです」と。

その夜はこちらの絵本。「おごだでませんように」

お母さんや先生に怒られてばかりの男の子の感情が描写されている七夕の季節のお話。
母親として、本当に深く考えさせられる絵本です。
絵本を読みながら、また、あとがきを読む度、涙が溢れてきます。
また泣いてるー!と息子たちに言われるのですが、長男も赤い目になるんです。
ぐっとくるのだそう。今月は毎日読んでいます。
怒ってばかりの自分に反省しつつ。(でもすぐまた怒るけど。)
胸が熱くなる絵本です。

この絵本から、願いは叶うとか、信じる心とか、気持ちは伝わるとか。
そういったものを感じてほしいと思います。

息子たちの行動について自分に余裕がある時は笑っているのに
自分に余裕がない時には怒ってしまって。
怒った後は自分を責める時もあったり。

特に今の世の中は核家族な上、自粛の日々で。
自分以外に息子たちをみてくれる人も怒ってくれる人もいなかった3か月。
考えてみたら、なかなか大変な状況だったと。
まだまだ大変な状況は続きそうで。
息子たちもそして親も自由には外に行けず、逃げ場がなかった。
私は幸い色々な方々に支えてもらいながら、
また色々な繋がりを感じながら暮らしていますが、
自分の幼い頃に育った様な、地域社会みんなで子育てができる環境が
多くの地域にあったらなと考えます。
友達ともよく話しますが、みんなで子育てをしたいよね、と。

2020年の七夕。自粛の日々を経験し、また災害の悲しみに、
今年の願い事の季節はこれまでとは違ったのものになったのではないでしょうか。
日常の大切さや幸せ。感謝することも書きました。
今後どんな生き方を選択していくべきだろうかと、深く考える機会にもなって。

先日、長男の小学校に行くと雑巾掛けが素晴らしいんですよ!と
他のクラスの先生が私に伝えてくださって。
掃除がきちんとできているんだと嬉しかったです。(家ではめちゃくちゃ。)
そんな長男は海でも雑巾掛けを…それを真似する次男。
車の中は砂だらけで大変だけど、こういう日常がありがたいんだなとしみじみ。

願いや夢をいつも心に進んでいきたいですね!

ORI

37歳/夫・息子(7歳・4歳)/手作り部・料理部・美容部/兵庫で生まれ育ち、東京生活を経て、現在子育てに全力の日々です。暮らしの中にちりばめられた小さな幸せと今という時間を大切に過ごしています。いつまでも夢を持ち続け、正しく強く優しい心を持って生きていきたいです!Instagram:@shiori.mt.8

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